GレコIV、「ふたりのまほう」で始まって、「え、そうなんだ」って正直思った。
世代的に、自分などは頼まれてもないのに経営的な観点から、プロモーションということでついつい考えてしまうので、たとえば宇多田ヒカルをうまく使うエヴァなんかに比べると、損をしているんじゃないかと。
posted at 23:54:19
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GレコIV、「ふたりのまほう」で始まって、「え、そうなんだ」って正直思った。
世代的に、自分などは頼まれてもないのに経営的な観点から、プロモーションということでついつい考えてしまうので、たとえば宇多田ヒカルをうまく使うエヴァなんかに比べると、損をしているんじゃないかと。
posted at 23:54:19
エンディングの「カラーリング バイ G-レコ」も、最高の富野監督応援ソングであるドリカムの「G」で最後まで通すのかと思っていたので、ちょっと意外だったんだけど、「Gの閃光」をなぞり直した歌詞を聴いているうちに、涙ぐみそうになった。
https://youtu.be/yKp2KR0u5DM
posted at 23:54:19
プロモーションのための曲はイメージソングというのかもしれない。だけど、少し不器用な手つきに見えてさえも何としても伝えたいことがあるんだと繰り返された、「Gの閃光」「カラーリング バイ G-レコ」は、まさに「Gのレコンギスタ」という作品のテーマソングだ。
https://www.uta-net.com/movie/179544/
posted at 23:54:20
「ふたりのまほう」は、「歩き出す勇気」「立ち止まる勇気」の大事さは伝わるけど、遠くなってしまう二人って誰のことだろうって、物語に重ねて考えてもよくわからない歌だと思っていた。
https://www.uta-net.com/song/180689/
posted at 23:54:20
こんな解釈はおかしいのかもしれないが、改めて考えてみて、もしかしたら富野監督が世を去られた後でG-レコを見返したら、監督は遠くへ行ってしまったけど、作品を見て感じたことは魔法のように私たちに残るという歌なのかもしれないと思い至った。
posted at 23:54:21
監督は、こんなにメッセージのある作品を創るのに、自分には「作家性」がないということをよく言われる。世に認められるためなら、あの手この手を駆使するというのを作家性とおっしゃっているのかもしれない。イメージソングなどというのも、そうした手段の一つだろう。
posted at 23:54:21
そういう意味では、プロモーション戦略などはサンライズの責任なのだろうが、監督の意向を無視してでも世の中の受けを優先できないのは、良くも悪くも、今に至るも「街場のプロダクション」的なところなのかもしれない。(この先バンダイナムコではどうか、わからないけれど)
posted at 23:54:21
ともあれ、プロモーション的なことがいきなり気になって、あんな凄い作品を観ることだけに最初から集中できなかったのは、長年の富野ファンとして不覚だった。自分も、経済至上主義に毒されてしまっていることを痛感させられた。富野作品は全身全霊で集中して体験するものだ。
posted at 23:54:22
いや、作品はほんと最高の出来だから、映画館で観なきゃね。隣県まで新幹線だけど、来週も行かなくては。(G列は快適なプレミアムシートだったよ。w)
posted at 23:54:22
Gレコ序盤を見てるとアイーダさんはアメリアで教えられた価値観ガチガチで行動していて、美人だけどムカつく女にしか見えないので、イノセントなヒロインに感情移入したい観客には、「理解不能」ってなるわけだ。教え込まれた先入観から逃れられてないのはベルリも同様。
posted at 22:37:49
アイーダやベルリがそれぞれの国の指導者層の子弟だから恵まれていて、だから感情移入できない(終盤のマスクの心情のほうが共感できる)なんて思ってる人もいるみたいだけど、それはたぶん頭で考えた理由付けで、感覚的にはイノセントじゃないってほうが違和感の正体なんだろうって思った。
posted at 22:37:50
だけど、何らかの教え込まれた価値観から自由である人って、私たちの中にどれだけいるだろう?そう考えれば序盤でのアイーダやベルリの少しもどかしい(あるいはイラつく)人物描写こそ、社会的階層がどうであれ、私たち自身の等身大の写し鏡だ。
posted at 22:37:50
アイーダやベルリは物語を通じて、すごく少しずつ、自分の価値観が教え込まれたものであることに気づき、「自分の眼で見て自分の頭で考える」ように努力していっている。富野監督は、私たち観客にも、そのように物語を体験してほしいと願ってるんだろう。
posted at 22:37:51
だけど私たち観客の多くは「自分はイノセントで正しい価値観の持ち主だ」って思っていがちで、だからそういう主人公に感情移入したがる。
高畑監督が「思い入れる」んではなく「思いやる」ということの大事さを書いておられたけど、その困難に向かい合い続けているのが富野監督の凄いところだな。
posted at 22:37:51
@kmdgr 富野監督は、アニメブームの中で、「アニメの(本当の)作り手」として注目された最初のカリスマなのですが、戦略的に「神輿に担ぎ上げた」のが鈴木氏でした。富野監督はそのことに自覚的でしたから、神輿に担がれるご神体の座から滑り落ちたと感じたのは、それは目の前真っ暗だったと拝察します。
posted at 11:01:26
@kmdgr 前にも書いたかもしれませんが、セーリングフライの「誘うなら翔んでみる」というのは、創られたカリスマの役をあてがわれたのならやってみせるという、富野監督渾身の決意表明だったのだろうなと私は思っています。
posted at 11:13:36
@kmdgr うじうじしているクワトロ・バジーナなんて、柄にもない神輿に担がれるとホントにキツいという、富野監督の自己投影ダダ洩れのキャラクターですからね。
けれど富野監督は役割を演じ切り続けているわけです。作品にフォーカスしたトミノ展では触れられなかった、もう一つの物語ですね。
posted at 12:22:54
@nuryouguda 富野展で商品化すればよかった!(自分がほしい)
posted at 20:12:20
これはよいインタビュー! https://twitter.com/now_loading38/status/1432634468737581060…
posted at 18:38:06
仕事が忙しくて一時期アニメファンを離脱していたのだけど、これを見た衝撃で富野アニメの世界に帰ってきてしまった作品。
https://youtu.be/loo7Oy1zKE0
なのでTV版未見でいきなりこれを見て、そりゃあ頭の中「?!」の嵐だったけど、見終わった後に電気に打たれたように痺れてたのよね。
posted at 12:45:30
何度も見てるのに
「ディアナさま、また明日」
背筋がブルッとなって、ちょっと涙ぐみそうになるんだよなあ。
TV版とまた違って、エンドロールの最後に監督の名前が出てきて、風が吹いて水面がそっと波立つところまで。
ほんとにいい作品だ!
posted at 22:40:46
∀ガンダムが一気に面白過ぎて、テレビの富野監督を見るのをやめてしまった。監督も好きだが、監督の作品はもっと好きだ。
∀ガンダム I 地球光【公開期限:~7月25日(日)20:59】 https://youtu.be/Y7zYz2f_kjk @YouTube
posted at 00:27:15
速い速いというけれど、導入のスピード感は「何だ何だ?」と見た人みんなに思わせる仕掛けだから、事前知識のある人もない人も、驚けばいいんだと思うな。たっぷりゆっくり見せるところとの、緩急のリズムも映画だからねえ。
posted at 00:27:16
∀ガンダムも「伝えたい」内容がてんこ盛りな作品だったけど、情感の芯が一本スーッと通っているから完成度高いって感じるんだよね。劇場版はかなり取捨選択して構成されてるから、あのいろんな味わいが惜しいという人も多い。けど、自分は劇場版もかなり好き。
posted at 00:27:16
明日ではないですか!うれしいぞ!
https://youtu.be/Y7zYz2f_kjk https://twitter.com/nuryouguda/status/1418217046676951048…
posted at 10:17:47
しまった。GキャップもGメタルも売り切れで素直にあきらめてしまった。 https://twitter.com/roatnek/status/1417999025660329989…
posted at 18:50:43
ドリカムの「G」というのは、富野監督の歌なんだなとスッと吞み込めた #gレコ 第3部でした。伝えたい言葉がたくさんあるんだ。まだこんなに伸びしろがあったのかって、ビックリするほどすごいテクを駆使してるのに、まだうまくいかないって思ってるんだ。 #Gレコ感想
posted at 22:48:32
「思い入れるのではなく、思いやる」作品作りという話を前にもしたけど、感情移入しやすいようにはわざと作ってない。泣かせどころみたいなポイントでも、そこで思考停止させないで、どんどん状況を動かしていく。感情が揺さぶられたまま一本の映画全体を味わうしかない。
posted at 22:48:33
TV版ではわかってなかったけどノレドさんって、そういう意味で、われわれ観衆に近い立場のキャラクターだったんだな。その彼女がベルリを見守ってることが、実はすごく彼の支えになってるんだなって理解できたのは、とてもうれしいことでした。
posted at 22:48:33
何しろ楽しい映画だったなあ。何度も笑って、時々ちょっと涙ぐんで、(話の先行きは知ってるはずなのに)ハラハラドキドキして。だから理解しようなんて小賢しいことを考えないで、物語の情に心をゆだねて映像に集中してみればよいんだよね。
posted at 22:48:33
この明朗さというのは、ほんとうにすごいこと。伝えたいことといっても主義主張じゃなくて、自分の眼で見て自分の頭で考えよう、考え続けよう、というような姿勢だったり態度だったりのことなんだけど、それだけを伝えるために、こんなにも明朗であろうと徹底してる。
posted at 22:48:34
つまらないことでクヨクヨしてちゃいけないなあと、ほんとうに元気をくれるアニメでした。
そうか、「元気のG」ってこういうことだったんだ!
みんな、早く観たらいいよ!!
posted at 22:48:34
今日は「竜とそばかすの姫」、「閃光のハサウェイ」と映画館で観てきて、帰ってきて劇場版「G-レコ」2。それぞれに面白かったけど、なんでG-レコだけプロモーションが弱いんだろうなと、そこは複雑な心境。
それはそれとして。こんなに明朗な作品だったんだなと改めて楽しみました。 #Gレコ感想
posted at 00:35:12
閃ハサはやっと見に行けたんだけど、物語のレイヤーとしてはG-レコより複雑だよね。ギギのチャーミングさで押し切ってる(そこは上手にやってる。)
ハサウェイというキャラクターはもちろん単純ではないのだけど、その主人公一点に関心を集中できるように作ってるので、受け入れられやすいのかな。
posted at 00:35:13
「竜とそばかすの姫」は丁寧によくできた佳作でした。これだって簡単な物語ではないのだけど、ミュージカルは感動ポイントがはっきりと出せるので、これもヒットするんじゃないかな。そんなに説明要らないんだけどと思うシーンがあったのは、私がアニメファンとしては濃すぎるせいなのか。
posted at 00:35:13
G-レコは密度が濃くて、主人公もベルリとアイーダの二人だし、そのどちらも物語を通じて成長していくキャラクターだから、失敗も多いし、思い入れ(感情移入)は難しいのかな。高畑勲監督の言っていた、思い入れるより、思いやる(見守る)という作品づくりなんだと思います。そこが素晴らしいところ。
posted at 00:35:13
思い入れるより、思いやる(見守る)という作品づくりというのは、たとえば高畑監督の「母をたずねて三千里」なんかを見てもらえば、わかってもらえるんじゃないかと思います。
劇場版G-レコ、第3部が本当に楽しみです。ベルリとアイーダの旅の行方をしっかりと見守りたいと思います。
posted at 00:35:14
少しくどいぐらいに説明的要素を追加するのなら、と考えてみたら、たとえば「お前たちは生まれ育った環境の中で自明のことと疑わずにきたものをそれぞれ抱えてきたけれど、自分の眼で見て自分の頭で考えることを始めた。だから迷わず進め。」的なことを言う大人がいるとわかりやすいんだろう。だけど、
posted at 00:59:45
今のリアルな子どもや若者たちのことを考えると、「そういう大人はいない」というほうが現実。グシオンもウィルミットもいい人だけど、現実に絡めとられている。
その点でケルベスが、自分の眼で見て自分の頭で考え始めた教え子を認めて、もう教官じゃない、「戦友」だというのは、すごくいいよね。
posted at 01:11:20
富野監督の作品の作り方は、世間に受けることを考えるなら、誠実にすぎるのかなあ。だけど、そこが比類のないところだと思うのです。富野監督も、何か先に結論があって、それを教えてやろうというのではなく、失敗もしながら自分の頭で考え続けている人。だから見守り続けたい。
posted at 01:11:21
@nuryouguda 勢いです。(ちょっと無理はしている自覚。)
正直、閃ハサはG-レコより優遇されてるジェラシーもあって、行くのをためらってたところがあるんですが、細田アニメを見に行くなら、閃ハサを先に見る義理があるのではないかと。こんな煩悶を与える世の中を恨みますぜ。(劇レコ3はまた隣県まで行かねば)
posted at 01:17:50
劇場版 『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」【公開期限:~7月18日(日)21:29】
https://youtu.be/5sOZFyBPEXk
20万再生超えてるようで、すばらしい。
一回純粋に楽しんでみた後で見ると、物語の中でいま起きていることを、ちゃんとセリフでも説明しようとしてるなあと感じる。
posted at 11:51:16
本来、映画というのは、画面を注視していれば伝わってくる事象までセリフで説明する必要はないメディアなんだけど、「ながら視聴」に慣れた世代には、セリフでの説明も必要だと富野監督も判断したんだろうな。だけど咀嚼しきれない情報量をぶっこんでくるところは譲ってない。アニメを舐めるな!
posted at 11:51:17
ベルリとアイーダが姉弟という深刻なネタバレ、TV版のときにカントクみずからぶっかましてくれたんだけど、これ事前に知ってなくて思い入れたっぷりに見ちゃうと、「プギャアーッ!!」ってなる一定層がいるよなって思っちゃったんだろうな。「炎上上等」でプロモーションにしちゃう冷酷さがない。
posted at 12:19:26
いや、ホントいうと、セリフでの説明(だけど説明ゼリフにはしてないところはさすが)が付け加わってる分、ぼんやり見ていても入ってくる情報量が過剰すぎるというのは正直あるかも。伝えたいことがたくさんあるんでなあ。自分の好きなようにだけ見たい人には、それはうるさく感じるだろうさ。
posted at 13:41:12
G-レコって、「自分の好きなようにだけ見たい」というのを一度ふりかえって、それはほんとうに「自分の好き」なのか、刷り込まれたものなのか、考えるきっかけになる作品だし。そのためには「自分の眼」で他者を先入観抜きで見なきゃいけない。
posted at 13:41:12
だからG-レコを応援する人たちも、「党派的に応援するんだったら、それは本来のG-レコの見方じゃない」んだよね。でも、たぶんみんなそれをわかったうえで、現実に立ち向かおうとしてると思う。(思いたい。)
失敗してもそれでも前へ。つかめサクセス!
posted at 13:41:13
アイーダさんがモビルスーツの操縦ヘタなのって、彼女がGセルフで活躍出来たら、ベルリがメガファウナに必要な理由が薄れるという作劇上の都合と、どんな場合でも(たとえ戦時でも)才能というもののかたちは唯一であるわけがないっていう、伝えたい思いとがうまくかみあっててよい。ポンコツ姫上等。
posted at 14:41:46
アイーダさん、最初は無理して「ありがとう」とか、「ごめんなさい」とか言ってたのが、途中何気ないこまごましたシーンの中で「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるようになってるな。こういうの、セリフだけ追ってても見えてこないよな。その味わい深さをしっかりと見て感じてね。
posted at 15:06:13
しかしノレドって、ちょいちょい頭をぶつけるなあ。このぐらいの頻度だと、偶然じゃあないんだろうけど、どういう意味を読み取れるんだろうか。
一事が万事。私も悩んだり迷ったりしながら、少しずつ気づいていく人の一人です。一人でありたい。
posted at 15:56:46
#ガンチャン #ガンダム #Gレコ
劇場版 『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」【公開期限:~7月18日(日)21:29】
https://youtu.be/5sOZFyBPEXk
いま見たら298,553再生だ!
posted at 19:43:52