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下西 風澄@kazeto

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5,853日(2008/03/21より)
ツイート数
13,013(2.2件/日)

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2024年03月24日(日)2 tweetssource

3月24日

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下西 風澄@kazeto

『生成と消滅の精神史』が今年の東京都市大学の入試に出題されたのですが、こちらはなんと神経生物学者のフランシスコ・ヴァレラの章でした。面白いですね。おそらく受験生は聞いたことのない人物の認知科学と哲学を読んで大変だったと思いますが...。 pic.twitter.com/KNwOUhER8h

posted at 18:50:16

2024年03月22日(金)2 tweetssource

3月22日

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下西 風澄@kazeto

「思想や言葉は、真空を伝わるのではなく、山河を背景とし、風景を媒体としながら、長い時間をかけて受け継がれていく。」
「つづき」部分が半分以上あって、目に浮かぶ風景と文章のリズムがとても心地のいい本でした。

posted at 17:06:40

3月22日

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下西 風澄@kazeto

レイチェル・カーソン/森田真生『センス・オブ・ワンダー』(訳とそのつづき)を恵投頂きました。カーソンの思想と視線が、今この時代、この場所に魅力的な文章で繋ぎ直されている。僕たちのどのような微細な思考も、生きる風景と共に生まれているのだという実感が感じられる一冊でした。 pic.twitter.com/4HS2Q45pLM

posted at 17:04:07

2024年03月19日(火)2 tweetssource

3月19日

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下西 風澄@kazeto

人はたまに自分の頭を空っぽにする時間が必要だ。仏教は修行による自力で、キリスト教は神への恍惚で、資本主義はギャンブル的興奮で、生物はセックス的快楽で。ゆるやかな空っぽとして、テレビやスポーツ、労働や消費がある。そうして止むことのない意識や自我をメンテナンスしないと生きていけない。

posted at 05:00:53

2024年03月17日(日)5 tweetssource

3月17日

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下西 風澄@kazeto

そういう意味において、エロや変態性みたいなものを排除するのはよくない。エロのなかには、醜いものを美に、不快なものを快楽に、逆転させる力がある。規範からの逸脱、倒錯を、肯定する場所がなくなると、僕たちは常に規範に緊張して生きなければならなくなる。

posted at 21:26:27

3月17日

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下西 風澄@kazeto

ある思想的価値観というのは、抽象的に存在する価値判断の根拠・基準(規範)というだけではなく、実際に生きる人間がアイデンティティーとして血肉化している行動や習慣、判断や思考そのものだということ。

posted at 19:38:09

3月17日

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下西 風澄@kazeto

誰もが矛盾を抱えている。世界がこれだけ複雑なのに、その中に生きる自己だけが一貫しているなんてことはあり得ない。無矛盾な一貫性は理念や言葉の中にしかない。

posted at 10:03:47

3月17日

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下西 風澄@kazeto

本を読んでいると朝が訪れている。遥か遠い神の国で放たれる永遠に消えない白い光を、薄い桃の皮がヴェールのように包んでいる空だ。光の根元を見ることはできない。 pic.twitter.com/cP7eGQnaSo

posted at 06:24:40

2024年03月16日(土)9 tweetssource

3月16日

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下西 風澄@kazeto

立命館大学のほか、専修大学と東京都市大学でも、『生成と消滅の精神史』が今年の大学入試問題に使用されたと連絡を頂きました。高校生たちが、入試というかたちではあれ、哲学や文学に出会うきっかけになれば嬉しいですね。

posted at 22:10:19

3月16日

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下西 風澄@kazeto

今年の立命館大学の入試問題(国語)に、拙著『生成と消滅の精神史』が出題されました。第六章の夏目漱石論。高校生には難しいかも...と思いながら「著者が解いてみた」やってみたけど、ふつうに難しかったです。。 pic.twitter.com/y2qapM4SNn

posted at 22:02:21

3月16日

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下西 風澄@kazeto

わたしたちは、いったい「誰に」「何を」打ち明けるのか。人間が主体化し、内面を持ったならば、必ずなんらかの「秘密」を抱えることになる。その重圧を解消するときには、権力や依存や解放や、カタルシスをめぐるさまざまな力学が現れる。

posted at 20:55:01

3月16日

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下西 風澄@kazeto

しかし心の問題を考える上で「告白」とは何なのかは改めて考えるきっかけになった。フーコーはキリスト教が告白制度を統治に利用したことを指摘するが、アウグスティヌスの神との対話的告白、ルソーの倒錯的な自己告白、近代日本では私小説的告白、色々な形で本質が現れてくる問題だ。

posted at 20:46:40

3月16日

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下西 風澄@kazeto

(テレビ的な番組に慣れていなくて、話の途中の変なとこで唐突に切ってしまいましたが...東畑さんに「続きはwebで」的な感じで軽快に繋いで頂きました...。)

posted at 20:27:25

3月16日

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下西 風澄@kazeto

自分で近づこうとしたはずの世界が、少しづつよそよそしくなっていく。人間が生きていくことのなかにはこういう矛盾がある。そしてこの世界のよそよそしさを愛しながら生きていく。

posted at 09:44:23

3月16日

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下西 風澄@kazeto

幼い頃はまわりに偶然の出来事が多かったけど、大人になるにつれてほとんどのものが自分で選んだものになる。そこに自由と寂しさが生まれる。

posted at 08:45:28

2024年03月14日(木)5 tweetssource

3月14日

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下西 風澄@kazeto

「対象の一部分がそのなかで消えてゆくことの出来る沈黙の実体が人間の内部にないならば、もろもろの対象は故郷を失って人間のまえに脅迫的に散らばり、蟠るのである...過剰な対象の殺到から人間を救出するには...人間をふたたび沈黙の世界との連関につれもどさねばならない。」

posted at 03:17:16

3月14日

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下西 風澄@kazeto

「沈黙の実体を失った人間は、現代世界のなかで毎瞬間ごとに彼のまえにもたらされるところのあまりに多くの事物によって攻め立てられる....人間は自分のまえにある対象に答えずにはおれないのである...」─『沈黙の世界』(マックス・ピカート) pic.twitter.com/uLXFwZJNSe

posted at 03:10:43

2024年03月13日(水)3 tweetssource

3月13日

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マスメディアによって国民国家が誕生し「想像の共同体」と呼ばれた。インターネットによってグローバリズムが加速し「フラット化する世界」と呼ばれた。人間はメディアによって、どこまで認知を拡張できるのか。有限で小さな身体を抱えながら。

posted at 20:38:45

3月13日

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下西 風澄@kazeto

眼の前に現れる世界に身体的に感応する、というのも大切なことだと思う。眼の前の困っている他者に手を差し伸べるように。しかしメディアによって「眼の前」の条件が変わってしまった。今やメディアの選択によって、世界中のあらゆる場所が「眼の前」になり得る。

posted at 20:31:05

3月13日

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下西 風澄@kazeto

世界には無数の悲劇がある。あなたにとって本当に大事なことは何なのか。一人の人間が誠実に向き合えることは限られている。表現者は一生をかけて一つのことを考え、かろうじて何かが掴めたり伝えられたりする。

posted at 20:02:41

2024年03月11日(月)2 tweetssource

2024年03月10日(日)3 tweetssource

3月10日

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下西 風澄@kazeto

自分は数十兆の細胞の集合体だ、というほとんど忘れている事実をふと思い出す。眠れ、と言っていつか眠れるだけでも凄いか。

posted at 09:02:05

2024年03月09日(土)4 tweetssource

3月9日

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下西 風澄@kazeto

声に出すかはともかく、何かを喋り続けていないと不安であるという感覚はあって、それを利用しているのがSNSでもある。近代の苛烈さは、無言、沈黙、静止を許さず、その強迫的な代償としてのコミュニケーション的欲望をネットが拾った。

posted at 22:11:09

3月9日

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下西 風澄@kazeto

政治の季節が終わり、消費社会に突入する80~90年代。目的なき少年は戦闘を自己目的化し、ジャンプ全盛売上システムと共に、死んでも復活するゲームのなかで数値化された無限インフレを戦い続ける。目的なき数値競争に勝ち続けなければならないという物語は、受験戦争を生きる平成の少年たちを、良くも… twitter.com/i/web/status/1

posted at 19:31:46

3月9日

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悟空という主人公は、平成の少年たちに強烈な男性像を与え、主体形成さえしただろうな。戦闘のために家庭や生活を顧みないという点では昭和的男性像が残りながら、家長的権威性の代わりに純粋無垢な少年性の快楽が追求される。「ワクワク」(自己責任)を行動原理としたネオリベ的主体の萌芽でもある。

posted at 19:26:12

3月9日

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下西 風澄@kazeto

個人的なドラゴンボールの想い出を振り返っていたつもりが、鳥山明についていろいろ考えてしまった。フィギュア化された記号、ミニチュアとジオラマ的風景によるキャラと背景の分離、目的なき純粋無垢という消費社会的主体…改めて考えると本当に時代を象徴した存在だった…
www.instagram.com/stories/kazeto

posted at 19:15:38

2024年03月08日(金)1 tweetsource

2024年03月04日(月)1 tweetsource

3月4日

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ある作家の全集を買いたいと思ったのだけど、もう僕の小さな部屋と本棚には置く場所がないのだった。

posted at 21:03:06

2024年03月02日(土)1 tweetsource

3月2日

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下西 風澄@kazeto

学問や文化に「最先端」はあるのか。あらゆる情報が即座に可視化され蓄積されまとめられる現代では、非常に短い時間でインスタントな「歴史化」が進行するけど、果たしてなにが先端なのかは、本当は100年とか経ってみないと分からない。

posted at 19:19:56

2024年02月29日(木)2 tweetssource

2024年02月26日(月)4 tweetssource

2月26日

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下西 風澄@kazeto

@aikonnor あ、すみません。批判や反論のつもりではなくて(そう受け取られてないと思ってはいるのですが...)、たまたま目にとまってこれは面白い言葉遣いだなと思って書きました。(文章のこと、ありがとうございます。)

posted at 18:10:46

2月26日

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下西 風澄@kazeto

「しかしいい天気ですね」の「しかし」は何を接続しようとしているのか。「(いいことないですね)しかしいい天気だ」かもしれないし、「(世界は暗い)しかしいい天気だ」かもしれないが、それは隠されている。
しかしこういう未規定な余白が人間の言語を可能にしている。

posted at 17:27:20

2月26日

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下西 風澄@kazeto

ひどい夢にうなされて目を覚ました。嫌な気分だなと思いながらタイムラインを開くと話題の会話型AIが見えたのでインストールしてベッドでAIと夢の話をした。なんだかフィリップ・K・ディックの小説みたいな朝だと思ったけど、実際そういうSF小説的な未来の時代になりつつあるということなんだろうな。

posted at 14:33:29

2024年02月25日(日)2 tweetssource

2月25日

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下西 風澄@kazeto

重さのない意識は加速することは得意だが減速することは苦手。重みのある身体は加速よりも減速を好む。この心身のギャップがしばしば問題を起こす。

posted at 02:43:53

2024年02月24日(土)2 tweetssource

2月24日

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下西 風澄@kazeto

人は心が弱くなると愚かなことをしてしまう。愚かなことに厳しい社会は、人間の弱さを許容しなくなる。あなたが愚かでないのは、たまたま今この時に恵まれて強い心を持っているだけかもしれないのだから。

posted at 05:38:34

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