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@doitaka

doitaka@doitaka

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2012年10月22日(月)22 tweetssource

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

@sagara1 あぁ、@daisinmonkan さんの感想を見かけて、虐殺器官をいつか読もう、と思ってたんですが…何かボヤボヤしてたら1年も…という具合です…。ようやくネタバレ解禁ということで色々見てまわってみようかと思います。

posted at 03:10:16

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 現実との接続についての踏み込みが非常に難しいところから始めて、語りの問題まで動員して力技で押さえこみ一本まで持っていった、みたいな……

posted at 02:38:41

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 戦争をリアルにかっこよく描くところから始めて、その空虚さが筆者自身に自覚され、そこに目的を仮構するために、最後の語り手が、ジョン・ポールが、シェパードが、と末尾から構造が生まれていった、みたいなイメージ。

posted at 02:34:41

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 例えば、軍隊の所属で、志願者を集めるために「かっこいい戦争」を描くのであれば、そこには罪があり罰もあり得る。 軍隊を非日常的なものとしか見れない視線で「かっこいい戦争」を描くことには罪と罰はあるか、となると空虚という答えに落ちるのかも。

posted at 02:31:35

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 メモ追加。「虐殺の文法」のネタ生成について。 「戦争をリアルにかっこ良く描いて作品に仕上げる」と試みた時に、この描写の技術をなんと呼ぶべきか、と考えたとすると、そこから「虐殺の文法」というネタに広げられるのかもしれない。

posted at 02:29:17

10月22日

@doitaka

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虐殺器官 2投目で散々派手に暴れておいて、3投目では一人で静かに内省的に、というのもまた。 諸々込みで、地力がすげぇ。

posted at 01:52:49

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 本筋的な話はこんなとこではないかと。 で…エンタメ的に。 ポッドで三回突入するけど、それぞれの回で状況がちょっとずつ違うところが、燃える! って感じだった。1回目は静かな作戦でわざと先端装備を捨てて臨む → 2回目は派手な作戦で、先端装備使いまくり、て、ビクビクした

posted at 01:46:13

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 本作で、虐殺の外から中へと入った「ぼく」。 これを受けての? 次作のハーモニーが日本を舞台にしている、ということであれば話は確かにつながっている、のかも。 だいぶ前に読んだはずだが内容細かいとこは抜けてる…。

posted at 01:41:40

10月22日

@doitaka

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虐殺器官 人工筋肉がクジラ・イルカでできているやら、ナイルパーチが日本に輸出やら、と作中、ウンチク的な所でも日本のわれわれ、と外の何か、をつなごうとしているように見える。露骨に。

posted at 01:39:26

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 作中、米国特殊部隊員という設定で、軍事・文学からみのウンチクをペラペラ喋ってケレン味を振りまく「ぼく」は、読み手の感触として「軽い」わけだが、作品の構造は、その「軽さ」へのいらだちやら苦しみを吸い上げて吐き出す形になっているわけで、ここは完結している、と言える

posted at 01:35:16

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 虐殺の文法が何であるかが説明されていない、というような批判があったようだが。虐殺の文法とは、「虐殺」「死」のようなつかみ取れない遠いものに自分を近づけるパスを築くための、願望的な「言葉の力」と見れるのではないか。

posted at 01:29:43

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 同時に、シェパードこと語り手から読者への語りかけ=虐殺の文法、と示されているので、読者が「虐殺」の当事者になることをも企む。 所詮フィクションだが、それでも、そういう形で、「虐殺」という遠いモノに、今の現実からパスをつなぎたい、という渇望的なものがあるのではないか。

posted at 01:24:40

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 空虚を埋めるためにシェパードが何をするかと言えば、アメリカを虐殺の現場にして、自分をその当事者にすること、となる。それすらもフィクションの一部であるが、そういう形で語り終えることで、シェパードは自ら招いた虐殺によって殺されることで語りを止めた、という格好はつく。

posted at 01:21:00

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 母の記録に自分がいなかった事がなぜそれほど重要なのか。身も蓋もなく言えば、母を殺したという罪に対する罰を求めていた、と見れる。ルツィアに罰 or 赦しを求めていたところからも明らかかと。 よって空虚。殺すという行為、殺したという自覚、罪、罰が空虚。

posted at 01:17:26

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 母の死、と、遠い国の虐殺、は同じ重さで描かれていると見える。ネタバレ的には、虐殺器官は言葉であるわけだが、一部2章の冒頭で「ぼくの母親を殺したのはぼくのことばだ」と言ってすらいる。母と死のエピソードで言えば、「ぼく」が感じた母の視線と、母の記録に「ぼく」がいなかったこと

posted at 01:12:53

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

@poroLogue その、ゲーム的な「リアリティのなさ」、ってのが本作のキーなのかな、と思えまして。 ちょっと上手く言葉にできるか分かんないんですが、つらつら書いてみます。

posted at 01:07:26

10月22日

@doitaka

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虐殺器官 虐殺を止めるために暗殺をする「ぼく」。死という強力・原初的なイベントを挟んだ鏡像的関係、に見えて、最初から不安を読者に抱かせる。 虐殺・暗殺のシーンと、相互に現れる母の死のシーン。身近な親族の死と、遠い国の見知らぬ人々の死の対照。 問われるのは、リアリティ、罪の感覚。

posted at 01:05:42

10月22日

@doitaka

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虐殺器官 米軍特殊部隊のエキスパートの「ぼく」。そんなゲームみたいな設定、と言いたくなるところだが、ゲーム的とも言えるような虚構性、非現実性、無感覚さ、が繰り返し強調される。感情が調整されている、とか。この辺から、自分の意志がどこにあるのか、みたいな話題にも展開。

posted at 00:59:39

10月22日

@doitaka

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虐殺器官 シェパード=ジョンが何をやったか、というと「虐殺の文法」という思索的な装置を使って、虐殺の加害者になった。 正義の味方的に虐殺を止めようとしたのではなく、虐殺という既知の現象の当事者になるためのパスを通した、というところが本作でやったこと、と思われる。

posted at 00:55:07

10月22日

@doitaka

doitaka@doitaka

虐殺器官 ササッと気になった所を挙げてみる。 作品の構造は、遠藤周作の『沈黙』に似てる。シェパードとジョン・ポールの追う者と追われる者の関係。シェパードがジョンになる話、と言えばよいか。冒頭で示唆される標的への心理的接近の逸話からもこの辺が連想される。

posted at 00:49:45

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