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@yasu_kum

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2017年03月11日(土)4 tweetssource

3月11日

@yasu_kum

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夕闇に墓の小径をぬけたまへ
いぶかしき温み背にまつはりて
蝶や蛾のひらめきが頬を刺すべし
こは妖しげなれども妖しからず
並べるものら永き日に立ちつくして
その余温(ほとぼり)の冷めがたければなり
かう言つた君は肺患(やまひ)を重らせて死んだ
―丸山薫「碑に」(『物象詩集』)より

posted at 03:42:38

3月11日

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手にとつてペーヂをめくると
昔住んでゐた町角の夕陽が見えた
―丸山薫「古い詩集」(『物象詩集』収録)より

…この、詩集に込められた町角の夕陽のモデルも、豊橋の「日本一の茜空」「空全体が異常な深い光る赤色を幾重にも重ねている夕景色」(中河与一「雪にとぶ鳥」)だったのだろうか?

posted at 03:24:51

3月11日

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yasu_kum@yasu_kum

「不図、その姿が瑠璃色から眼の覚めるやうな茜色に変つたやうでした。とたん正太が笑ひ出しました。葉と葉とが重なり合つて隙間をつくり、小鳥を抉り抜いたやうな夕暮の空がそこから覗いてゐたのだつた、と気が附いたからです」
丸山薫「夕空」(『帆・ランプ・鷗』)この茜色のモデルが豊橋の夕暮?

posted at 01:14:58

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