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2017年08月03日(木)65 tweetssource

8月3日

@kentarotakahash

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@fonfofin 中央アジアに由来し、かつてはヨーロッパに広がっていたケルト人がイギリスやフランスの一部に追いやられていく歴史と繫がっていると思われます。ケルト人がアイルランドに住み着いてから、アラブ音楽が伝播したのではなく。

posted at 23:38:12

8月3日

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その相性の良さが、アフロ・アメリカンの生み出したブルーズを、イギリス人が好んで、ブルーズ・ロックとして拡張したという流れの根底にもあったり。ブルーズ・ロックからハード・ロックに移行する中で、ツェッペリンとかがアラブっぽくなるのは先祖帰りみたいな。

posted at 23:08:46

8月3日

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アメリカン・ミュージックの源はアイリッシュ・アフリカン・フュージョン。これは間違いない。でも、アイリッシュ・ミュージックにはアラブ音楽の影響が色濃くある。アフリカも地域によってはアラブ音楽の影響が強い。だから、両者の相性は良かったというのは誰かが書いてたよね。

posted at 23:02:59

8月3日

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あと、これは僕の手には負えそうもないテーマだけれど、奴隷が運んできたアラブ音楽的な要素が、アフロ・アメリカンの音楽の中にはあって、それこそが「ブルージーな状態」の発生と繫がっているんじゃないか、みたいなことはよく思う。

posted at 22:45:54

8月3日

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このへんをきちっと考え直すには、現代の私達が持っている「黒っぽさ」の基準となる「ブルージーな状態」とは何か? 19世紀〜20世紀初頭のアメリカ音楽の 中にそれはあったのか? なかったのなら、当時のアフロ・アメリカンはどのような音楽を持っていたのか? これを検証しないと駄目だよね。

posted at 22:31:47

8月3日

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なのに、どうしてブルーノート、あるいはブルージーなフィーリングみたいなものが「黒人的な音楽要素」の頂点に君臨してしまっているのか? ないこと多いでしょ、アフリカやラテン諸国の音楽の中にブルージーなフィーリングなんて。

posted at 22:19:32

8月3日

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そもそも論的にいうと、アフリカから連れてこられた奴隷はアメリカばかりでなく、カリブ海にも南米にもいた。カリブや南米の音楽の方が、アフリカ由来の要素が多いだろうことは、そのリズミックなフォームからも窺い知れる。そこでは社会的に、奴隷は伝統文化を剥奪されにくかった。

posted at 22:15:20

8月3日

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その一方で、(『ティー・フォー・トゥー物語』でも援用される)アーノルド・ショーなどはフィスク・ジュビリー・シンガーズは黒人だから、その音楽は黒人的なものである、と判断しているようだ。これはこれで同時代の白人のコーラスとの差異を検証している?という疑問が湧く。

posted at 22:00:31

8月3日

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だから、ピーター・ファンデル・マーヴェなどはミンストレルの音楽には黒人的な要素はないと言う。それはそれで、黒人的とは何か?ということにおいて、現代の感覚に準拠し過ぎているように思える。

posted at 21:58:19

8月3日

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フィスク・ジュビリー・シンガーズのコーラスは黒人的だったのか? 「メンフィス・ブルーズ」のような初期のブルーズ楽曲は黒人的だったのか? 実際に音源を聴いてみると、これらの問いにはノーという答えが頭をもたげてくる。現代の私達が持っている「黒っぽさ」のイメージとは異なるから。

posted at 21:50:38

8月3日

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このへんはジャズの人だなと思います。でも、19世紀に遡ると、そもそも、そこでの黒人音楽とは何か? 黒人らしさとは何か?という問題にぶち当たる。ミンストレルショーの音楽は黒人的だったのか? フォスターの音楽は黒人的なのか? だとしたら、それは楽理的にどういうことなのか?

posted at 21:46:39

8月3日

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ただ、著書の書いていることにすべて賛意を示せるかというと、僕の立場は違います。著者は基本的に米ポピュラー音楽を黒人音楽的なものの上に成立した音楽として見ている。「アメリカのポピュラー音楽は、つまるところ、すべて黒人音楽からはじまり黒人音楽で終わる」と最初に言う。

posted at 21:43:44

8月3日

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帰ったので、『ティー・フォー・トゥー物語』の続き。なので、これは驚異的な本です。話題にされているの見たことないけれど。2001年に出ていたということもあるかもしれない。その頃は、僕も1920年以前のアメリカ音楽をほとんど聴いたことなかったし。

posted at 21:38:33

8月3日

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史実を詳細に調べあげ、一方で楽理的な解析を展開し、だが、本全体として「ティー・フォー・トゥー」というたった一つの曲をめぐる「物語」となっている。こんな本は他に見たことないです。

posted at 17:38:26

8月3日

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『ティー・フォー・トゥー物語』に戻ると、2001年に出た本で、著者の村尾陸男さんは1946年生まれのジャズ・ピアニスト。アート・テイタム、バド・パウエル、セロニアス・モンクの「ティー・フォー・トゥー」解釈をコード譜、音源CD付きで解説する本でもある。

posted at 17:19:04

8月3日

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でも、ハリー・スミスのあれの前に35年間あるのだ。録音を辿ることができるアメリカン・ミュージックは。ジャズもブルーズもカントリーもない世界に遡っていく訳だけれど、それが現代と繋がらないかと言えば、繋がる。とりわけ、21世紀になって繋がり出している。

posted at 16:58:27

8月3日

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ヴィクター・ハーバートもそうだし、エイダ・ジョーンズもパート・ウィリアムズもそうなんだけれど、1925年が来る前に死んじゃうんだ。一方で、ハリー・スミスのアンソロジーに収録されて、人々がアメリカン・ミュージックのルーツだと思い込んだ音楽って、全て1927年以後の録音なんだよね。

posted at 16:51:17

8月3日

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だから、ヴィクター・ハーバートはヴィンセント・ユーマンズの師匠として出てくるだけだったりする。一方、僕の興味は1925年(電気録音の時代の始まり)がやってくる前に死んじゃった音楽家にあるのね。その後のアメリカ音楽界と繋がらず、朧げに記憶されるだけになってしまった人達。

posted at 16:43:33

8月3日

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その意味では、1890年代から1920年代のアメリカ音楽(ジャズやブルーズやカントリーがやってくる前のそれ)をきちんと押さえつつも、1925年以後に開花するアメリカン・ソングライターが主役。そして、その作品がその後の米音楽界で、どのように継承・拡張されていったかを追っていく。

posted at 16:38:56

8月3日

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僕が今、書いている本も1890年代から1920年代のアメリカ音楽についての本なので、その点では扱っている事柄はかなり重なってくる。ただ、『ティー・フォー・トゥー物語』の場合は「ティー・フォー・トゥー」を書いたヴィンセント・ユーマンズや彼と同世代のガーシュウィンが話の主役。

posted at 16:38:31

8月3日

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『ティー・フォー・トゥー物語』は、僕の知る限り、1890年代から1920年代のアメリカ音楽について、俯瞰的な視点の考察を加えている唯一の本。「ヴィクター・ハーバート」という章のある唯一の本でもある(ヴィクター・ハーバートの生涯や作品についてはほとんど書かれていないが)。

posted at 16:29:09

8月3日

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ITの会社で日々、サイトいじってる感覚で考えてはいけないんだろうが、そういえば、この図書館の検索システム、検索自体も恐ろしくスローで、蔵書検索の表示に一分くらいかかる。表示件数がページ数本で、ヒット数多いと使いものにならない。

posted at 11:52:39

8月3日

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でも、僕のように本があることを知っている人間でない限り、その本は図書館の蔵書にはないことになってしまう。それよりは検索対象から外さず、「修理中」のフラグを立てた方が良いと思うが、たぶん、その仕様変更が大変なことなんだろうな。

posted at 11:39:11

8月3日

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修理にはどのくらいかかりますか?と訊いても「分からない」。ひと月とか三ヶ月とか目安くらいも?と訊いても「何とも言えない」。検索対象からも外れていては、調べることもできないですよね?と言うと、「検索に出てきた時が修理が終わった時だ」と。なるほど。

posted at 11:35:59

8月3日

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図書館で目当ての本を探しても見当たらない(以前は棚にあった)。検索しても出てこない。なぜだろう?と四苦八苦した後、司書のところに聞きに行く。すると、破損があったので、修理中だという。それで検索対象から外されていたのか。

posted at 11:32:12

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