約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
@nosukuk 『ボルジア絵文書』にあるシーンらしき壁画が見つかってるんですよね。ボルジアグループの絵文書は(広義の)アステカ神話を調べる上で欠かせないと思います。ヌッタルは主にミシュテカの歴史を記してるからテノチティトランの建物の壁画とかに流用するとおかしいでしょうね。
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約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
@nosukuk 『ボルジア絵文書』にあるシーンらしき壁画が見つかってるんですよね。ボルジアグループの絵文書は(広義の)アステカ神話を調べる上で欠かせないと思います。ヌッタルは主にミシュテカの歴史を記してるからテノチティトランの建物の壁画とかに流用するとおかしいでしょうね。
posted at 01:00:37
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「ケツァル・コアトルの元ネタがかなり分かる本リスト」にも書いたけど、ケツァル・コアトルの宝具にシウ・コアトルがあるのはアイリーン・ニコルソン『マヤ・アステカの神話』に「ケツァルコアトル=ウィツィロポチトリ」と書かれてるからだと思う。
posted at 01:03:32
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アステカ神話には名のある伝説の武器みたいなのがないからネタにしづらいんだよなぁ。シウコアトルもウィツィロポチトリ専用武器という訳じゃない。
posted at 01:07:58
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『ボルジア絵文書』p.46には鍋で煮られるケツァルコアトルを4匹のシウコアトルが囲んでいたり、ケツァルコアトルがシウコアトルに包まれたシウテクトリの上で火を熾したりしている場面が描かれている。 https://pic.twitter.com/eLJMbkRY61
posted at 01:21:33
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どうでもいいことだけど、論文読んでたらMacuilxochitl, god of gamingとあったので、うっかりカラフルに光るマクイルショチトルを思い浮かべてしまった。そういうことじゃない。添付図は『バチカンB絵文書』のマクイルトナレケ(マクイルショチトルもその一員)とシワテテオ。それと鹿。 https://pic.twitter.com/M9KpsJlFKL
posted at 02:03:02
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サアグンは『フィレンツェ絵文書』において神話と歴史が不可分な先住民の世界観を否定しようとしていたのではないかと思うので、その辺もいつか掘り下げてみたい。そのために見えづらくなっているものもいろいろあるはずなんだ。
posted at 18:07:14
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● テスカトリポカ神は4兄弟の内の…
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posted at 18:08:16
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そういえばドゥランはテスカトリポカの化身ということで…トヒルが人々に火を与えた話で善対悪、光対闇の構図が重視されるようになった絵文書が現存しないので取り敢えず好きな飲み物言ってく #tweetgen https://tweetgen.cordx.net/JohannesC7
posted at 00:34:21
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『メンドーサ絵文書』よりイチカトラン「綿が豊富な場所」の絵文字。綿花を模っている。 https://pic.twitter.com/GDDVHGGUlD
posted at 00:53:20
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@nosukuk 狭義のアステカ(メシカ)ではないけど広義のアステカ(後古典期のメキシコ中央高原の人々)としては扱っていいかと…。トラスカラのオコテロルコやティサトランの壁画から推して『ボルジア絵文書』もその辺りで作られた可能性が高いようです。https://mediateca.inah.gob.mx/repositorio/islandora/object/fotografia:275429…
posted at 09:32:48
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@nosukuk ボルジアグループの絵文書はメシカのものではないからウィツィロポチトリはいませんが(ゼーラーは青のテスカトリポカやシウテクトリをウィツィロポチトリと誤認しましたが)。私個人としてはアステカというときはもっぱら広義の用法なんですが、使い分けが伝わらないことが多くてもどかしいです。
posted at 09:34:55
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「アステカ」には狭義の用法(メシカ)と広義の用法(後古典期のメキシコ中央高原の人々)とがあってややこしい。私はもっぱら後者として用いるけど(場合によっては前者の意味でも使う)、その辺の使い分けが伝わらないことも多い。
posted at 09:44:30
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土方美雄『マヤ・アステカの神々』はタイトルこそこうだけど本文では「メキシコ中央高原の神々」としてるのは、さすがにメソアメリカの遺跡ルポを多く手がけている著者らしいこだわりだと思った。神話の知識が不十分なのが残念だけど。
posted at 09:47:04
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「ケツァル・コアトルの元ネタがかなり分かる本リスト」。本棚に展示されていた『マヤ・アステカの神々』にもイツパパロトルの項があった。
http://www.yarakashido.com/rswt/aztec/column/quetzal_coatl.html…
posted at 10:57:08
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FGOでは実際のアステカ神話よりも90年代伝奇バトル漫画におけるケツァルコアトル対テスカトリポカがベースになってるように思う。実際の神話のケツァルコアトルについてはFGOバビロニアアニメのコラムが要点を押さえている。
https://anime.fate-go.jp/ep7-tv/character/?chara=quetzal…
posted at 10:59:49
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太陽神としてのケツァルコアトルが強調されてるとかウィツィロポチトリの影が薄いとか神とは人間を変異させる微生物とか、実際のアステカ神話から見るとよく分からないけど、90年代伝奇バトルマンガの影響だとするとしっくり来る。
posted at 11:42:50
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
>RT 太田俊寛『現代オカルトの根源』に「2012年終末論」を広めたホゼ・アグエイアスについて「アグエイアスは、G7が金融政策や電子メディアを操作することによって、いまや世界を隅々まで支配していると考える。(中略)それに対抗するためにわれわれは、銀河のマスターであるパカル・ヴォタンの
posted at 13:41:26
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メッセージを受け入れ、獣による支配を打ち砕き、新たな種に進化していかなければならない―。古のマヤの叡智への憧憬から発したアグエイアスの歩みは、こうしてまた、二元論と陰謀論と終末論のアマルガムという、この分野に通例の思考形式に帰着していった」と書かれている。私がパカル王が宇宙飛行士
posted at 13:44:32
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
だったとかマヤ文明は宇宙人が造ったとかいう話をされるのが嫌いなのは、単に事実とかけ離れてるからというだけでなく、陰謀論との親和性の故でもある。マヤ人にあんな高度な文明が築けたはずがないという偏見による決め付けも問題だけど。
posted at 13:46:42
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>RT ひょっとしてフラダリ来る?
posted at 15:39:33
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ダイヤ貯めとかないと…ところで巨神と誓女のBloody genesは爆死した。ファラオちゃんとの関係とか気になるし、カーメン来て欲しかったなぁ。
posted at 15:44:51
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
まだ謳集めきってなくて真名開放してないけど、シーアってSeer(見る者、予言者、占星術師)なんだろうか?
posted at 15:47:52
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『図説マヤ・アステカ神話宗教事典』にイツパパロトルの翼の刃は黒曜石というより明らかに燧石だという旨の記述があり確かにそうなんだけど『メンドーサ絵文書』のイツキミルパン(現イシュキミルパン)の地名を表す絵文字には黒曜石ではなく燧石のナイフが書かれてる。 https://pic.twitter.com/7Bv7VefWuO
posted at 16:53:14
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でもイツィウィンキロカンは黒曜石のナイフになってる。黒曜石のナイフと燧石のナイフに互換性はあるんだろうか?それぞれ何を表してるんだろうか?添付図は『メンドーサ絵文書』のイツキミルパンとイツィウィンキロカンの絵文字。 https://pic.twitter.com/DeEIncoBVN
posted at 16:55:47
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posted at 16:59:58
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昨日唐突にボスグリを思い出して懐かしくなってたのはフラダリ登場の予感だったんだろうか?(気が早い)
posted at 17:17:50
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
そういえば『ビジュアル図解マヤ・アステカ文化事典』のトラソルテオトルの項に「女神は半月モチーフの柄の上衣とスカートを着ている。半月のモチーフは女神を表す特徴的図像」とあるが、綿のもこもこを表現した模様ではないだろうか。ヘッドドレスは綿花とそれをつむいだ糸を巻いた紡錘だし。 https://pic.twitter.com/0tyI5YxO93
posted at 17:42:41
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
トラソルテオトルの服やヘッドドレスと地名の絵文字の土の表現が似ているので、それらはもこもこした表面の描写だろうかと思った。ところで『ボルジア絵文書』の絵を見て誤解する人がいるようだけど、トラソルテオトルの頭についてるのは兎耳ではなく紡錘。 https://pic.twitter.com/xNeYQbT7hp
posted at 17:50:05
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レオン=ポルティーヤは『メソアメリカ先住民の精神性』で『フィレンツェ絵文書』第2書補遺のテテオインナンの歌のteumechuaue(teo-metz-xahue)を「太股を顔に描いた」と訳しているが、同絵文書第30章のオチパニストリの祭りの描写にテテオインナンの化身が首をはねられた後太股の皮を剥がされ、
posted at 10:23:23
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
その皮を屈強な男が着けたとあるので、アンダーソン&ディッブル訳の「聖なる太股の皮の仮面」の方がいいように思う。文として読みやすいのはレオン=ポルティーヤの本かなと思うけど、正確さでいうと疑問もある。イツパパロトルを燧石の蝶と訳してたりするし。
posted at 10:26:41
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
ツィツィミトルの複数形はツィツィミメってそれはいいんだけど、『フィレンツェ絵文書』で用いられてるツィツィツィミの方はまず紹介されない。ややこしくなるから別にいいけど、ツィツィミメの方が広く使われてるのは何でだろう?
posted at 13:08:49
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
>RT 情報が歪んでいく様子、あるある…アステカでもよく見る…。大げさだったり単純化されたりした表現の方が受けるんで、だからこそ気を付けないといけない。
posted at 16:19:23
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
>RT ファラオちゃんといい、王族はエジプト風で口調が上方っぽいのか?蠱惑のあの人は名前はエジプト風だったけど喋りは標準語だったような。女性だけ?
posted at 17:09:44
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posted at 17:35:54
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@wolfguys そうです、手元の本は共著なのでもう一人の方かもしれませんが。イツパパロトルとミシュコアトルに関する記述でミミチがミシュコアトルになったとされてたんですが実際はミミチはミシュコアトルの兄なので、そこを変えるとおかしくなるなぁと…。
posted at 01:24:59
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
@wolfguys 『ヴィジュアル版』や『マヤ・アステカの神話』ほどではないとは思いますが、鵜呑みにはできないかなと…。私も参考にしてるところはありますけど、ここはおかしいなというところもある感じですね。
posted at 01:38:31
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
@wolfguys Wikipediaのメソアメリカの神々に関する記事は以前より良くなってきてると思いますが(直されてないものもあるけど)、主な資料の1つにKay Almere Read & Jason J. González "Handbook of Mesoamerican mythology"が挙げられてます。
posted at 01:57:49
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
そういえばシウコアトルとシウアトラトルが混同されがちな問題もあるな。シウコアトルをトルコ石の蛇と訳すと誤解を招きやすいのかもしれない。実際には青以外のシウコアトルもいるし、火の蛇の方がいいんだろうか。 https://pic.twitter.com/aKUXWAIAjL
posted at 02:11:34
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イツパパロトルのツイートを広めていただけて嬉しい。誤情報の訂正は得てして好評なネタを潰すことになってしまいがちなので難しいなと思うけど、それだけに伝わるとありがたい。
posted at 09:08:33
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@Mitchara @namapohuaznequi @sosoBOTpi 言語の話じゃなくてすみません、そういえばHuiquipediaのInic Mācuīlli Tōnatiuhの解説でアステカの5つの太陽の話にマヤの2012年世界滅亡説(長期暦の周期の終わり)が混ぜられてるんですが、たぶんこれ書いた人も母語話者じゃないんですよね。ナワトル語の記事だから正しいと誤解されかねませんが…。
posted at 11:38:27
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@Mitchara @namapohuaznequi @sosoBOTpi そうなんですよね。でも、先住民は改宗を強いられたが密かに古い信仰を保ち続けて云々みたいなストーリーを勝手に想定して読む人がいないとも限らないなぁと。そして母語話者は古典語に興味ない件は、日本語話者でも古文で何か書こうという人は少ないし、そういうものなんでしょうか。
posted at 13:55:22
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アンゲラ・ヘレン・ラジャゴパラン『アステカの過去を描く』によれば、メシカ初代王アカマピチトリのマントに悪魔が描かれてるのは彼がテスカトリポカの言葉を語る者だと示してるのだという。征服後に描かれたので神が悪魔になってたり玉座がヨーロッパ風だったりする。 https://pic.twitter.com/IH48aY1vui
posted at 15:18:07
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認知症の件で福祉の窓口に相談に行ってきたんだけど、疲れた…。とにかく医師の診断が必要だけど、本人が嫌がるのでまずそれが難しい。また警察沙汰になっても困るし、なるべく早く進めばいいなぁ…。
posted at 17:13:10
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アカマピチトリの絵は『アスカティトラン絵文書』より。王はテスカトリポカの地上の代理人であり、その役目は代々受け継がれた。
posted at 17:57:21
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人類創造の地タモアンチャンと出産で死んだ女性が行く西方の場所シワトランパと幼い死者を養う木があるトナカテクトリ・イチャン(チチワルクアウコ?)とが混同されてるようだ。イツパパロトルはタモアンチャンの女神であり出産で死んだ女性がなるツィツィミトルでもあること、
posted at 17:57:38
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そしてタモアンチャンの象徴である折れて血を流す木が、幼い死者を養う乳の木チチワルクアウィトルないし食料の木トナカクアウィトルとごっちゃにされるからだろうか?『バチカンA絵文書』よりイツパパロトル、タモアンチャンの木、乳の木チチワルクアウィトル。 https://pic.twitter.com/Xo2W5SANA3
posted at 18:00:16
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出産で死んだ女性は戦死者同様に天に行くということから、その際に無念も消え去ったと思われるかもしれないが、実際には未練を残していたと考えられていたようだ。『フィレンツェ絵文書』第6書第29章によれば、出産で死んだ女性は正午から日没まで太陽を運んだ後、ツィツィミトルとして地上に降り、
posted at 23:37:50
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生前の夫のところに行って女性の衣類や仕事道具を求めたという。またこの章では彼女達は天の太陽の家トナティウ・イチャンに行き女の場所シワトランパ(日が沈むところつまり西)に住んだというが、同書第21章では幼い死者はトナカテクトリの家トナカテクトリ・イチャンに行ったとされる。
posted at 23:39:57
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
同書第32章では新生児のへその緒を切り沐浴させる際にオメテクトリとオメシワトル(トナカテクトリとトナカシワトルに同一視される)が天のオメヨカン(二元性の場所)から赤ん坊を送り出したと言われた。ここではオメテクトリとオメシワトルが赤ん坊を形作ったとされる。
posted at 23:41:55
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また『太陽の伝説』の第5の太陽創造譚では、火の中に飛び込んだナナワトルは天に行きトナカテクトリとトナカシワトルによって洗われて太陽となり、灰に飛び込んだナウィ・テクパトルは月となり、交差点でツィツィミメに会ってぼろ布で包まれた。正しく太陽に生まれ変わったナナワトルと、
posted at 23:44:39
約翰/ラヨシュ=ヤンチ/Xochimeh@JohannesC7
不完全だったため月になったナウィ・テクパトルに、トナカテクトリ及びトナカシワトルとツィツィミメとがそれぞれ対応していることにも何らかの意味がありそうだ。『太陽の伝説』版第5の太陽創造譚はトラウィスカルパンテクトリの件以外は軽視されがちだが、他の部分も興味深い。
posted at 23:47:03