@USAGI_koTENGU 初めまして。
posted at 21:55:07
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Stats | Twitter歴 2,619日(2017/01/27より) |
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@USAGI_koTENGU 初めまして。
posted at 21:55:07
@USAGI_koTENGU @kimyonasekai 『真夜中の檻』のこと?
posted at 21:53:17
紙芝居の靑年がひいて來た車の輪に蟬がないてゐる深い綠の森のなか 中野嘉一『秩序』
posted at 21:39:04
暑い日射しを針のやうに運ぶ褐色の小さい蝶蝶 夾竹桃の花 中野嘉一『秩序』
posted at 21:35:21
現象学的社会学のピーター・バーガー死去。 https://twitter.com/ss_seikosato/status/880324265391804416…
posted at 21:32:17
葉裏をみせてそよぐ樹木 秋風らしい風の感覺を誰も記憶してゐる 中野嘉一『秩序』
posted at 21:25:02
精神の荒廃であつたか 夢をあつめる
西洋皿の上に悲しみを殘す 中野嘉一『秩序』
posted at 21:20:53
雲を交換する 三色スミレの花が石垣の上にこぼれて來てしかたがない 中野嘉一『秩序』
posted at 21:14:19
脱走囚の見えない衣服 並木の道を走る 街に 空に 厚切りの雲がかゝる 中野嘉一『秩序』
posted at 21:09:27
風のまゝ わたしは白い旗となつて 空(そら)へ すべてを まかせた 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 16:46:28
旗を振り ふり 敗北の わたしの相(かたち)へ さつと白い線を
引き去つて 冬 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 16:43:40
何處へつゞくともわからぬ雲の上から、わたしはつねに、血を咯く小鳥の羽搏きを開いてゐる。 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 16:39:34
目にみえぬ圖書館の重さであるか。わたしの歩を妨げる肉體の中の書物。 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 16:29:27
そのちつちやな
あなたの二つの
靴のさきに
纖い哀歡の
銀が散ります 上田穆『街の放射線』
posted at 16:20:43
蒼い顔して
煙草ばつかり吹かしてる──
コリユームの莖の透けるやうな官能 上田穆『街の放射線』
posted at 16:16:57
おしやべりは
蓄音器が引受けてしまつたし
奥さんは
欠伸をお嚙みしめになる 上田穆『街の放射線』
posted at 16:11:53
直線、曲線
バネがなびくよ
足が
頭が
みんな空を向き
みんな手を振り 上田穆『街の放射線』
posted at 16:06:13
ダンス靴に
ひそかにオナニスムをやつてゐる
トレモロ
トレモロ
媚藥の撒布 上田穆『街の放射線』
posted at 16:04:06
一つの確かな實在が踊る
醉ひ心地
窓枠もなく
華美なアラベスク
上田穆『街の放射線』
posted at 15:48:11
落葉の散らばる舗石の上に
人の足と 機構の網と
からんで搖れる 上田穆『街の放射線』
posted at 15:44:43
@kunjisoma @naohikoKITAHARA 『ブレイブ 勇敢なる者「Mr.トルネード~気象学で世界を救った男~」』というタイトルで2016年10月から深夜何度か放送されていました。『辞書になった男』は2014年の放送か。中辞典サイズの辞書ってまともに作ってるのかなと思って、番組見ていないですね。本を覗いてみます。
posted at 15:19:57
@kunjisoma @naohikoKITAHARA 書評?そうなんですね。この著者が制作したフジタについての番組をなぜか偶然何度も見てしまったので、よくある頭脳流出だなと思っていました。それと、長崎の原爆が皮肉なことにアメリカ国民を救うことになったんだという思いでした。
posted at 11:21:29
@kunjisoma @naohikoKITAHARA 長崎出身で、長崎原爆調査で知った被害の拡がりと、トルネードの被害の拡がりの類似性に気付いて、ダウンバースト理論を作った人でしたっけ?元々は気象学の素人だったから日本で認められず、アメリカへ渡り、竜巻発生のメカニズムの理論を完成させて、竜巻発生予測を可能にしたんですよね。
posted at 01:33:06
書物の上の毀れた空 〈道〉は氷河となつて 肉體の空地へ流れてくる。 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 01:15:48
二十年 年輪の中に 咽喉をひそめ 空雷をひそめ わたしは一本の枯れ木であつた。 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 01:10:26
本箱のなかで 私の衣装が骨牌のやうに竝んでゐる すつかり私の皮膚の装釘で。 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 01:03:07
樹々の梢の上を わたしの爪先が歩いてゐる。しきりに神々の前額を蹴つて。 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 00:56:33
梢の上に わたしの筆がある
青空の
ひと色に染まりながら
草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 00:52:59
何もみえない 聞こえない のに わたしの影にゆれてゐる樹々の梢 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 00:50:21
ペンを持つ手が 鶏になつて 終日 空しい嘆聲をあげ わたしの痣を喙む 草飼稔『喪(かな)しみの詩片』
posted at 00:46:52
棒杭の鈍い光 地面には秘かに祈禱する人の影が黑くしみついてゐる 中野嘉一『秩序』
posted at 23:03:36
しつとりとした白さ 帽子の日覆のやうな墓地 日が昏れてゐる 中野嘉一『秩序』
posted at 23:00:15
うす明るい海ぎし 最も美しい庭園 落葉のあひだの鶺鴒 海草の間の寝台にねむる 中野嘉一『秩序』
posted at 22:56:46
月桂樹の花ばかり 少量の葱の葉 宗教的な雲の形 少年の帽子のなかに容りこむ 中野嘉一『秩序』
posted at 22:52:41
この腱は切れてゐる 外科医は星の點畫を見ながら言つた 中野嘉一『秩序』
posted at 22:49:38
一枚の手巾(はんかち)のなかに蜜蜂飼育所のしづかにうるはしく曇つてゐる日の風景を感じる 中野嘉一『秩序』
posted at 22:02:45
らぐびいの選手が隠れた 龜の甲羅の下に大きな水車が廻る 中野嘉一『秩序』
posted at 21:56:32
つゝじの花叢の内で雀がないた 與へられた体積の雀である 中野嘉一『秩序』
posted at 21:53:49
畑なかの靑きひかりの葉にゆれて、てんたうむしが眼にわづらはし。 児山敬一『動かれる靑ぞら』
posted at 05:06:24
夏だたみ、いのちは悲し 蜘蛛の子の 生きむらがりて走ろふ見れば。 児山敬一『動かれる靑ぞら』
posted at 05:02:21
縁さきの木馬ぬれをり、ひえびえと 塗りの落ちたる片眼を見張り。 児山敬一『動かれる靑ぞら』
posted at 04:59:17
いま蓮池(はすいけ)となつてゆくことの、夏となるわびしさ。 児山敬一『動かれる靑ぞら』
posted at 04:56:41
軌道は無邪氣に平行四邊形を装ほひ──
車輪の隋力が
ぎくり ぎくりと辷る
上田穆『街の放射線』
posted at 04:46:09
無限連續の循環に手を擱く
手のしびれ─
夜陰の花のひそかな媚體 上田穆『街の放射線』
posted at 04:37:12
をどつてる
たはむれてゐる
舞ふてゐる
つながゆれてる
つなわたりです 上田穆『街の放射線』
posted at 04:31:10
めかして
すまして
春風に乗つて
露出して
甘へて
恥骨の自動磨滅作用 上田穆『街の放射線』
posted at 04:26:35
食欲直線──
性欲直線──
がらくたの生命の馬車を
きしらせてゐる 上田穆『街の放射線』
posted at 04:23:43
湖水ノ瑪瑙ノヤウナ斜視 稍々疲弊シタ肉體ノ部分ニ霞ガカカル 中野嘉一『秩序』
posted at 04:17:02
孔雀ノヰル墓地昼深クナリ私ハネクタイノ文學的ナ意味ヲ知ル 中野嘉一『秩序』
posted at 04:13:05
樹木ノ前午前ノ雲ハ船體トシテ截ラレル丘ヲ登ル犬ハ追ハレル 中野嘉一『秩序』
posted at 04:09:57
シヅカナル天体ニ昇リ行キ人人ハ鋼鐵(ハガネ)ノ腕トOLYMPICノ旗ヲ飾ル 中野嘉一『秩序』
posted at 04:03:22
類人猿ハ帽子ヲ被ツテ蟹釣ニ出タ海辺ノ空ニハ火星ガ赤ク光ツテヰタ 中野嘉一『秩序』
posted at 03:59:30