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2011年02月11日(金) 1 tweets

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#twnovel 薄暗い空から雪が後から後から落ちてくる。灰色の空のかけらが落ちてくる。それは僕の目を覚ますほど冷たくはない。でも確実に僕の心を冷やし続ける。空から落ちてくるものは、いつか僕の心を零度に限りなく近づけるだろう。そうなった時、君への想いもその痛みも消えるだろうか。

posted at 16:24:14

2011年02月05日(土) 2 tweets

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#twnovel 神様は一人ぼっちが寂しくて寂しくて、自分に似せて人間を作りました。使った材料に問題があったのか、神様に比べるとあまりにも短い寿命でした。でも、その短い寿命ゆえか、それは強く煌く花火ようでした。美しい火花に神様は心奪われました。今も飽きもせず見ているだけです。

posted at 11:53:23

#twnovel 変身ヒーローは宿敵の組織の首領を倒した。敵を倒すまでには出会いや裏切り、手痛い敗北もあった。傷つきながらも彼は勝ったのだ。そして、彼はこれからも正義のため弱き人々のために戦おうと誓った。だがその志しは頓挫する。TVで放映されない正義にはスポンサーはつかないのだ。

posted at 11:25:18

2011年01月14日(金) 2 tweets

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#twnovel 「父ちゃんのしごと? んーと、ユニフォーム着て、お面つけて、からだの前になんかつけて、ゆびさしたり大ごえでなにかいうの。野球場でやるしごとだよ。んーっと、アンパン屋?」「アンパイアだ、馬鹿息子よ」 #twnvday

posted at 11:52:23

#twnovel 「人はパンのみに生きるにあらず」「でも神様? ご飯もパスタもウドン、ソバだって、それにカレーもみんな食べてますよ」「だがな、くたびれた刑事はアンパンのみで生きておるぞ」「そんな事より神様、今日は値段の書いてないお寿司が食べたいです」「予約する」 #twnvday

posted at 11:04:37

2011年01月12日(水) 1 tweets

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#twnovel 痛みも哀しみもすべて他人やTVの生み出したものだと気が付いた時、君は扉を閉じた。二度と開かないように痛みの釘を哀しみの塊で打ちつけた。吐息さえ見えない闇の中で君は小さくなる。痛みや哀しみに侵されぬように。奥底に残った僅かな温もりを抱きしめるように小さくなる。

posted at 15:52:10

2011年01月06日(木) 1 tweets

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#twnovel 刀鍛冶は弟子の見つけた鉱脈にやってきた。山深い場所だが、不思議なことに鉱脈がほぼ露出し、見たことの無い粒状だった。だがかなり良質な鉱石だ。刀鍛冶は炉と小屋を作るよう、4本目の腕を上げ弟子を呼ぶ。彼は知らない。そこに前文明の使い捨てカイロの倉庫があったことを。

posted at 10:30:46

2011年01月05日(水) 2 tweets

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#twnovel その日、日本語は全てカ行で話され、書かれた。また英字はすべて”K”のみになってしまった。「Wの悲劇」は「Kこきげき」に、「ダンガードA」は「ガンガーゴK」になってしまった。その一年で消費されるはず「K」がその一日で消費されてしまったのだ。”一年のKは元旦にあり”

posted at 14:10:27

#twnovel 「正月ボケ勝負、今年は負けませんよ。会社なのに自分の名前で電話に出ちゃう小ボケから、ロリっぽい社員にお年玉をあげようとした部長まで取り揃えてますからね」「なかなか素晴しい正月ボケですな。だがこちらには、顔がそっくりだからと課長に獅子舞…」 あんたらが正月ぼけだ。

posted at 13:50:15

2011年01月04日(火) 3 tweets

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#twnovel 陽射しは黄金色の傾きのまま動かない。君と僕以外もう何も動かない。人も車も時計も街も音も、何も動こうとはしない。この全て止まった世界で、君と僕は永遠を過ごす。夜の来ない黄昏のこの世界でずっと二人きりで。君と僕が狂ってしまうまで。君と僕が夢から醒めるまで。ずっと。

posted at 16:27:21

#twnovel そのバスは、寂れた公園の前から毎夜零時に出る。この街で亡くなった人を乗せて、どこかに向かうのだという。おぼろげに光る透明なバス。待っている人達は一言も喋らず、泣きも嘆きもせず、ただ漆黒の瞳で街を見ている。何度、そのバスを見送っただろう。もう街には私ひとりだけだ。

posted at 13:29:49

#twnovel まん丸お月様は屋根のずっと上。ママが起こしに来るにはまだまだ遠い深い夜。道案内は縫いぐるみの熊。一番最初に友達になった変な色の縫いぐるみの熊。あんなに仲良しだったのにいつの間にか消えてしまった友達に手を引かれ、庭の木をぐるりと回って、君はフイと消えた。

posted at 13:08:38

2010年12月31日(金) 9 tweets

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#twnovel 「ではこの単語は兵器を示すのではないのですね」「ええ、新年のお祝いですよ」「ふむ、地球の言葉、特にこの土地の言葉は難しい」「まあ同じような発音のものが多いですから。」「私の星にはかつてそのような兵器があったのですよ。…”おとしだま”は超質量兵器では無いのですね」

posted at 22:16:24

#twnovel 大晦日の夜、各々の家で紅白等のTVを見て過ごし、やがて年が替わる瞬間を待った。しかし、年は替わらなかった。何故か全ての人は、0時になった瞬間年が替わらなかった事を知った。そして次の瞬間、年が替わらなかった理由を知る。あまりに出来が悪いので留年させられたのだ。

posted at 20:23:12

#twnovel (毎回ぶっつけ本番なんだから)(大丈夫、いつも同じようにやれば)(本番一分前です!)(お化粧濃すぎない?)(お綺麗ですよ)(バカ!スモーク焚きすぎだ!)(本番5秒前…4…3…2…1…キュー!)ご覧ください。2011年の初日の出です。雲も切れて美しい日の出です。

posted at 19:10:00

#twnovel お正月と言っても、ここ月面都市では普段と余り変わらない。お正月らしいことをしたいといったら、凧揚げをしようとパパが言った。宇宙服で月面に連れ出されて、パパに薄膜フィルムの凧を見せられた。最初に上げる時が大変だったけど、太陽風を受けた凧は宇宙に高く上がっていった。

posted at 15:32:57

#twnovel 鏡餅の本当の由来はUFOである。鏡餅を良く見るといい。敷かれる半紙やゆずり葉は着陸痕を表し、裏白や昆布はUFOから発射される怪光線を表現しているのだ。橙、伊勢海老はもちろん宇宙人そのものだ。そして、カビが生えるのは宇宙人が地球の細菌に弱いことを示しているのだ。

posted at 15:02:37

#twnovel 長い旅の果てに君は辿りついた。傷ついた心と体を癒すことなく、君はさらに旅立とうとしている。浮かれる街に背を向け、冷たい風の中に身を置き。それでも顔を上げ、眼差しはまっすぐに君だけの星を見つめ歩き出す。振り返らない。嘘と痛みで塗り固められた街など振り返らない。

posted at 14:11:08

#twnovel その寺は過疎村にあり、継ぐ者もなく寂れていた。せめて除夜の鐘くらいはと、都会の生活に疲れ村に戻ってき者が太陽電池で動作する装置を設置した。それから無人の寺から除夜の鐘の音が響くようになった。作ったが死に、そして人類が消え去ったことも知らず鐘は鳴る。慈しむように。

posted at 10:34:59

#twnovel 大晦日に通達通り全国の寺院は除夜の鐘を百九打った。その効果か、次の年の犯罪率や交通事故が減少し始めたのだ。だが、半年も過ぎる頃生産性や結婚率も下がっていることが発覚した。原因は不明とされたが、除夜の鐘が原因ではないかと囁かれた。その年の除夜の鐘は百八に戻された。

posted at 10:01:54

#twnovel 除夜の鐘は人の煩悩の数だけ打たれる。しかし、除夜の鐘が打たれているが人の心の澱は晴れることはなかった。なぜ煩悩は払われることは無いのか、詳しく調査してみると人の煩悩は百八ではなく、平均108.794であることが判明した。全国の寺院は今年から百九打つことになった。

posted at 09:43:51

2010年12月28日(火) 1 tweets

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様々な姿のものが居るけれど、この世界では胸に星をつけるのが習わしだ。ただ、沢山つければ良いというわけではない。星を多く並べるより、そこに物語を紡ぐのだ。星をどんなに沢山つけても、中身がなければ見向きもされない。ましてそれが宣伝文句や物乞いならば。 胸に星ひとつ、 #twnovel

posted at 10:47:23

2010年12月27日(月) 1 tweets

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#twnovel 奴らは11月頃からその勢力を広げ、12月半ばにはほぼ日本が覆い尽くされていた。だがネンマツネンシ星のカドマッツ、カガミモーチ、オセッチの活躍でクリスマス星人の野望は砕かれた。しかしバレンタイン星人が日本を狙っているぞ。負けるなカドマッツ、カガミモーチ、オセッチ!

posted at 22:34:09

2010年12月24日(金) 2 tweets

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#twnovel サンタクロースは途方に暮れていた。プレゼントを配るべき子供が居ないのだ。夜の街には老人達の列があった。その列の一人に尋ねると、もうこの国には子供はいないと返ってきた。何の行列かと訊くと無料老人ホームの抽選だという。サンタは袋を捨て、上着を脱いでその列に並んだ。

posted at 18:27:25

#twnovel 「ご覧ください、サンタクロースロボの偉容を! 彼らは宇宙に旅立って行くのです。旅の途中で原料を集め内部の工場でプレゼントに加工し届けるのです。銀河系全ての子供達に夢と愛を!」…そして何千年後伝説が生まれる。資源を奪い、ガラクタで文明を埋め潰す赤い巨人の伝説が。

posted at 15:47:45

2010年12月23日(木) 1 tweets

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#twnovel 夕日を見つめて、眼を閉じると幽かに緑色。眼を閉じると隠された本当の姿が見える様な気がして、僕は君の泣き顔や怒り顔を前にして少し眼を閉じる。そうすれば本当の君の気持ちが見える様な気がして。眼を閉じれば君の泣き顔は幽かに緑色。君の怒り顔は幽かに緑色。

posted at 00:17:18

2010年12月22日(水) 2 tweets

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#twnovel 戦った人がいた。勝った人がいた。負けた人がいた。応援した人がいた。指揮した人がいた。ファインダー越しに見た人がいた。スタジアムで観戦した人がいた。決勝点の瞬間を見た人がいた。それをテレビで見た人がいた。仕事しながらラジオで聞いた人がいた。参加した全ての人に乾杯。

posted at 23:02:10

#twnovel 鄙びた一軒宿に一人泊まり、貸切状態の湯船にのんびり浸かる。そうか今日は冬至か。湯に柚が浮かんでいる。それにしちゃ熱過ぎないか。湯あたりしたのかクラクラする。何だか柚だけじゃなく大根や白菜だのが浮いているような気も……「おまえさん、今日は冬至だから柚味の人鍋だよ」

posted at 16:57:22

2010年12月21日(火) 1 tweets

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#twnovel ロトを当てる方法? そうだね、簡単なのは過去の自分に通信を送ることだね。曜日と時間を決めて、当選番号を一週間前の自分に送るのさ。強く念じれば一週間後の君から番号が届くようになる。ああ、そうそう。当たったからって喜んで通信することを忘れちゃダメだよ。外れるからね。

posted at 23:39:29

2010年12月18日(土) 4 tweets

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#twnovel 作家は行き詰っていた。今執筆している作品の登場人物の心理がどうしても表現できない。本当の悲哀の一線を越えることがどうしてもできないのだ。愛するものを失うということはどういうことなのか? その夜、作家は愛する妻と子供を殺した。

posted at 21:41:36

#twnovel 数年前から兆候はあった。配達した品物にクレームが就き始めた。どうやって連絡してきたのか、欲しがっていた物と違う、この色は好きじゃない交換しろだの、そんな文句をつけてくる親が増えてきた。モンスターペアレントという奴だろうか。今年、サンタクロースは休業を考えている。

posted at 13:51:48

#twnovel 子供のサンタクロース達が忙しそうにプレゼントを包装したり、リストをチェックしているのを片目にため息をつく。あちらに比べこちらは今年も開店休業状態だ。有史以来、大人向けのサンタクロース事業部はまともに稼動したことがない。”良い大人”というのは存在しえないのか?

posted at 13:36:02

#twnovel 会社を首になった彼はどうしようかと考えていた。一年のうち僅かな時期だけ働いて暮らしていきたかった。そうサンタクロースのように。だが、あんな寒い中での肉体労働は真っ平御免だ。そこで彼は思いついた、彼らの上前を掠め取れば良いのだ。彼はサンタクロース評論家になった。

posted at 13:16:34

2010年12月15日(水) 1 tweets

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#twnovel デジカメに駆逐された様に見えるが、それでも銀塩フィルムカメラを使う趣味人は根強く残っている。ただ、やはり現像する時間がネックではある。そこで大型バスに現像設備を載せ、被写体を巡りながら現像できるようにするのはどうだろう。そう、このバスの名前は「感光バス」である。

posted at 08:31:49

2010年12月14日(火) 3 tweets

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#twnovel 満ち足りて何の苦も無い極楽浄土のような世界では腐ってしまう(条件3-B項)。極悪非道な地獄のような環境では簡単に傷つき萎れてしまう(条件6-C項)。かくも人の精神の弱く脆いものか(サンプル群消滅を確認)。残念至極な事じゃのう(追試不要。仕様を含め再設計を承認)。

posted at 18:58:08

#twnovel 明るい極光の下で君はラジオの音楽で最期のダンスを踊る。この恐ろしく明るい極光は、巨大な太陽フレア爆発の先兵だ。極光が次にもっと明るく輝く時、文明は終る。夜空の片隅で月がストロボの様に輝く。黙ったラジオをそのままに、最期は君を抱きしめていよう。輝く極光の下で。

posted at 15:11:03

#twnovel ちょっとした幸運で車が手に入り、近くの月極駐車場を借りることにした。案内された駐車場は一台分の土地とコイン駐車場のような機械だけ。話によると物質転送して月面に駐車するので相場よりかなり安い。ただ、月の南極の永久影に置かれるため-238℃になるのが難点だ。

posted at 11:25:30

2010年12月10日(金) 1 tweets

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#twnovel 冬の青い空は、あの時のあの人のようです。透きとおりさめた蒼い空は、あの人の心のようです。思えば、あの時あなたは全てを知っていたのかもしれません。表面にあったのは、諦めに裏打ちされた穏やかさでした。でも僕は、青空に取り残され風に揺れる一株のススキのようです。

posted at 10:57:27

2010年10月27日(水) 2 tweets

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#twnovel R博士は人生デフラグ装置の反省を活かし、それを改良した人生undo装置の開発に成功した。この装置は人生の失敗をやり直すことができる装置であった。人生undo装置は爆発的に売れた。全ての人があまりにも気軽に人生をundoした結果、人類の歴史は停滞してしまった。

posted at 08:52:11

#twnovel R博士がある装置を発明した。それは簡単に言ってしまえば人生のデフラグ装置と言える機械だった。R博士のややこしい理論はこの際置くとして、人生の細かな無駄な部分を集め新しい時間を生み出す装置であった。「でも、新しく出来た時間が年齢と同じ位の長さだとイヤですね、博士」

posted at 08:28:44

2010年10月19日(火) 1 tweets

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#twnovel 海外旅行したように見えて、実は催眠装置で夢を見ただけというのは昔の小説によくあった話ですが、この都市では現実なのです。住民も知った上で娯楽として楽しんでいるのです。何しろ”外”は死の世界なのですから。そんな都市に旅行にやってきた言うあなたはいったい何者なんです?

posted at 10:10:20

2010年10月16日(土) 1 tweets

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#twnovel ある時からその音が聴こえ始めた。地球上の全ての場所で。どこから聴こえてくるのかも不明。一年で音は変化したり、何年か同じ音が続いたりした。ある人物がそれを解明した。時間短くして再生すると、それは「蛍の光」だったのだ。だが、その曲が終わるとどうなるかは不明のままだ。

posted at 17:09:17

2010年09月30日(木) 1 tweets

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#twnovel 君に会う前日は天気を気にして、天気予報を何度も見ていた。君に会う日は時間を気にして、時計ばかり見ていた。透明な汽車が君を乗せてこの街を去り、色彩の無い荒野に一人残されてからは、天気予報を見ない。いつも雨だから。時計も気にしない。いつも夜だから。

posted at 10:36:14

2010年09月24日(金) 1 tweets

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#twnovel その畳は宇宙を旅する日系移民のために開発された。滅びた異星人の遺跡から再生された技術である重力発生コイルを内蔵し、快適な人工重力を発生する畳なのだ。だが、この畳が原因で世代宇宙船が一隻、重力崩壊を起こして消滅する。船内刑務所で畳を重ねて使用した事が原因だった。

posted at 11:52:53

2010年09月23日(木) 2 tweets

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#twnovel その万年筆を買ってから一度もインクを補充していない事に気が付いた。ブルーブラックではない、黒々とした筆跡は擦れる事も無かった。どんなインクか気になり後軸を外した途端、その大きさに釣合わない量のインクがあふれ出た。部屋を染める闇。インクではなく夜が入っていたのだ。

posted at 13:50:28

#twnovel 地球に宇宙人が接触してきた。地球全体の不動産権利書を示し立ち退きを要求してきたのだ。生物の発生以前に地球を購入したという余りにも胡散臭い話だった。詐欺には詐欺をと、詐欺師に対応させた。詐欺師は「その権利書は無効だ。地球は常に動いている不動ではない」と追い返した。

posted at 13:06:01

2010年09月20日(月) 1 tweets

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#twnovel この世界は振り子の世界だ。時間や気持ちや柵でゆらゆらと揺れる振り子の世界だ。僕らは同じ周期で揺れる振り子を捜し求めて彷徨い続ける。いつか糸が切れて奈落に落ちる日まで、振り子の世界を彷徨い続ける。ゆらゆら揺れる世界をふらふらと。

posted at 19:51:04

2010年09月17日(金) 1 tweets

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#twnovel 人類は海底人と交流を持つ事になり、代表団が海底の国を訪問した。不思議な町並みは「海中の元素を固定する藻を活用しているのです」と説明された。「鉄道もあるのですね」「いえ、あれはモノレールです。先ほど説明した藻で固定化した鉄を使っているので”藻のレール”なのです」

posted at 10:21:58

2010年09月14日(火) 3 tweets

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#twnovel #twnvday 歪んだ月の下で墓穴を掘る。歪んだ顔を濡らすのは汗か涙か。お前を失った時、暗い窓ガラスに映ったのは、それを認めようとしない歪んだ自分の顔。歪んだ私の心さえ、お前は包み愛してくれた。お前を失い歪みきった私は、お前の愛した歪んだ月の下で墓穴を掘る。

posted at 22:04:19

#twnovel #twnvday 会社が倒産し仕事を探していた俺は、その求人に飛びついた。”塗装経験者求む”、昔バイトでやった程度だが何とかなるだろう。単身赴任なのは仕方ない。今夜、月を見上げた人は、少し歪な三日月に吃驚したかも。暦に合わせて月を塗り替えるのが俺の新しい仕事だ。

posted at 20:33:20

#twnovel #twnvday 合わせ鏡の悪魔をご存知か。実は静かな海に満月が映る午前0時に悪魔が現れているのだ。月は陽光を反射する鏡、静かな海も鏡。その間で衛星大の悪魔が現れる。地球だけではなく、海と衛星を持つ惑星で現れ続けている。そして、これがダークマターの正体である。

posted at 12:04:13

last update 05/30 03:29

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