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» @cat_fujimian
「我々凡人は、天才たちが食べたパンの屑を拾うだけなのかもしれない」と、ご主人はつぶやいていた。でも、天才たちは、私たちを高めてくれるわ。もしも、天才たちが私たちを仕込んでくれなかったら、ご主人は今日あるような思考力を持つに至らなかったわ。パン屑でもパンの味はわかるわ。 posted at 01:52:45
「生活のほとんどを注いでひとつの技術を作ったとき、自分の人生を充実したように思い込むが、世間は玩具の一つをもらったように思うだけだ」と、ご主人はつぶやいていた。今日(きょう)のご主人は、ひどく落ち込んでいるわね。 posted at 08:39:06
「『あなたの力をセールスしなければ他人にはあなたの力はわからない。黙っていても他人はわかってくれるというのは自惚れだ』、なるほど一理あるが、一理にすぎない。存在感を醸さない力は贋物だ」と、ご主人は言っていた。でも、ご主人は、意外に、他人に「なめられ」他人を「のせる」のが上手なのw posted at 13:11:20
「『私』として考える事を『我々』と称して責任を稀釈化するとか、『我々』として行う事を『私』と称して我物化する様なヤツは、才発に見えても見得を切った俗物にすぎない。そういうヤツを観ると目茶々々叩きたくなる」と、ご主人は言っていた。あら、ご主人が若い頃はそういうヤツだったそうねw。 posted at 12:38:07
「男と女の間には、性質に関して、一般に云われている程の大きな違いがあると私は思っていない。私は中性的な性質を好む傾向が強いのかもしれないが、私が女性を好きになるのは、彼らが女性であるからではなくて男性ではないからである」と、ご主人は言っていた。広隆寺の弥勒菩薩像がご主人の好み。 posted at 11:40:57
「(事業・芸術・学問・宗教で名を遺した人々を観ていて、)強い性質は、自分自身の事を考えていない。しかし、自身のやっている事を信じて悔やんでいない。『只管打坐』(よそ見しないで一心に坐禅する事)、なかなか難しい」と、ご主人はつぶやいていた。自身の煩悩を凝視するのも強さだわ。 posted at 01:19:45
「年齢が40才を越えたら一秒ごとに年老いてゆくという事実を意識的に噛み締めるべきだろう。私は一日に86,400回朽ちている事になる」と、ご主人はつぶやいていた。ご主人、恋に落ちそうになったら、相手の女性も一秒ごとに朽ちていると想えばいいのよ。仏教には「不浄観」という智慧もあるわ。 posted at 02:24:11
「あなたが悧巧かどうかは論点ではない。私が着目するのは、あなたの志だけだ。抱負(意向)、一途さ、勤勉が、いずれ才を作る。40才になれば、それが顕われる。顔、眼、そして文体にそれは刻まれている」と、ご主人は言っていた。ご主人は自身の顔を大嫌い。書物を読みすぎた疲労感の漂う顔ねw。 posted at 10:35:04
「『男は口惜しき際(きは)の人だに[ 卑しい身分の者でも ]、心をたかうこそつかふなれ』(源氏物語)、常にそうありたいなあ」と、ご主人はつぶやいていた。志を抱いて仕事するいっぽうで、普段の生活の中で、17才の青年の話を、そして90歳の老人の話を、まじめに聴ける様になれば一人前ね。 posted at 00:27:40
「私は他人の恋愛話を聞くのが好きじゃないし、自身の恋愛話を語るのも好きじゃない。恋愛話には潤色が混ざる。一途な恋だと騒いでも、『時の流れ』の力には何らの抗力もない。それは、やがて結晶作用として美しい思い出の中に朧に浮かぶ他ない。思い出に黙って浸ればいい」と、ご主人は言っていた。 posted at 10:52:26
「嫌な事に直面して不安を覚えるならば、その不安を抱かないためには事態を眺めないようにするのも対応策の一つだが、一番の適策は、『それをよく眺める(凝視する)事だ』」と、ご主人は言っていた。実存するものに対する恐れよりも、想像しているものに対する怖れのほうが強いのは確かね。 posted at 14:41:01
「言い損ねた悪口は見苦しい。論破するつもりなら、正面切って相手の眉間を割るべきだ。陰(かげ)にて譏(そし)るべきではない。陰で言うのであれば、褒めるべし」と、ご主人は言っていた。ご主人は批評を多く綴るけれど、個人を狙った非難はしないわ。常に集合(性質)を狙い撃ちしているの。 posted at 21:58:22
「世の中には伝染病のように危険な人物がいる。相手は魅惑的な謎だが、気づいた時には、相手の『毒』がこっちに感染している。天才と称された人物たちがそうである。私の様な凡人が気づいた時には、巨大な蜂に刺されて痿痺した毛虫の態だ」。幽景を眺めて一礼して通り去れないのがご主人の性質ねw。 posted at 10:54:30
「『社交の秘訣は、真実を語らないということではない。真実を語ることによってさえも、相手を怒らせないようにすることの技術である』(萩原朔太郎)。私は、たびたび、相手を怒らせて来た。時には、相手が怒るのを愉快に眺めていた。相手がどういう事に対して怒るかを観れば相手の本意が知れる」。 posted at 09:28:10
「相手が赤の他人であっても、相手のために一途に奉仕している人の顔は美しい。自身の悧巧さを見せようとか、相手から見返りを期待しようという様な小賢しさ・ケチ臭さが聊かもないからであろう。私は、最近、そういう顔の女性を観た。私は自分が敵(かな)わぬと感じた」と、ご主人は言っていた。 posted at 14:57:22
「誰にもわからない二人だけの沈黙の中で、誰にもわからない二人だけの肯きを実感した時に、すなわち いったん じぶんの思いを知ると直ぐに相手の思いをも覚ってしまう時に、もはや心置きなく心を通わす事ができる」と、ご主人はつぶやいていた。あら、ご主人、これって恋愛感情じゃないの!? posted at 10:43:43
「私は、相手について頬笑む事が決してできないような人物を好きになった事はない。或る人を好きになるには、その人が才あるだけでなく、幾らかの愛すべき無器用さを持っていること」と、ご主人は言っていた。確かに、愛敬とはそうなのかもしれない。聊かの隙(すき)もない気配から愛は芽生えないわ。 posted at 04:30:49
「私は忙しさのさなかにあっても、清逸でいる事を忘れてはいない。He is always in firm control of his subject. 知性とはそういう状態ではないか。私は常にそうある事を心掛けたい」と、ご主人は言っていた。ご主人は、がさつな態を一番嫌っているわ。 posted at 01:25:04
「実生活に適応しない男にとって、恋愛は自身を認める機会であって、たとえそれがどのような行く末になろうとも、恋愛は彼にとってやがて有益な贈り物を齎す──恋愛の中で彼は『ありのままの自分』を知る。女性が彼を育てた場所だった」と、ご主人は言っていた。「彼」って、ご主人の事? posted at 04:35:19 「彼が恋愛の煩わしさに係わらないようにしているのも、近づいて来る女性を避けようとしているのも、そして自身の個性をひたすら拡充することしか考えなくなったのも、すべては20才代の頃に体験した『熱い悲しい思い出』に根ざしている」と、ご主人はつぶやいていた。「彼」って、勿論、ご主人ねw。 posted at 04:34:55
「『ただいっとき、舞台の上で、ぎっくりばったりをやって、やがて、もう噂もされなくなる、みじめな俳優だ』(シェークスピア、「マクベス」)。身につまされる」と、ご主人はつぶやいていた。でも、ご主人、よしどうであろうと人生は良いものだわ、誰でも最後には帳消しできる時が必ず来るのだから。 posted at 02:56:18
「此の世に産まれて今日まで私は何をしているか。何かに駆り立てられているかの様に個性を育てる事にあくせくしている。自分のしている事は、駆り立てられているばかりで世事を味わう余裕がない」と、ご主人は言っていた。それでいいのョ、知った後に止められるものじゃないわ。走り続けて下さい。 posted at 07:55:16
「否応でも老いる。いかにして老年に耐えるか。若作りしようとは思わないが、まだ若いと思う事は滑稽だ。私の精神は40才代の時と同じほどに燃えてはいるが、当時の灼熱はない。明晰だが暖かさはない」と、ご主人は言っていた。冬の陽射しと同じね。でも、どんな心持ちでも魂の一状態だわ。 posted at 01:07:57
「私が『人格者』だって!? そう云われて悪い気はしないが、四十歳を過ぎた男は、きっと『悪党』だと思ったほうがいい。たいがいの人たちは、人知れぬ様に棺桶の中まで持ってゆかねばならぬ悪さの一つや二つはしているのではないか」と、ご主人はつぶやいていた。露堂々でいて下さい、ご主人! posted at 08:20:40
「私は、相手の人物を判断する時に、顔と眼を観る。顔が笑っている時にも、その眼が笑わない──それは邪(よこし)まな性質の顕れである。こういう相手とつきあうのは危険である」と、ご主人は言っていた。ご主人は孤高の様に見えるけれど友人・知人が多いの。そして、敵も、勿論、多いわw。 posted at 08:19:40
「知りたいと思う事を学ぶには若さが必要だが、いっぽうで知っている事を上手に言い表すには歳をとる事が必要なのかもしれない。私は若い頃に綴った文の拙さを恥じる様になったが、未だに納得のゆく文を綴る事ができない」と、ご主人はつぶやいていた。詩作と哲学が一致するのは天才だけだわ。 posted at 05:57:36
「若い人たちは自我に目覚めても実力を出す職に直ぐには就けないので、自分と仕事との関係で実力を計量するよりも、他人と比較して個性を出そうとするが、個性とは仕事に打ち込んで自分を消し去る一途さの中で顕れる性質だ」と、ご主人は言っていた。壁にぶつかって初めて自分の存在を知るのは確かね。 posted at 20:25:45
「経験を積めば積むほど固陋になった人たちがいる。しかし、経験がそのなすべき役割を果たすのは、頭の中にこびりついた観念を訂正する事なのではないか。実相を前にして己れの偏見を捨てる事であるはずだ。歳をとるとは物を観るようになる事だ」と、ご主人はつぶやいていた。 posted at 19:11:33
「批評する事に快を覚えて批判的な認識が増長するにつれて、創造の純然たる悦びは涸れてゆく。『語るなかれ、作れ』」と、ご主人はつぶやいていた。相手の美点に苦しめられながらも相手にぶつかって自分を確かめる行為としての批評をご主人は認めているけれど、才気走った寸評をご主人は嫌っているわ。 posted at 08:22:22
「人気・名声などは一時生まれ直ぐに消える。ちやほやされて悦ぶなんて下衆(げす)い、私の行く手に常に難問が立ちはだかればよいと思う」と、ご主人はつぶやいていた。順調に育った伸びやかさは、意外に思われるほど裕(ゆと)りのない自己を持っているわ。私は野良の時のほうが知覚が細やかだった。 posted at 02:43:41
「ただわが心のたてつる筋をとらへて、人をばなきになすなめり」(紫式部日記)。「『えらそうな事を言っているヤツでも自分の得意な事を鼻に掛けて他人を蔑視しているにすぎない』か、私もそうかもしれない、、、巨大な装置の中で歯車どうしが軋んでいるだけだ」と、ご主人は苦笑いしていた。 posted at 01:08:03
「現代のように忙(せわ)しい世の中になると、悧巧になるにもスピードが要る。五十歳になっても、他人の観念で頭を一杯にしているヤツは、正真正銘の bot だ」と、ご主人は言っていた。他人の言葉を借用して言い替えたら「自分の言葉」でしゃべっていると思い違いしている人たちが多いわ。 posted at 20:25:46
「賢者が毒をくれたら── 一息に飲め」(ゴーリキー)という文を読んで、ご主人の目はその文に釘付けになっていた。 posted at 16:22:33
「人物評などは、評した人が他人をどういうふうに見ているかという視点を表しているにすぎない」と、ご主人は言っていた。そして、人物評は、たいがい、十指に屈するほどの数の「型」に嵌まった裁断だわw──どこかで聞いた事のある事ばかり。人物を観なくても批評は言えるみたいねw。 posted at 23:07:46
「文体の中から気の利いた表現を外して見よ、一体何が残るか。『尊い物は此胸一ッ』(近松門左衛門)。自身を晒すとは、そういう事だ」と、ご主人はつぶやいていた。のっぴきならない思いを抱え込まずには思考も上滑りするのは確かね。 posted at 02:19:47
「話の筋を立てようとすること、これが一番につまらない会話だ」と、ご主人は言っていた。ご主人は、「作為」を極度に嫌うわ。ご主人の口癖、「白々しい」。技巧が前に出る様じゃ一人前ではないって事かもね。 posted at 17:22:24
「叫んでいなければ存在証明できぬ社会になって来たようだ。嫌な世の中だな。言うに言われぬ思いを表すために文体を工夫する筈なのだが、文体の技巧を習えば語りが巧くなるという神話が出来上がってしまったようだ」と、ご主人はつぶやいていた。彼らは動物園の檻中で吠えている猛獣と同じねw。 posted at 00:07:51
「『物言へば唇寒し秋の風』、春に言うのは無粋だなw。この句には前言が付いている、『人の短をいふことなかれ。己の長を説くことなかれ』と。しかし、己の長を説かねば商いはできない」と、ご主人はつぶやいていた。内気なご主人は、人前で語る事を仕事にしていながら、人前に立つのを嫌っているわ。 posted at 22:31:15
「他人──怖れるにあたらない。自分自身の姿見だと思えばいい」と、ご主人は言っていた。猫の私から人間を観れば、人間は皆同じ。人間の違いは、猫好きかそうでないかだけねw。「犬派だ」と言いながら、猫を可愛がる人もいるわw。 posted at 18:00:04 「他人(ひと)よりも悧巧だと思っている人物や馬鹿げた事をやらないで生きてきたというような人物とは つきあわないほうがいい、本人が考えているほど賢くはない」と、ご主人は言っていた。自身をすっかり消してしまう一途さを人々は感知するのかもしれないわね。そこにこそ自身が顕れるのかも。 posted at 17:59:36
「私は生活の舞台に立っていながら、役らしい役を演じた事がないようだ、、、それゆえに、他人(ひと)を困惑させる事を多くしでかして来た」と、ご主人はつぶやいていた。「どうか注目されぬように──舞台の中央に立とうとする烏滸(をこ)の沙汰を起こさぬように」と、ご主人は祈念していた。 posted at 20:24:38
「他人を批評して、己れを批評できぬ悧巧な連中が わんさと居(お)る」と、ご主人は言って嗤っていた。 posted at 01:25:45
「自識・自愛・自制が個性を伸ばす力なのかもしれない。これらが均衡する状態は、なかなか難しい。自識の過ぎる(あるいは、足らぬ)事もあれば、自制の過ぎる(あるいは、足らぬ)事もある。そして個性は他人と違っているのを同じくらい自分とも違っている時もある」と、ご主人は言って笑っていた。 posted at 00:27:15
「彼らはいっぱし批評家を気どって論じてはいる。彼らは考えていると思っている。彼らは(自分らのやっている事を)信じるために、考えていると思っている。が、たいがい、考えてはいない。彼らの文体を観ればわかる」と、ご主人は言っていた。でも、ご主人は「彼ら」とは誰なのかを言わなかったわw。 posted at 00:07:41
「自由とは何か、、、たぶん、自身の運命(自身の性質が無意識に選んだ道)に対する意志を持つ事かもしれない」と、ご主人はつぶやいていた。「そして、年老いて、我々は、自由に向かって きっと ため息をつく」と、ご主人は ため息をついていたわ。 posted at 00:17:53
「分を知らずして強ひて励むは、おのれが誤なり」(徒然草)という文を読んで、ご主人は暫くぶつぶつ口の中でつぶやいていたけれど、黙り込んでしまった。長い事たって、「損を覚悟で敢然とぶつからねばならぬ事も起こる。賭けられているのは自分自身だ。そう思わないと私の人生は徒費にすぎない」と。 posted at 16:37:36
「還暦近くにもなれば、自分の才量など落ち着いて観ることができる。自分が あるがままの自分でしかないという大きな悲しみ・諦めを否応でも感ずる。なぜなら、もう希望を抱く年月は限られているので」と、ご主人はつぶやいていた。自分に嘘をつかなくなっただけなのョ、ご主人。 posted at 19:40:59
「年老いて来ると若い頃の幸福よりも若い頃に抱いていた志(願望)のほうをいっそう懐かしく思うのかもしれない。だから、50才を過ぎた頃に『このままの生きかたで終えていいのか』と思い惑うのかもしれない」と、ご主人はつぶやいていた。後悔は、使い切れなかった才量の腐敗した臭いかもね。 posted at 14:04:27
「希望・運が逃げていっても、忍耐・気力を離してはいけない。希望とか運を頼りにすれば欺かれる事も起こるが、忍耐・気力は自身を pull together し続ける力だ」と、ご主人はつぶやいていた。ご主人は一体何を耐えてるのかしら。 posted at 00:13:16
「自分がそうなりたいと希っている状態に、もし相手が すでになっていて且つ自分もそうなれる才識を持っていると思い込んでいれば、敬意よりも嫉妬(あるいは、敵意)を抱くのかもしれない」と、ご主人はつぶやいていた。確かに ご主人は作家に対して、そういう感情を見せることがあるわw。 posted at 00:52:02
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last update 05/29 16:27
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