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@meshupecialshi1

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2017年06月26日(月)1 tweetsource

17時間前

@meshupecialshi1

amass@amass_jp

カート・コバーンやフランク・ザッパ等からも絶賛され、今でもカルト的な人気を誇るアウトサイダー・ミュージックの先駆的バンド、シャッグス(The Shaggs)が再結成。米フェスにて18年ぶりにライヴ・パフォーマンスを披露。映像あり amass.jp/90671/

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2017年06月25日(日)38 tweetssource

22時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

音楽作品が気分に与える影響には(聴く時の気分によって変化するものの)無視できない威力があって、しつこく常用する際はある程度意識したほうがいい。ということをここ数年でやっと(具体的な効果まで掴んだ上で)考えコントロールできるようになってきました。難しい問題ですが、とても面白いです。

posted at 20:22:40

22時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

自分は「理解が深まりそうな手応えが得られたら同じ音楽をひたすら繰り返し聴く」癖があるのですが、それを続けると気分的に一定の方向に導かれすぎてよろしくない状態になります。先述のブラックメタルなどはまさにそれ。落ち気味の気分に合うからといって常用を続けるとその傾向が増強され危険です。

posted at 20:18:02

22時間前

@meshupecialshi1

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なお、こうやってできるだけ遠くのジャンルに飛びながら紹介していくのは、様々な意味での広がりを生むための小賢しい仕掛けというのが大きいですが、個人的に音楽的な偏食を避けるためというのも少なからずあります。特定の音響や雰囲気に留まりすぎないことで栄養のバランスをうまく保てるわけです。

posted at 20:13:30

22時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

この調子でいくと完走までにあと2ヶ月はかかりますが、それはそれで楽しい気もします。
去年から先月まで新譜ばかり聴く生活が続いていたこともあってか(素晴らしいものが連発され続けてるので仕方ないとはいえ)、旧譜を聴き直していろいろ発見しなおす機会になっていたりもします。良いことです。

posted at 19:42:08

23時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

なお、本作とMAYHEMはメタルシーンの外にも大きな影響を与えています。SONIC YOUTHのサーストン・ムーア(↓は今年の来日時)やCONVERGE(特に『Axe to Fall』)は勿論、彼らを通しての間接的な影響力も大きそう。そうしたことを考える資料としても興味深いです。 pic.twitter.com/Tq4oQ1rEuf

posted at 19:18:27

23時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

シーンの“味の感覚”を洗練された形で示す大傑作が、「バンドリーダーでもあるシーンのNo.1が録音に客演したシーンのNo.2によって殺害される」という大事件とともに注目される。品質と話題性を最高度に両立し得た本作は、やはり「ブラックメタル史上最も重要な作品」なのだろうと思います。

posted at 19:07:45

23時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

そのような音遣い感覚〜(アンビエントですらある)長尺反復の時間感覚をわかりやすく提示し飲み込ませる本作は、同シーンの何でもありな傑作群(メタルどころかロックですらないものも多数)の存在を知らしめその味わい方を体で理解させる入門編としても、極めて大きな役割を担ってきたと思われます。

posted at 18:59:25

23時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

ノルウェーの初期ブラックメタルシーンは初期プログレや初期ニューウェーブに通じる何でもありの世界で、早熟の天才達が一人一ジャンル的な活動のもと生み出した大傑作の音楽性は一括りにするのが難しいのですが、音進行における好みや“出汁の感覚”には、先述のような傾向が共通して存在しています。

posted at 18:56:41

23時間前

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

こうした音楽性を形にする演奏も凄まじく、「機動力と安定感を両立するジャズロック系超絶ドラムス」を土台に「微細に揺れながら漂い続けるギター&ベース」と「驚異的に豊かなバリエーションで呪詛を呟き続ける強力なリードボーカル」が絡むアンサンブルは、他にない異様な深みと迫力に満ちています。

posted at 18:41:02

6月25日

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こうした“強くない引っ掛かりを保ちながら流れ続ける”反復進行は、低域を厚く固めない隙間のある音作り〜トレモロギターのぼやけた音色といった“冷たい霧のように漂う”サウンドと非常に相性が良く、暗く沈み込みながら終わりのない内省を続ける雰囲気にこの上なくよく合っています。

posted at 18:34:53

6月25日

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この「半音上がって半音下がる」反復進行は、ハードコアパンク〜スラッシュメタル以降のエクストリームメタルや現代音楽〜ジャーマンロック方面のミニマル寄り音楽における音進行の“引っ掛かり感覚”を統合する素材としてある種の真髄となるもので、それをここまではっきり示したフレーズは希でした。

posted at 18:29:54

6月25日

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17:MAYHEM『De Mysteriis Dom Sathanas』
ブラックメタル史上名実ともに最も重要な作品。スキャンダラスな話題ばかりが注目されがちですが、「北欧地下シーンにおける固有のブルース感覚の確立」という音楽的達成だけをみても比類なき功績があります。大傑作です。 pic.twitter.com/LM5STvpfJM

posted at 18:13:58

6月25日

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s.h.i.@meshupecialshi1

そして、そういう音楽的な理解力・許容力があるからこそ共演者の持ち味を引き出せ、その上で自分色に染めてしまえるということなのかも。
当時のナゴムレーベルやイカ天が取り扱っていた音楽の無節操な広さを考えても、そういう何でもありの才能が出てきやすい土壌があった時代なのかもしれませんね。

posted at 13:35:27

6月25日

@meshupecialshi1

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なお、大槻ケンヂ関連で自分が一番好きなものを挙げるなら「Guru」ですね。筋少の一時凍結中に行われた企画「アンダーグラウンド・サーチライ」で生まれた大名曲。三柴理の神がかった鍵盤に一歩もひけをとらないボーカルが本当に素晴らしいです。
m.youtube.com/watch?v=OAO3qL

posted at 04:30:14

6月25日

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大槻ケンヂ関連作には個性と品質を高度に両立した傑作が多く、筋少だけみても『月光蟲』や『レティクル座妄想』など日本のロック史上屈指の逸品が複数ありますが、理屈抜きに伝わるインパクトではでは本作が一番でしょう。ぜひ聴いてみてほしいです。
m.youtube.com/watch?v=kgZYvp

posted at 04:23:15

6月25日

@meshupecialshi1

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実際、演奏技術の面でもそうしたものに殆どひけをとりませんし、“プログレッシヴな”音楽のファンが聴いても驚愕するとんでもないクオリティの作品になっています。内容の凄さに見合った知名度を得られてはいませんが、日本の地下シーンにおける隠れた名盤として語り継がれてきた大傑作なのです。

posted at 04:17:42

6月25日

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作編曲の構造は、基本的には「鍵盤の整ったコードを他パートのフリーキーなフレーズが効果的に汚していく」もので(ソロ以外のピアノやキーボードを抽出して聴いてみると実はかなりオーソドックスな進行をしている)、その“合理的に歪む”感じは超一流のプログレッシヴ・デスメタルなどにも通じます。

posted at 04:09:30

6月25日

@meshupecialshi1

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このような演奏で形にされる楽曲も素晴らしいものばかりです。江戸川乱歩的な歌詞世界と5拍子の組み合わせが見事な「夜歩く」、三柴理(日本を代表する鍵盤奏者)の多彩なフレージングがどこまでも素晴らしい大名曲「いくじなし」(9分ver.)など、全ての曲が他では聴けない魅力を持っています。

posted at 04:05:16

6月25日

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こうした「非常に上手いプレイヤーばかりだがアンサンブル全体としては微妙に息が合っていない」感じは、機動力の高さと“神経質で危なっかしい”勢いを同時に生み出し、猟奇的で神秘的な歌詞世界を絶妙に引き立てます。大槻のハイテンションで危険なボーカルもそういう印象をさらに強化するわけです。

posted at 03:57:58

6月25日

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そして、本作から加入したテクニカルドラマー太田明も強力な存在感を発揮しています。ジャズロック系の多彩なフレーズで曲の表情を豊かにする一方、(この時点では内田雄一郎のベースと微妙に息が合っていないこともあって)アンサンブルに生硬い粗を与え、音楽全体に独特の異物感を加えているのです。

posted at 03:53:30

6月25日

@meshupecialshi1

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このようなプレイスタイルは「シュラプネル系速弾きギタリストとSLAYERの崩壊系ソロを滑らかに融合させた」ような感じのもので、この人にしかできない凄まじいフレーズを連発しています。「キノコパワー」間奏部のギターvs.ピアノバトルはその最たるもの。超絶的すぎて何度聴いても笑えます。

posted at 03:45:21

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

そうした雰囲気に最も大きく貢献しているのがギターの“ジェットフィンガー”横関敦でしょう。高域に向かってよく伸びる音色を活かしたフレーズはリフ・リードともに実にフリーキーで、三柴理のクラシカルで極めて合理的な(その上で自在に暴れ狂う)音遣いと干渉することで異様な響きを生み出します。

posted at 03:41:08

6月25日

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それに対し、このメジャー2ndでは、演奏技術を増強すべく招聘された2人の実力者がバンドの持ち味を汲み取らず暴れまくっていることもあってか、アンサンブル的にもアレンジ面(主にコードに対するフレーズのハマらなさ)においても荒々しい逸脱が多く、それが独特の雰囲気を生んでいるのです。

posted at 03:35:04

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

そうした方向性が一定の完成をみせたのが初期の最後を飾る本作…かというとそう単純な話でもありません。異様な曲想が完璧に整理・洗練されたという点では前作(メジャー1st)の『仏陀L』がベストですが、ナゴム期の音源は(高度な音楽性はそのままに)以降にない異常な表現力が備わっています。

posted at 03:28:12

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

そしてそれに対応するかのように、ナゴム期〜メジャー初期の筋少は神秘的で攻撃的な音楽を探求し、素晴らしい成果をあげ続けていました。異様な曲想が卓越した編曲能力(クラシックの楽理を修めた三柴理の貢献が大きい模様)により整理され、独特の深みを損なわず口当たりよく仕上げられるという感じ。

posted at 03:24:39

6月25日

@meshupecialshi1

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こうした味わいはキャリアを重ねるにつれてどんどん熟成されていき、今では卓越した発声技術もあってか素晴らしい包容力を発揮するようになっています。しかし、筋少の初期においてはそういう包容力は微塵もなく、猟奇的で神秘的なものに対する憧れが尖った勢いに直結するような感じがありました。

posted at 03:18:12

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

こうした大槻の音楽的個性は「狂気に憧れそれを演出しようとする所がありつつ別の(本人が意識できていない?)部分で本当に狂っている」「気が弱く神経質そうな一方で柔らかく親しみやすい“品の良さ”が常にある」感じのもので、ちょっと歌うだけで全体の雰囲気を染めてしまう力があると思います。

posted at 03:13:04

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

橘高加入後の筋肉少女帯(筋少)における「様式美HR+あらゆるジャンルの音楽要素」、特撮における「ハードコアパンク〜エクストリームメタル+J-POPほか」、ソロ活動における日本のアヴァンギャルド音楽総決算…といったものの全てを受け入れる懐の深さは、やはり稀なものなのだと思われます。

posted at 03:04:53

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

これは大槻の人間的魅力やそれに起因する個性的なパフォーマンスの賜物と思われます。“神秘的なダメ人間”という趣の奇怪で親しみやすい歌詞世界は作曲者にインスピレーションを与え、どんな音楽性でも“許容する”姿勢は自在な発想を自然に引き出す。ある種理想的な創作環境を提供できるのでしょう。

posted at 03:00:21

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

大槻は独特のボーカルと作詞で唯一無二の味を出せる稀有のフロントマンではあるものの、それ以外の音楽的技術を持たず、作編曲も共演者に任せることが殆どです。従って、どういう音楽性になるかは共演者の嗜好や実力による所が大きいのですが、不思議と外れはなく、常に優れた作品が生まれています。

posted at 02:51:23

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

音楽の世界には「プレイヤーとしては大した技術がないが異様な存在感によりバンド全体の個性や表現力を大幅に強化する」能力を持つ人が存在します。例を挙げるならジョージ・クリントン(P-FUNK)や江戸アケミ(じゃがたら)など。そして、大槻ケンヂ(筋肉少女帯、特撮)もその筆頭と言えます。

posted at 02:43:39

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

16:筋肉少女帯『Sister Strawberry』
バンド初期における純アングラ路線の一つの到達点。(いわゆるプログレハードでない)真にプログレッシヴなハードロックが聴けるアルバムで、一流のプログレデスやG.I.S.M.等にも引けを取らないキレ味があります。稀有の大傑作です。 pic.twitter.com/r1ACdgwB3a

posted at 02:36:16

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

@urgon1978 まああそこは基本的には「欧米のメディアで注目されたものを持ってくる(自前でなく)」傾向も強そうですからね。当時のあのあたりでサバス自体がちゃんと聴かれてたか/評価されてたかという問題もありますし。広い文脈を押さえ関連させて議論するというのは難しいです。

posted at 01:26:45

6月25日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

cali≠gari大阪2daysのチケットが届きましたが、片方は2年ぶり(東京キネマ倶楽部以来)の超良番でした。
このバンドのライヴは基本的に後ろで観るのですが、せっかくだから前にお邪魔(主に身長的な意味で)してみるのも良いかもしれません。開場時間に間に合えば。

posted at 00:49:48

2017年06月24日(土)34 tweetssource

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

しかしまあ、「HR/HMへの不当な評価を払拭する」なんて(様々な意味で)面倒なことをしなくても、個人で楽しむためにも「色々聴いてじっくり味わう」のは良いことだと思います。こうやって様々な音楽作品を混ぜて紹介するのもそうしたことに貢献したいと思うから。何かのお役に立てれば幸いです。

posted at 14:33:02

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

それを乗り越えるには、メディアやファン自身がHR/HMの豊かな金脈を掘り、他ジャンルの美味しいものも沢山聴いて比較できるようになり、“音楽バイリンガル”としてのコミュニケーション能力を身につける必要があるのですが…勿論これには相当な労力が要りますし、強要できるものではありません。

posted at 14:29:12

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

つまり、HR/HMがこういうイメージで語られるのは、(当時の他ジャンル担当メディアのイメージ付けが上手くそれにやられたという経緯もありますが)このジャンルのメディアやファン自身が先述のようなことを主張しない(または知らないからできない)からだ、というのも少なからずある気がします。

posted at 14:20:15

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

そして、そういう“ジャンルの狭間に落ちた”(=豊かな音楽背景を持つ個性的な)バンドを“オルタナティヴ”なものとして挙げれば、こうした「HR/HMは変化を嫌う進歩のない音楽だ」というイメージは一瞬で払拭されるわけですが、そういうことに興味のないメディアやファンもかなり多いようです。

posted at 14:17:19

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

HR/HMという枠組で語られるバンドには、こなジャンルのファンに注目されなくて十分な知名度を得られず、ジャンル外からも知られる機会がなくて評価されない、という“ジャンルの狭間に落ちてしまった”素晴らしいバンドが多数存在します。ULVERやWALTARIなど、枚挙に暇がありません。

posted at 14:14:37

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

それなのに「メタルは変化を嫌う音楽だ」というイメージが色濃く残り続けるのは何故だろう…と考えると、やはりこれはHR/HM関係の有力メディアの姿勢が大きいんでしょうか。メディアの方が変化を嫌い様式美的な音楽性ばかり歓迎し宣伝するため、そういうのばかりが目立ってしまうということかも。

posted at 14:11:29

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

本作はSLAYERのメンバーも「死ぬほど聴いた一枚」として挙げる作品ですし、独特の音遣い感覚や創作の姿勢などが直接/間接的に受け継がれた部分も少なからずあるはずです。単純に聴き心地がよく、成り立ちも極めて興味深い。メタル以外の音楽ファンにも聴いてほしい大傑作ですね。超お薦めです。

posted at 03:20:45

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

固有のセンスを維持しながら他のあらゆる要素を貪欲に取り込み、独自の個性的な音楽を作り上げてしまう。実はこれ、メタルシーン全体にも言えることです。メタルと呼ばれる音楽の広がりはロックと呼ばれる音楽全体と同じくらい広いのです。

参考:
progressiveundergroundmetal.hatenablog.com

posted at 03:14:44

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

JUDAS PRIESTは「HR/HM史上最も重要なバンド」という定評から「このジャンルのオーソドックスな音楽性を示す」と思われることも少なくないですが、基本ではあるけど決してオーソドックスではありません。こうしたバンドがMetal Godと称されるのは非常に興味深いですね。

posted at 03:10:50

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

個人的には、本作の「歴史的名盤」という評価は以上のような文脈のもとでなされるべきだと思います。HR/HMシーンでは「当時の音楽市場でメタルが“最も売れるジャンル”となった成功の先鞭をつけた記念碑的作品」という位の認識しかないようですが、本作の凄さはその程度のものではないのです。

posted at 03:05:39

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

というふうに、本作は“保守的で革新的な”音楽性が極限まで洗練された作編曲〜曲順のもと(程よいラフさを残す演奏&音作りとともに)まとめられたアルバムで、わかりやすく耳あたりの良いポップ音楽としても、HR/HMというジャンル全体における達成としても、比類なき大傑作と言えるのです。

posted at 02:57:20

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

その「Fever」で沈み気味に落ち着いた気分を「Devil's Child」の(俯き気味ながら)積極的に弾けるノリで無理なく吹っ飛ばす構成は絶妙で、アルバム全体を通して“浮きすぎず沈みすぎずフラットに揺れる”テンションが保たれています。気疲れさせず浸らせてくれる雰囲気は最高です。

posted at 02:53:50

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

また、最後から2つめに配置されたバラード「Fever」も素晴らしい仕上がりです。欧州ニューウェーブのゴシック感覚を芯に据えてアメリカの大陸的な広がりを加えたような仄かな湿り気が絶品で、ベースラインの仕掛けから生じる複雑なコード感覚も実に美味しい。注目されないのが不思議な名曲です。

posted at 02:48:15

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

その最大の好例が「You've Got Another Thing Coming」。音遣い・演奏感覚の両方がAC/DCを滑らかにしたような仕上がりになっています。特に“貼り付きながら流れていく”感じのグルーヴ表現は極上。デモテイクが余りにも良かったから採用したというのも納得です。

posted at 02:43:09

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

各曲の出来も最高です。「アメリカ音楽を意識しながらも常に英国的な味の感覚がベースになっている」音遣いは何も考えずに楽しめる滑らかさとこのバンドにしか出せない個性的な深みを両立したものばかり。こうした絶妙なバランスを生み出せたからこそアメリカ史上で大きな成功を得られたのでしょう。

posted at 02:38:21

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

バンドの叙情的な側面を代表する“史上最高のオープニング曲”「The Hellion〜Electric Eye」から「Pain and Pleasure」に至る旧A面は1つの組曲のようですし、それ以降(旧B面)の繋がりも文句なしに見事。アルバム全体の輪郭がこの上なく自然で綺麗です。

posted at 02:33:32

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

本作『Screaming for Vengeance』(82年)はそのような本質が理想的な形で発揮された大傑作です。緻密で個性的な作り込みを印象的なリードフレーズと共にすっきり呑み込ませる作編曲が終始素晴らしく、アルバム全体の流れまとまりも完璧に良好。何度でも快適に聴き通せます。

posted at 02:28:59

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

JUDAS PRIESTの作編曲能力はHR/HMの歴史全体をみても突出して高く、一つ一つのリフの出来映えもそれを軸とした各パートの絡み方も驚異的に見事なのですが、これは先述のような姿勢の賜物なのだと思われます。保守と革新の絶妙な両立。これこそがこのバンドの本質なのでしょう。

posted at 02:21:11

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

華麗なメロディを前面に出しつつ“安易に泣いて済ます”臭い展開にはならない英国ロックの音遣い感覚に、その時々の流行を分析することで得られた“新たなツボの突き方”が追加され、わかりやすく耳馴染みの良い印象と複雑で奥深いニュアンス表現がどんどん巧みに両立されるようになっていくわけです。

posted at 02:16:51

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

そうした姿勢を続ける一方で、このバンドには確固たる芯となる音遣い感覚があります。70年代英国ハードロックの叙情的な(ブルースの粘りを欧州クラシックなどで溶かしほぐした)音進行が常に土台にあり、どんな要素を取り入れてもメロディアスなフレーズが聴き手の耳を惹くようになっているのです。

posted at 02:10:53

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

というふうに、このバンドは同時代の流行を意識し積極的に取り入れてみる姿勢を貫いてきました。対象のことをうまく理解していなかったとしても、独自のフィルターを通して吸収し、他では聴けない個性的なものに再構築する。ロックの「誤解と誤読で新しいものを作る」本質を見事に体現しているのです。

posted at 02:05:16

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

また、HR/HM史上屈指の名盤『Painkiller』(90年)はその頃完全に広く認知されたスラッシュメタル(〜それ以降のエクストリームメタル)を独自に消化した傑作ですし、『Jugulator』(97年)や『Demolition』(01年)も同じような姿勢のもと作られた作品です。

posted at 01:58:06

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

こうした姿勢はこの作品に限ったものではありません。前作『Killing Machine』(78年)は洗練されたメタルサウンドを確立した最初のアルバムの一つですし、次作『Point of Entry』(81年)では当時のポップシーン(黒人音楽やニューウェーブ)に急接近しています。

posted at 01:54:02

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

また、「The Rage」は70年代の正統派叙情ハードロックとレゲエのリズム構成をそのまま融合させるというありそうで殆どないアレンジになっています。(ここまで「そのまま足した」ものは私は他に知らないです。)確かに保守的な所のあるHR/HMシーンでは、これは極めて稀なことなのです。

posted at 01:49:35

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

冒頭を飾る「Rapid Fire」は後のDISCHARGEやGBHのような欧州ハードコアパンクに酷似する“重く滑る”サウンドが確立されていますし(ともに初期パンクに影響を受けた結果たまたま似たということだろうか)、音響面ではニューウェーブを大きく意識しその手法を取り入れています。

posted at 01:45:14

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

たとえば、「ヘヴィメタルの硬い音質およびリフ主導スタイルを確立した歴史的名盤」という評価を現在は得ている大傑作『British Steel』(80年)では、70年代にバンドが売りにしていた叙情的な音遣いがフィーチャーされる一方で、当時の“最新の”スタイルが様々に援用されています。

posted at 01:41:22

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

JUDAS PRIESTは“Metal God”という(自他ともに認める)異名から「様式美に固くこだわる」「音楽性に変化がない」という(HR/HMによくある)イメージを持たれやすいですが、実はそういう姿勢から非常に遠い所にいるバンドで、その時々の流行を無節操に取り入れてきました。

posted at 01:36:57

6月24日

@meshupecialshi1

s.h.i.@meshupecialshi1

15:JUDAS PRIEST『Screaming for Vengeance』
HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)を代表する歴史的名盤。バンドの「正統派だけど流行も積極的に取り込む」特性が理想的に活かされた一枚で、演奏・作編曲・曲順全てが素晴らしい。文句なしの大傑作です。 pic.twitter.com/tZcJVRDj4o

posted at 01:30:38

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