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らっぱ亭@RappaTei

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2024年03月28日(木)8 tweetssource

3月28日

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らっぱ亭@RappaTei

「グレイ・ゴースト -追憶-」(Gray Ghost: A Reminiscence)
1924年のハロウィンの夜、僕達は墓場へやってきた。墓守の爺さんが南北戦争の英雄キャプテン・ジョンを年に一度呼び起こす夜なのだ。夢と現実が交錯する懐かしのタルサを舞台としたラファティの自伝的要素の濃いマジックリアリズムな佳品。

posted at 00:30:37

3月28日

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らっぱ亭@RappaTei

「おお、ご機嫌な二枚ばね舌よ!」(Oh Happy Double-jointed tongues!)
軍人のホラ話。住人12人の辺境の村に11人のバンドが誕生したいきさつ。弾丸を互いのケツに撃ち込んで谷向こうと会話する話、素敵な象のエマおばさんが鼻先で綴る手紙。大蒜をたべると全身にコミックの発疹がでる奥さんの話。

posted at 00:26:51

3月28日

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らっぱ亭@RappaTei

「燃えさかる家鴨とでっかい麺麭」(Flaming Ducks and Giant Bread)
ヴァレリーの目前に血まみれの巨大な肉塊が落ちてきて、空からは燃えさかるアヒルが雨あられと降ってくる。歴史からこぼれ落ちた謎の数年間を探求する不純粋科学研究所の面々に、具現化するシュールな光景。

posted at 00:14:14

3月28日

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らっぱ亭@RappaTei

「世界で最も忘れられゆく物語」(The Most Forgettable Story in the World)
完全なる世界に安住する人びとと機械たちの中で、何か不十分なもの、忘れ去られたものについて討議する一握りの住人たち。3ページの掌編からくみ取れるラファティのユートピア観は『パストマスター』とも通底するようだ。

posted at 00:11:27

3月28日

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らっぱ亭@RappaTei

「ローヤル・リコリス 」(Royal Licorice)
老馬の引く古ぼけた薬売りのワゴンで若返りの秘薬を売る老人。廃馬寸前の元名競走馬、元600勝投手の老人、老いたる美人女優、引退した元大統領。経験と老練した叡智をもって若返り、再び各々の世界に返り咲いた彼らの活躍は目覚ましいものだったのだが…。

posted at 00:08:56

3月28日

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らっぱ亭@RappaTei

「日曜版の記事から」(Magazine Section)
ジョンは新聞の日曜版に胡散臭い記事を載せるライターだ。雁の群を率いる空飛ぶ魔物や大凧の村の人々が死期を悟って赴く天上の墓場、総て顔面が削り取られている聖クリストファーの彫像の謎、クローンを悪用して3倍の稼ぎを得る方法などおなじみの法螺話。

posted at 00:04:46

2024年03月27日(水)17 tweetssource

3月27日

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「誰が牛を飼おうと知ったこっちゃないね 」(I Don't Care Who Keeps the Cows)
人類はいかにして賢くなったのか? 脳をステロイドで増量したかさぶた族。首のカプラで知識を受信する首飾り族。脳をワゴンに積んだ赤い小さなワゴンの民。比類なき進歩の陰には、いんちき医者や山師どもの暗躍が…。

posted at 23:56:32

3月27日

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らっぱ亭@RappaTei

「九十九番目の小部屋 」(The Ninety-Ninth Cubicle)
シンプソンの貸しビルに入った店舗はムード屋さん。99の小部屋を様々な色合いの光を封じ込めた微細なグリセリン粒子で満たしありとあらゆるムードを創り出す。いずれも安全なひとときの娯楽だったが、99番目の小部屋は本当に危険な代物だった…。

posted at 23:48:31

3月27日

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「スモーと根源たる粘土塊(つちくれ)」(Smoe and the Implicit Clay)
未踏の惑星に人類が到達した時、いつも必ず先に来ているのは何者? この謎に取り組んだのは大佐とドナーズ、そしてわれらがエピクトだったが、みえないインディアンたちとバッファローの群れに翻弄される。

posted at 23:42:26

3月27日

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「マタゴルダ奇譚」(Tongues of the Matagorda)
メキシコ湾のマタゴルダで飢餓と干魃にあえぐ5人の男たちが語りあう、ラファティの面目躍如たる法螺話の数々。ローマ帝国の皇太子がなんで黒人なのか? 悪魔の妹と結婚したインディアンが代償に得たものは? 動物に変身する部族の悲喜劇などなど。

posted at 23:40:07

3月27日

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「らんぐ・だんぐ・かるーふ」(Rangle Dang Kaloof)
ささいなことからノームを怒らせたフラハティは、心臓の血管にみえない小さな縄の輪をくくりつけられた。毎晩、ノームは眠りにつく時の夢と現のあわいに現れてきりきりと心臓を締め付ける。困り果てたフラハティは高名な医師に相談したのだが…。

posted at 23:37:55

3月27日

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「肥沃な山の上の襲撃」(Assault on Fat Mountain)
1784年テネシーに反体制派の擁立したフランクリン州が発展した自由連合が北米を統治する歴史改変もの。肥沃なアパラチアを舞台に描かれる豊穣な世界は「田園の女王」とも通底し、ラファティが夢見るもうひとつのあらまほしきアメリカの姿なのかも。

posted at 23:32:10

3月27日

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「マルシリアV」(Marsilia V)
珍しくもラファティの戦争もので、トリッキーな展開が楽しめる南洋ジャングル小説。行軍中に珍しい生物をみつけると夢中になって観察を始める、ちょっと浮き世離れした大尉の小隊は、日本軍にぐるりと包囲された。そして大尉の発した命令は予想もできないものだった…。

posted at 23:23:06

3月27日

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「泡がはじける時」(Bubbles When They Burst)
『イースターワインに到着』に登場する亡霊、セシル・コーンが命を落とすこととなったエピソード。テレパシーは送信と同時に受信され、この原理をうまく応用すれば光速を越えて遠くの星まで到達できるのだ。実験は成功にみえたが、大きな落とし穴が…。

posted at 23:16:14

3月27日

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「みんな空洞」(All Hollow Though You Be)
大貯水池をたった2分間ですっかり空っぽにしたのは何者? 牧草地に巨大な穴を次々と穿っていくのは誰? そして不純粋科学研究所のバラ園のど真ん中に地底から現れたのは! いままさに明らかとなる空洞地球の実態に、所員たちはいかに立ち向かうのか?

posted at 23:10:49

3月27日

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「絶滅危惧種」(Endangered Species)
絶滅危惧種保護局のエースたるスカンポ夫妻に与えられた任務は、最早30匹?足らずしか残ってないスポーケルスパックの保護だった。どんな生物なのか見当もつかぬまま仕事に入ったふたりだったが…。さて、意外なスポーケルスパックの正体と、その繁殖法とは??

posted at 23:01:28

3月27日

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「腸卜」(Haruspex)
侵略者との情報戦で惑星政府は絶大なる自信があった。何重ものバリアを破って情報を盗み取るのは不可能だからだ。ところが敵のとった手段は腸卜。内臓には世界の総てが記されあらゆる事柄や未来が判るのだ。やつらは拉致した精神病者の内臓から惑星側の重大情報を読みとって…。

posted at 22:55:29

3月27日

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「ドーグ」(Dorg)
いまや全世界は深刻な食糧危機に瀕し新たな家畜の出現が待望されていた。そして岩や土を餌として瞬く間に肥え太る多産な新種の動物ドーグが発見されたのだが、大量の滋養溢れる食肉の供給で世界の危機は回避されるのか? そしてラスコー洞窟の動物画と古代の新種出現の秘密とは?

posted at 22:42:19

3月27日

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「この予兆たる掻痒」(This Boding Itch)
ある朝突然に、世界中の人たちの手のひらが痒くなった。この、”手掌掻痒症候群”の解決に乗り出したのが世界保健執行管理機構で、薬剤による焼灼にて強制的に治療を進めていったが、実はこの現象は人類の新たな進化への予兆だった…。

posted at 22:34:49

3月27日

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らっぱ亭@RappaTei

「満漢絶席」(Oh, Those Trepidatious Eyes!)
ウィンチルシー氏のレストランでは月に一度食通たちの晩餐会が開かれる。毎回手を尽くして珍味を提供してきた氏だったが、偶然に素晴らしい食材を入手する。それは三匹のドラゴンでその尻尾は最高の美味であり、すぐに再生される無限の食材だったが…。

posted at 22:32:22

3月27日

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らっぱ亭@RappaTei

儲からなくていいから、ラファティ短篇集出してくれないかなあ。8割くらいは翻訳済みなのだ。ラファティの満漢全席って感じで、いろいろ取り揃えていますよー。以下、目次案。
満漢絶席
この予兆たる掻痒
ドーグ
腸卜
絶滅危惧種
みんな空洞
泡がはじける時
マルシリアV
肥沃な山の上の襲撃

Retweeted by らっぱ亭

retweeted at 14:04:02

3月27日

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らっぱ亭@RappaTei

@shotichin あ、これは日本の作品(長編)ですね。語り手の「おれ」が実は複数の話者であることがトリックの要となっている作品でした。あと、海外作ではミステリではありませんが、「ぼくたち」を一人称複数として複数の少年たちが話者となるリョサ『子犬たち』ってのも。

posted at 13:44:32

2024年03月26日(火)2 tweetssource

2024年03月25日(月)9 tweetssource

3月25日

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らっぱ亭@RappaTei

らんぐ・だんぐ・かるーふ
マタゴルダ奇譚
スモーと根源たる粘土塊
九十九番目の小部屋
誰が牛を飼おうと知ったこっちゃないね
日曜版の記事から
ローヤル・リコリス
世界で最も忘れられゆく物語
燃えさかる家鴨とでっかい麺麭
おお、ご機嫌な二枚ばね舌よ!
グレイ・ゴースト -追憶-

posted at 22:54:19

3月25日

@RappaTei

らっぱ亭@RappaTei

儲からなくていいから、ラファティ短篇集出してくれないかなあ。8割くらいは翻訳済みなのだ。ラファティの満漢全席って感じで、いろいろ取り揃えていますよー。以下、目次案。
満漢絶席
この予兆たる掻痒
ドーグ
腸卜
絶滅危惧種
みんな空洞
泡がはじける時
マルシリアV
肥沃な山の上の襲撃

posted at 22:53:16

3月25日

@RappaTei

らっぱ亭@RappaTei

生活費は本業で稼いで、金にならない趣味(翻訳とか)をやろうと思っていたら、本業が忙しすぎてどうにもならなくなったなあ。(しかも、たいして稼いでもないし…。)

posted at 22:42:47

3月25日

@RappaTei

らっぱ亭@RappaTei

SFMのウォルドロップ追悼短篇"Mary Margaret Road-Grader"を推すぞ。ポスト・アポカリプスなアメリカは再びインディアンが勢力を盛り返したマッドマックスな世界。馬をトラクターに乗り換えての力比べに興じる男達の祭りにひとりの女が乗り込んできたのがすべての変革の始まりだった...。

posted at 22:26:39

2024年03月24日(日)18 tweetssource

3月24日

@propara

Problem Paradise@propara

海外SF短篇読書会、4月例会は28日(日)13:00から。課題作品は懐かしいBob Shawの"Light of Other Days"です。会員を常時募集しておりますので、参加希望の方はこのツイートにリプライを。

Retweeted by らっぱ亭

retweeted at 22:14:14

3月24日

@RappaTei

らっぱ亭@RappaTei

しかし『ダールグレン』読んでるけど、すっかり忘れ果てて内容を説明できないので、読書会で「読んでます」と言い出せなかった…。

posted at 17:56:29

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

読書会でLibrary of America.にディレイニーは入ってないのかという話題になり、American Science Fiction: Four Classic Novels 1968-1969というアンソロに『ノヴァ』収録とのこと。同時収録はジョアンナ・ラス、ヴァンス、そしてラファティ『パストマスター』!
www.amazon.co.jp/dp/B07M6D2FVT

posted at 16:41:57

3月24日

@RappaTei

らっぱ亭@RappaTei

ディレイニーは読書会向きの作品だったなあ。SF短篇読書会、次回はボブ・ショウ、その次はブラッドベリ。

posted at 16:06:27

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

しかし、「やおい」とか「腐女子」という単語が飛び交う「然り、そしてゴモラ」読書会w 時代が追いついたので、今読むと難解じゃなくて広く共感をよぶ作品なのかも。(←言い過ぎ)

posted at 16:03:21

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

「然り、そしてゴモラ」しかし、なんで「然り」なのかと思ってたら、エピグラフで「ソドムは滅びたるや?」に続く「然り、そしてゴモラ」だったのね。(Was Sodom destroyed? Was Aye, and Gomorrah)

posted at 15:55:38

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

@u_ki666 ソーニャ・ドーマン「ぼくがミス・ダウであったとき」で語り手の性別が変化するのが浅倉訳で「ぼく」と「わたし」を絶妙に使い分けていて凄いと思ったのですが、原書で読んだらぜんぶ「I」でしたw

posted at 13:11:23

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

@u_ki666 二次性徴が未成熟なこどもを選んで処置しているので、あまり肉体的な性自認がはっきりしていない状態だと思うんですよね。まあ、少年でも「おれ」は使うんでおかしくはないのでしょうが、読者としては「おれ」は少し男性性が強く出てしまうのでは、と気になったのです。

posted at 13:02:54

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

「然り、そしてゴモラ」語り手の一人称は「おれ」だが、どうなんだろうか。肉体的にはアセクシャルだが、性自認としては男性なので、これでもいいのか。難しいところだなあ。英語で読んでから、翻訳を読んだときに、少し違和感が。

posted at 12:51:20

3月24日

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らっぱ亭@RappaTei

『危険なヴィジョン』で最も危ういものが危険さそのものであり、扱われた性倒錯やタブーやカニバリズムの衝撃が経年とともに薄れてしまった今こそ、収録された作品の素晴らしさに圧倒されるのかもなあ。然り、そしてゴモラ。

posted at 11:25:11

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