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@satou_masami

佐藤正美@satou_masami

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2017年08月31日(木)5 tweetssource

8月31日

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佐藤正美@satou_masami

「廃(すた)りもの拾ふ合点(がてん)ならねば余方(よかた)に譲りてあしらはず」、源の某氏は老いた小野小町を相手にしなかった。私は声をだして確かめるように この文を読んでいた。私は自営なので、自分が世間の中で過去形になるのを怖がっているみたいだ。野生なら行き倒れしかない。

posted at 10:15:09

8月31日

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佐藤正美@satou_masami

老年に耐える事をそろそろ考えねはならない年齢になった。髭を剃るために鏡に写った顔と対面した時、肌の張りは失われ、白髪も次第に禿げて来た。「かたちを恥づる心もなく、人にいでまじらはむ事を思ひ」(徒然草)、青年・壮年を妬む。

posted at 10:11:07

8月31日

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佐藤正美@satou_masami

私はTwitterの文を綴っていた時、「最近の若い人たちは」という句を綴って慌てて消した。そして、ため息――「若い人たちは未来があるというだけでも幸せだ」と。「三億円払っても、オレは30才に戻れない」、そんな大金など持っていないくせにw。

posted at 10:07:40

8月31日

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佐藤正美@satou_masami

今までの人生が下書きで、これから清書できればいいのになあ、、、私は、時々、こういう与太を飛ばす(苦笑)。

posted at 10:04:56

2017年08月30日(水)7 tweetssource

8月30日

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佐藤正美@satou_masami

「これなつかしうはないかいの、顔を見たうはないかいの」(近松門左衛門、「夕霧阿波鳴渡」)、危(やば)いなあ、、、近松物は、とても生々しい。

posted at 16:10:34

8月30日

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佐藤正美@satou_masami

「男も女も恋といふもの、身をかばうてなるものか」(近松)。私は近松の世話物が好き。絶頂の中で絶えるのを好むのは文学好きの悪弊だな。逆上(のぼ)せが醒めたら滑稽で終わるに決まっている。

posted at 15:46:27

8月30日

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佐藤正美@satou_masami

「愛することは、いのちがけだよ。甘いとは思わない」(太宰治)。私は、この小説家を嫌いだ。でも、この言葉を好きだ。昔から恋愛が語られて語り尽くされない理由は、自分のありのままを気づかされる機会だからかもしれない。恋は生身。悧巧な人が恋上手って訳じゃない。

posted at 15:32:15

8月30日

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佐藤正美@satou_masami

「恋は逆上(のぼ)せにすぎない」、しかし、そんな事を知って何になる。それより先の事は、誰も何も知らないのだ。ザッと言わないでくれ。

posted at 15:24:46

8月30日

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佐藤正美@satou_masami

私は「枕草子」を読んで笑ってた、「苦しげなるもの、・・・思ふ人二人持ちて、こなたかなたふすべらるる男。・・・わりなく物疑ひする男に、いみじう思はれたる女」。「源氏」にも、「女のことにてなむ、賢き人、昔も乱るゝためしありける」と。古来、男女の中に学習などなさそうだw。

posted at 15:23:18

2017年08月29日(火)7 tweetssource

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

「説示一物即不中」とは巧く云ったものだ。言っても的中しないけれど、まるごと外れる訳でもない。様々な意匠を纏った「観念の幽霊」が闊歩する訳だ。

posted at 15:56:27

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

「最後の帰結を怖れる者は、探究すべきではない。信仰すべきだ」(モレショット)。断崖に立った時、腰抜けかどうかはわかる。でも、軽率ゆえに怖れを抱かない事もある。私がそうだった。だったら、事ここに及んで後退りするつもりか?

posted at 15:54:16

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

貧乏は恥だとは思わないが、スゲー不便だな。欲しい書物を買うにも躊躇(だめらい)を覚える。書物がなかったら、どうしたのかしら、、、きっと、ズッと坐禅してる。どちらにしても、世間ではナマケモノだねw。

posted at 15:51:16

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

無一文になった時に、じぶん自身という財産をまだ持っていると言い切る自信もない。堕ちる事を希っているくせに自信もないってどういう事かしら? だから、文学青年は青臭いと云われるのだ、底辺に身を晒して耐えられないなら、「考える」事を仕事にすべきじゃない。

posted at 15:48:54

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

「人は万をさしおきて、ひたぶるに徳をつく [ 財産を作る ] べきなり。貧しくては生けるかひなし。富めるのみを人とす。かりにも無情を観ずる事なかれ。是第一の用心なり」と「徒然草」は云うが、苦い反語だな。兼好法師は、そう見透かしての洒脱な世捨て人だった。

posted at 15:45:48

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

「銭(ぜに)が無い時あ狂人(きちがい)が洒落(しゃれ)てらあ」(幸田露伴、「貧乏」)。図星だね、苦笑(にがわらい)しかない。

posted at 15:41:56

8月29日

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佐藤正美@satou_masami

大きな思想、大きな才を持った人は、そばにいると気持ちのよくないものだ。ウィトゲンシュタイン氏を私は敬愛するが、彼がそばにいれば、きっと、私はむかつくだろう。そして、彼の言うことを聴きはしないだろうw。

posted at 15:39:10

2017年08月28日(月)6 tweetssource

8月28日

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佐藤正美@satou_masami

私は「枕草子」の次の文を読んで思わず笑った――「ふみことばなめき人こそ、いとにくけれ。世をなのめに書きなしたる詞のにくきこそ」。「世の中を甘く見て、ぞんざいな言葉で書き下している」か。私がまさにそうだな。私よりも、もっとひどい連中もいっぱい居(お)るが、目くそ鼻くそを嗤う。

posted at 13:42:55

8月28日

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佐藤正美@satou_masami

食欲は食べているうちに生じる事もある。食わず嫌いは意気地なしだ。酒を人類で最初に口にした人は、たいした人物だ。しかし、酔っぱらいは、味わう事を知らない。それは仕事でも同じだな。確かに、意気地なしは口実を並べるし、酔っぱらいは能書きを並べるわw。

posted at 13:37:44

8月28日

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佐藤正美@satou_masami

「験(しるし)なき物を思はずは一杯(ひとつき)の濁れる酒を飲むべくあらし」(大伴旅人)、私の好きな歌の一つ。私の生活は、考える事と晩酌との二つが柱のようだ。単調な生活だw。でも、集中するためには刺激は邪魔。「験なき物」を思う生活をしている私は、晩酌が慰めなのかも。

posted at 13:35:23

8月28日

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佐藤正美@satou_masami

「死ぬまで一つの心のなかだけでも、深く分け入ることができたら、それで幸せとしなければならない」(モーリアック)。私は「みずうみ」(シュトルム)という恋愛小説を好きである――終りの章で、老人になった主人公が青年期(「『思い出』の湖」)を回想する下りは絶品だ。

posted at 13:29:40

2017年08月27日(日)5 tweetssource

8月27日

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佐藤正美@satou_masami

損を覚悟で敢然とぶつならねばならぬ事も起こる。賭けられているのは自分自身だ。そう思わないと私の人生は 徒に むなしいものとなってしまう。

posted at 13:34:12

8月27日

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佐藤正美@satou_masami

人物評などは、評した人が他人をどういうふうに観ているかという視点を表しているにすぎない。そして、人物評は、たいがい、十指に屈するほどの数の「型」に嵌った裁断だわw――どこかで聞いた事のある事ばかり。人物を観なくても批評は言えるみたいだねw。

posted at 13:31:48

8月27日

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佐藤正美@satou_masami

「賢者が毒をくれたら―― 一息に飲め」(ゴーリキー)という文を読んで、私の目はその文に釘付けになった考え込んでしまった。

posted at 13:28:18

8月27日

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佐藤正美@satou_masami

「ただわが心のたてつる筋をとらへて、人をばなきになすなめり」(紫式部日記)。「えらそうな事を言っているヤツでも自分の得意な事を鼻に掛けて他人を蔑視しているにすぎない」か、私もそうかもしれない、、、我々は、巨大な装置の中で歯車どうしで軋んでいるだけだ。

posted at 13:26:04

2017年08月23日(水)4 tweetssource

8月23日

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佐藤正美@satou_masami

否応でも老いる。いかにして老年に耐えるか。若作りしようとは思わないが、まだ若いと思う事は滑稽だ。私の精神は40才代の時と同じほど燃えてはいるが、当時の灼熱はない。明晰だが暖かさはない。

posted at 10:59:22

8月23日

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佐藤正美@satou_masami

考える事を仕事にすれば、世事を味わう余裕がない。それでいいのかもしれない、知った後に止められるものじゃない。続けるしかない。

posted at 10:49:10

8月23日

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佐藤正美@satou_masami

「ただいっとき、舞台の上で、ぎっくりばったりをやって、やがて、もう噂もされなくなる、みじめな俳優だ」(シェークスピア、「マクベス」)。身につまされる。

posted at 10:46:00

8月23日

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佐藤正美@satou_masami

嫌な事に直面して不安を覚えるならば、その不安を抱かないためには事態を眺めないようにするのも対応策の一つだが、一番の適策は、それをよく眺める(凝視する)事だ。実存するものに対する恐れよりも、想像しているものに対する怖れのほうが強い。自身の煩悩を凝視するのも強さでしょうね。

posted at 10:43:55

2017年08月22日(火)7 tweetssource

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

「あなたの力をセールスしなければ他人にはあなたの力はわからない。黙っていても他人はわかってくれるというのは自惚れだ」、なるほど一理あるが、一理にすきない。存在感を醸さない力は贋物だ。明石さんま さんが或るテレビ番組で言っていた「黙って存在感を出すヤツは邪魔だ」と。これも一理ある。

posted at 15:39:50

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

我々凡人は、天才たちが食べたパンの屑を拾うだけなのかもしれない。でも、天才たちは、私たちを高めてくれる。もしも、天才たちが私たちを仕込んでくれなかったら、我々は今日あるような思考力を持つに至らなかっただろう。パン屑でもパンの味はわかる。

posted at 15:36:10

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

私は、研究者でもないのに、終日、家にいて専門書(数学書、哲学書、文学書)を読んでいる日々が多い。そういう私のすがたを幼児期から観て育った息子たちに私は「世捨て人」と云われていたw。そして、「一匹狼のふうをしているけれど、寂しかり屋」と。息子といえど侮れないなあ。

posted at 15:33:58

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

いっぽうで、実生活の生産活動に従事して、「綜合雑誌」を読んで、文芸で話題になっている概念を一通りに知って文芸の「本質」をわかったつもりになっている「知識人」は、朔太郎・徂徠の謂う「怠け者」とはちがうナマケモノでしょう。「文学愛好家」のなかに、こういうナマケモノが多いようです。

posted at 15:29:00

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

萩原朔太郎も荻生徂徠も自らを「怠け者」と自嘲していましたが、彼等の謂う「怠け者」というのは、実生活の生産活動(in the common walks of life)に従事しないで、ひたすら文芸に向かったことを云っていて、自負のウラ返しです。彼等は生涯を費やして文芸に向かった。

posted at 15:24:49

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

「綜合雑誌」に記載された「様々な意匠」を知ることが「知識人(あるいは、教養あるひと)だとしたら、「知識人」というのは呑気な人たち――あるいは、小林秀雄が「広津和郎氏へ」のなかで使った語を借りれば、「なまけものの階級」――だと私は蔑(さげす)むしかない。

posted at 15:21:47

8月22日

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佐藤正美@satou_masami

「普遍性とはまた特殊の絶対的信用以外の何物でもない。芸術上の現実主義とは、心の中にあると外にあるとを問わず、特殊風景に対する誠実主義以外のものを指さぬ」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:13:57

2017年08月19日(土)23 tweetssource

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

文学は「絵空事」にちがいないが、事物の特性を顕す造形力なのだ。作家は、自身の個性が手軽に到達できる作品に決して満足しないだろう。いかなる仕事でも、今の自分を乗り越えようと努めるなら、新しい形を制作しなければならない。文学はそれを私に仕込んでくれた。

posted at 16:33:26

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

弁舌だけで生活している連中を警戒したほうがいい。たとえ弁舌だけを聴く機会しかなかったとしても、もしその言説が本物なら生々しい艶がある。偽物は、いつも干からびている。

posted at 16:29:51

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

私は、どうして今の仕事を選んだのか。いくら考えても、どうしてもその理由を見つける事ができない。しかし、私は、じぶんの仕事でもとめられている特殊な・具体的な技術の中に私の考えかた・私の生きかたを感じている。

posted at 16:27:51

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「絶望は最後の一秒でいい」と有島武郎氏が綴っていたが、きっと、有島武郎氏自身に言い聞かせた言葉なのだろうなあ。

posted at 16:25:11

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「考える」仕事は手続き通りにできるものじゃない。自分で創り出すしかない。置かれた環境の中を、全人格で以て、個性を主張する事である。ただし、生計のために、また社会の需要のためには、多少とも死んだ仕事をやらねばならない。私は、それができなかった。

posted at 16:23:26

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

健やかな生活とは、じぶんの下した決断や じぶんの仕事について愚痴を言わない事であろう。そして、じぶんの好む事にのみ専念するという気力を貫くこと。勿論、そのために払う対価は大きい。だから、愚痴を言わないこと。

posted at 16:19:44

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

時間の許す限り、やっている事に集中するがいい、と言って、のめり込んではいけない。凝るのはいいが、耽るのは禁物。たいてい 事の切りあげかたで人柄がわかる。

posted at 16:16:54

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

才知とは、(自身の)個性を、自分の力を信ずる事、それしかないだろう。私が仕事に精を出すのは、ただ自分がやった事で自分を確認しようとするためだ。それが他人(ひと)のためになるなら、尚(なお)良い。

posted at 16:13:31

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

私は、天才たちの書物を読んで、仕事をするには、仕事以外の一切のものを捨てる覚悟が必要である事を知っている。それを「天才であるがゆえに」と考えるか「天才であっても」と考えるか、、、。いずれにしても、それを真似した凡人は仕事につぶされるわ。

posted at 16:11:10

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

あまりに平凡だ、下らない。こういう生活を私は望んでいたのではない。生活はもっと高尚な精神の具現であるべきだと若い頃には思った。芸術家・思想家なら そうかもしれない。しかし、その道に向かう事を尻込みした私の様な凡人には、当時の滓が燻っているだけだ。

posted at 16:07:29

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「災難にあふ時節には災難にあふがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候」(良寛)、凡夫の私はそこまで悟れんなあ。良寛和尚じゃなきゃ、どついてやる。

posted at 15:59:33

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

堅実な生活を送るために、なにも豊富な才はいらない。俸給を稼ぐ才を持てば充分である。しかし、俸給を稼ぐだけで満足していけるものだろうか。いずれ仕事にウンザリして、やりたい事を探す様になるのではあるまいか。そして、自分を抑えているという理由で、仕事を呪う様になるのではあるまいか。

posted at 15:56:49

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

才識・地位・財産があれば立派だが、その立派さは必ずしも他人を遜下(へりくだ)らせる性質のものではない。他人を遜下らせる立派さというものは、無条件な公平さの事であって社会では「甘い」と云われる性質に近い。キリストがそうであった。無論、その「甘さ」は途轍もない強さに違いない。

posted at 15:53:22

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

私は「世間」に対して疲れ切るまで喧嘩をするが、竟(つい)にには、「世間」が投げてくれるパンの屑を拾う河原乞食なのだ。

posted at 15:49:34

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

自惚れは時に多くの悩みを癒す。もしもそれを適度にそして適時に用いるなら。それなら煙草もそうだな(笑)。煙草の吸い過ぎは悪いし、酒の呑み過ぎは悪いし、食べ過ぎも悪い、too much な状態は悪いに決まっているわ。適度・適時が難しい。

posted at 15:47:42

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「女にとって愛されないということは不幸である。だがもう愛されなくなるということは侮辱である」(モンテスキュー)、女に限るまい、思想家もそうであろう。

posted at 15:44:23

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「社会は自然の破片である、個人は社会の破片である、人間精神とは言葉を生産する工場以外の何物でもない。言葉を個人とする社会以外の何物でもない」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:42:28

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「人々は日常視るところをことごとく言葉に翻訳して、蓄積する。人々は言う。『言葉ではそうだろうが、実際はそんなもんじゃない』、と。では実際とは何物か。実は彼らは次の通りに言ったのだ。『その言葉は簡単だ、もっと複雑な言葉もある』、と」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:39:58

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「全自然が一つの運動ならば、もはや、人間は自然の外側に立って、存在する真理を認識し、表現する者として現れはしない。思惟と存在との区別も、ただそんなたとえ話も可能であるというに過ぎぬ。すべては運動の形態である」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:36:44

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「ムツカシイ事が言えなければ言わなくてもよい。だが、それだからといって、通俗なものしか書けぬ理屈は何処にもない。通俗なものしか書けぬ男に、ムツカシイ事が言えぬも言いたくないもあったものではない」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:33:49

8月19日

@satou_masami

佐藤正美@satou_masami

「諸君のとぼけた理性にとって、あらゆる理論はむつかしく、ただ、やさしいものは実人生なのだ。人生はナンセンスだ、エロティックだ、さては階級闘争だ、それ以上むつかしい理屈は、われわれ芸術家は知らんよ」と(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:31:08

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「理論が不得手である事は、作家そもそもの特権と心得ているのか。今日の青年作家たちが、まだ昔ながらの戯作者根性を捨て切れぬとは、わが国民の美風であるか」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:28:03

8月19日

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佐藤正美@satou_masami

「わたしの評論がむつかしいという奇態な抗言をしばしば聞く。私はむつかしい理屈を捏(こ)ねた覚えはない。むつかしい理屈なるものが、如何にたわいもない粉飾態であるかという以外に、凡(およ)そ理屈というものを述べた覚えはないのである」(小林秀雄、「アシルと亀の子ⅳ」)。

posted at 15:24:50

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