@masakakimika こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。
posted at 17:47:20
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@masakakimika こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。
posted at 17:47:20
御存じだろうか?
LEGOには、緑色が少ないのである。
絶対的不足と言ってもいいくらいだ。
基本ブロックは、青、赤、黄、白が圧倒的に多く、
緑は、グレイや黒にも後れを取って来た。 #lego
しかし、幸いこの傾向は薄れつつあるらしい。
緑の再評価が進んできたのである。(続く) https://pic.twitter.com/AaqnUr6WfI
posted at 09:09:39
子どもたちのものづくりも刺激する、建築家が考案した「建築家のためのレゴ」|WIRED.jp @wired_jp http://wired.jp/2017/05/30/arckit/…
posted at 08:28:18
ゆっくりと雨雲は去るたましいを干してるきみと少し目が合う
/ニキタフユ「たましいの行き先」 #ut17spr
細やかなようで大雑把でもある、軽快のようでスローでもある、ドライのようでウェットでもある、その振幅の巾が印象的な連作。
posted at 16:09:09
伸びきったリードのままでビーグルは水平線を見続けている
/須磨蛍「七里ガ浜少年」 #ut17spr
恋する少年の歌、なのにこのビーグルは何を見ているのだろう。作者もまた、せっかく二人で海へ向かったはずなのに、何かに気をとられているふう。そういうもんだよねセイシュンは。
posted at 15:53:37
取り囲むすべてのものに名があって叙事詩のようなあなたの寝息
/生田亜々子「耳に緑の」 #ut17spr
知らない誰かに取り囲まれた世界の中で、あなただけは名前のある世界に生きている、というのだろうか(でも寝てるけど)。抽象的なようで、隣の部屋の話のようでもある、不思議な連作。
posted at 15:41:27
鳥を模す校章が黒ずむ冬の暖炉でどうせ宿題しない
/藤本玲未「薄荷少年」 #ut17spr
独特の叙情、乱暴でこまやかな叙情、五首を貫く低く静かな視線、凄みのある連作だと思う。(「うたつかい」2017年春号)
posted at 15:29:57
除光とは魔法のようで両足の爪があまねく光を捨てる
/ナタカ「月と爪」 #ut17spr
光、匂い、おと、赤色、聴く、連作を通して、爪を切っているだけなのに、あふれるような五感が歌われている。優しいひとりの夜の、ひとりの優しい夜の、優しい夜のひとりの、かけがいのない歌だと思う。 https://twitter.com/mundburg/status/866234068676956160…
posted at 15:25:53
君たちにこの世界の秘密を教えてやろうか。それはわれわれがこの世界のうしろしか知らないということなんだ。(中略)もしわれわれが前に回ることができたら・・・
/チェスタトン『木曜の男』吉田健一訳、創元文庫 #OTD 1874/5/29日は、チェスタトンの誕生日 https://pic.twitter.com/yQ83mDyVuR
posted at 10:06:53
『プラテーロとわたし』(1916)は、”いつも手許において楽しみたい本”である。理論社版に添えられている長新太さんの挿絵と合わせて。 #OTD 5/29はフアン・ラモン・ヒメネスの命日。
posted at 09:41:10
きりがたちこめて、寒さがきびしく、イチジクにはうってつけの夜明けだった。
百歳にもなるイチジクの灰色の幹は、スカートでおおわれたようなひんやりとした葉陰で、ふとい筋肉をよりあわせており、これらの木々の下には、夜がまだ眠っていた/ヒメネス『プラテーロとわたし』伊藤武好、伊藤百合子訳 https://pic.twitter.com/QFfxb244Yp
posted at 09:37:13
「今夜の花火はだれが計画したの、パパ?」
「それがわかればな」
#花火の日 レイ・ブラッドベリ『休日』伊藤典夫訳 https://pic.twitter.com/ve0qmbohrL
posted at 09:45:18
M.C. Escher『花火』1933
#花火の日 https://pic.twitter.com/gydkfbQNPl
posted at 09:41:33
その瞬間、花火は爆発して、赤や白や青の火の玉が飛び出した。そのとき彼女が国歌「星条旗」を声を限りに歌いはじめたのでぼくたちはみんな立ちあがった。あとでエル叔母さんはあれはアメリカの舞台で見た最高のショウのひとつだったといった/カポーティ『誕生日の子どもたち』川本三郎訳 #花火の日 https://pic.twitter.com/zwMMGBicS5
posted at 09:36:31
「また花火なの?」とロッテがとがめた。
「そんなに大きな音はしないんだよ」とフリッツはうけあった。「気をつけて見てよ。ぼくの発明なんだから」/ヘッセ『美しきかな青春』岡田朝雄訳 #花火の日 この箇所にさしかかると、私はいつも祈る。フリッツのために。花火が成功し青い火が輝くことを。 https://pic.twitter.com/MX4wxQ0u7y
posted at 09:31:22
四本の直線が逢うあさまだきモンドリアンはもう起きている
『 四角 』 雀來豆 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=1152e&id=4…
posted at 02:47:02
❺時は江戸、貧乏大工の小せがれ音吉、怪しい坊主に導かれていった地は鎌倉、しかしそれは江戸からさらに六百年前の鎌倉だった。/渋澤龍彦『きらら姫』 #6stories いったい”きらら姫”とは・・・ https://pic.twitter.com/gUtzpXfqsQ
posted at 13:43:27
ピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟によって映画化されたハインラインの『輪廻の蛇』。この短篇小説がどうやれば97分の長編映画になるのか?! などという心配は無用の面白さ。
posted at 11:24:05
❹ニューヨークのさびれた酒場「Pop's Place」、バーテンダーの「わたし」が、常連客のひとりの「男」に話しかける。男は、やがて、驚くべき身の上話を語り始める。「おれがまだ小さな娘だったころ・・・」 #6stories https://pic.twitter.com/5TKR4szDhe
posted at 11:16:51
早川文庫の時間SF傑作選『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』に収録の一篇。時間SFの王道からは離れているが、この気の利いた掌編が私は大好きである。それにしても、このアンソロジーは名作、傑作揃い。冒頭から、テッド・チャン、プリースト、ワトスン&クアリアと、目が眩む作品が並ぶ。
posted at 10:59:27
❸世界の終わりを見にいっておいて正解だった―ニックとジェインはつくづくそう思った。おかげで、マイクとルビー主催のパーティで披露するとっておきの話題ができたのだから。/シルヴァーバーグ『世界の終わりを見にいったとき』大森望訳 #6stories 軽妙でシニカルなSFコメディ。 https://pic.twitter.com/mjFmCJCOiC
posted at 10:55:00
ウィルマー・H・シラス『かえりみれば』(中村融編訳、井上知訳)、創元文庫の時間SF傑作選『時の娘』に収録。文庫版で30頁ほどの短編。だからすぐに読み終わる。読み終わってくくっと笑うことができる。それ以上の愉しみってあるだろうか。アイデアも展開も、とても気が利いているのである。
posted at 10:45:50
❷シラスが書いたSF的ホラ話「ミセス・トッキン」シリーズの第一作『かえりみれば』。物語の冒頭、「結局、若いときって、一度きりですものね」、とつぶやいたわたしに、ミセストッキンは「そうかしらね?」と答えて、自分の十代の頃へのタイムトラベルの経験を話しだした。 #6stories https://pic.twitter.com/7DBjv4Eldn
posted at 10:41:42
❶山田風太郎『柳生十兵衛死す』 #6stories 「時間もの」は、傑作が多い。優しいジュヴナイル、ロマンス小説、怪しいハードSF、いろんなジャンルで名作が幾つも書かれてきた。ところが、血沸き肉躍るタイプの物語は意外に少ないのである。そこで!風太郎、最後の小説をお薦めしたい。 https://pic.twitter.com/FhujDKsyKO
posted at 19:56:34
5月もあと一週間。唐突ですが、しばらくの間、私の好きなタイムスリップ&タイムトラベル小説を紹介していきます\\ ٩( 'ω' )و //
#6stories ところで、いつかどこかの書店が、タイムトラベル本のフェアをやった。一番、売れたのは、ドラえもん、でしたとさ。
posted at 19:27:22
@torikakai こはぎさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。 #鳥歌会
posted at 00:12:02
@torikakai 上の句の措辞はとても面白い。下の句でどんな展開がなされるのかを考えるだけで楽しい。下の句は、しかし、具体的な映像、感情が乏しく、心が動かない。雑というより、ぼんやりしてしまった。 #鳥歌会 #鳥歌会M
posted at 16:34:23
@torikakai 軽みのある導入(秀逸!)と展開(巧み!)で、整った歌になっている。結句で、いわば予想通りのところに着地するのが、少しだけ物足りない。 #鳥歌会 #鳥歌会G
posted at 16:33:24
自転車に乗ることは恋愛ととてもよく似ている。コツは疑わないことだ。
/H.G. ウェルズ『The Wheels of Chance(1896)』 #サイクリングの日 https://pic.twitter.com/LrkhqXcYKu
posted at 10:30:35
初めて自転車に乗った日、自転車でぐるぐるぐるぐる夢の国を駆けめぐる、きみは必ずそんな夢を見るだろう。
/H.G. ウェルズ『The Wheels of Chance(1896)』 #サイクリングの日 https://pic.twitter.com/nqosfLs7Fc
posted at 10:24:10
自転車に乗った人を見ていると、人間の未来も捨てたものでもないなという気になる。/H・G・ウェルズ(1866-1946) #サイクリングの日 https://pic.twitter.com/CUMLfGMRd9
posted at 10:08:51
@torikakai 面白い視点が生きて、面白い歌になっていると思う。しかし、三句以降の措辞は、ただの説明に終わっていないだろうか。「体内」は、歌で使うのはとても難しい言葉だと思う。「僕を動かす調べ」も、なんだかぎこちない。 #鳥歌会 #鳥歌会I
posted at 00:23:59
@torikakai 「言えば・・・花になる」、「あなたの枯れない思い」・・・語句も、措辞も、常套的なものが連なって、残念ながら心が動かされるまでには至らなかった。理屈では受容しても、感性には響かなかったというところ。 #鳥歌会 #鳥歌会N
posted at 00:21:52
@torikakai 面白い試み。動詞の連続、倒置、そして人称の移動、等々。大胆に歌って、「瑕」にしないところが巧みだと思う。ただし、歌の中身はやや希薄。「言えば・・・花になる」、「あなたの枯れない思い」 #鳥歌会 #鳥歌会N (続く)
posted at 00:20:43
@torikakai 優しい歌。老いた母の面倒を見ているのか、或いは子を寝かそうとして私が寝てしまったのか。前者に、より心が動かされる。わかりにくさが魅力になる歌もあるが、この歌の場合は少し丁寧さが欠けたか。結句が、種明かしとかオチになるのは惜しい。 #鳥歌会 #鳥歌会A
posted at 00:18:30
@torikakai 上の句の措辞が面白い。下の句への飛び方も愉しい。愉しいのだが、言葉の選択、歌の構成が少し大雑把な感じがして、愉しめきれない。・・・「意外な人」は、少し乱暴ではないか。「興奮で」も、雑な気がするのである。 #鳥歌会 #鳥歌会D
posted at 00:13:38
@torikakai 上の句で謎めいた提示をして、下の句で意外な着地をする。巧く構成していると思う。下の句の措辞がとても楽しい。
一方で、「始まりの歌」という語句には、唐突さよりも、歌謡曲の歌詞のような俗っぽさを感じてしまう。勿体ないと思う。 #鳥歌会 #鳥歌会F
posted at 00:10:40
2012年にWEBサイトの Artlog でオンライン展覧会として行われた「アルファベット・スープ」展、私のお気に入りは、Clive Hicks-Jenkinsの『ヘンゼルとグレーテル』と題した連作。どれもポップでクールで、そして愉しい。 #ローマ字の日 https://pic.twitter.com/jrHAvPXrBM
posted at 14:39:17
ファインダー越しにあなたが手をふってわたしは波に光を返す
/嶋田さくらこ『春の凪』
このちょっと捻じれた返し方、いいですね。
#ut17spr 届きました。編集長、スタッフの皆さん、いつもありがとうございます。 https://twitter.com/utatsukai/status/865022737839865856…
posted at 15:01:02
ほの暗い野球殿堂博物館 光れボールの親指の跡
/雀來豆 #tanka #国際博物館の日
posted at 09:03:19
細部のちょっとした不釣り合いを探し出すのが彼女の楽しみだった。たとえば、エクササイズ用自転車の黒光りする座席に、白いプラスチックのスプーンが載っていることとか。/S・ミルハウザー『ロバート・ヘレンディーンの発明』柴田元幸訳 #国際博物館の日 短篇集『バーナム博物館』に所収。 https://pic.twitter.com/rEp9fzDFCb
posted at 08:52:52
トルコ初のフルーツ味サイダー、メルテム。その新聞広告やテレビコマーシャル、あるいはイチゴや桃、オレンジにサクランボといった味の実際の製品がわたしの博物館には展示してある。
/オルハン・パムク『無垢の博物館』宮下遼訳 #国際博物館の日 https://pic.twitter.com/BlU19FcUCh
posted at 08:47:14
『ペドロ・パラモ』、ある男の一代記、一筋縄ではいかない一代記である。場面も、視点も、人称も、時間もあちらこちらに飛び続け、断章の寄せ集めではないかと愚痴をこぼしそうになった頃、ようやく物語の連続性が見えて来る。ところが、今度は、誰が死人で、誰が生きているのかがわからなくなる。 https://twitter.com/aishokyo/status/864256631076474881…
posted at 16:14:01
キアラン・カーソン の小説『シャムロック・ティー』では、主人公の僕が絵の中に入ってしまう。その絵とは、ナショナル・ギャラリーの中でも最高のコレクション、ヤン・ファン・エイクの『アルノルフィーニ夫妻の肖像』である。勿論、この絵なら、誰もがその中に入ってしまいたいと思うだろう。 https://twitter.com/NationalGallery/status/862231997753823233…
posted at 10:15:35
@ShindyMonkey 最高の選評、ありがとうございました(^_-)-✩
posted at 09:53:22
落選でしたが、牧眞司さんから、丁寧な選評をいただきました。ありがとうございました。
<牧眞司さんのコメント(抄)>最大の問題は、全体を通してもっとも印象に残るのが「イギリス料理のまずさ」であって、こんかいのテーマの時間とはほとんど関係がないことですね。
最大の問題・・・^^; https://twitter.com/ShindyMonkey/status/862214991822192640…
posted at 17:20:36
画像の絵は、『女性の肖像』(1450年代)、40 x 27.3 cm、メトロポリタン美術館蔵
・・・"Master of the Castello Nativity"による作品と銘されている。
posted at 09:00:49
「肖像というものを、わしはもともとあまり好かんな。人間の顔は、人体のなかの一部分、さらに大きくいって自然のなかの一部分だ。わしには、それを独立させて扱おうという趣味はないな。」
/澁澤龍彦『鳥と少女』 #愛鳥週間 → http://jacksbeans.blog97.fc2.com/blog-entry-829.html… https://pic.twitter.com/6eM0k8IOZg
posted at 08:58:31
もし人間がふだんの言葉に託していることすべてを口笛に委ね、クロウタドリが、言葉にならないその習性を残らず口笛で語ったとしたら、そのときこそ、第一歩が印されるにちがいない。分離を埋めるための・・・・・だが、何と何との分離なのだろう?/カルヴィーノ『パロマー』和田忠彦訳 #愛鳥週間 https://pic.twitter.com/2uQcc4q2YU
posted at 08:45:50
彼が仮に二百十歳まで生きていたら、あるいは槐太のこの句を絵で見せてくれたのではあるまいか。百号近い画布半分を錆色に塗り潰し、下半分は白のまま、左端に微かに石階が見え河岸を暗示する。中央に荒荒しい筆致で自転車一台、鑑賞者の胸のあたりに立ちはだかり、空は・・・/塚本邦雄『百句燦燦』
posted at 08:33:46
河べりに自轉車の空北齋忌
/下村槐太『天涯』1973
#北斎忌
posted at 08:32:31