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2020年10月26日(月)38 tweetssource

10月26日

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@hasihaniii こちらこそありがとうございます😊
これでも展示室の約半分をご紹介したに過ぎません。
まだまだ面白いのが出てきますので、どうぞお楽しみに❣️

posted at 17:15:19

10月26日

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Gijyou@gijyou

今日は第3コーナーまで、かいつまんで展示の解説をいたしました。
残りの第4・5コーナーについては日を改めて解説します。
特に第4コーナーは今回の展示品の約半数がここに集まっていますので、時間に余裕があるときに丁寧にご説明したいと考えています。 #YAYOIモダンデザイン展 #愛知県陶磁美術館

posted at 15:47:16

10月26日

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金田あおいさんのイラストをもとに、私が考えた家族の名前とキャラクターです。
ポスターのように、ヒメミコさんは山陰地方の花弁高杯を捧げ持つ女王にして巫女。
オヲヒコさんは近畿地方の絵画土器に描かれる姿から、近畿地方で勇名を馳せた戦士で、ヒメミコさんに婿入りしたという設定にしました。 pic.twitter.com/WwpJT7Fxs6

posted at 15:25:38

10月26日

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弥生王族の衣装と復元チームの皆さんの写真です。父・母・息子・娘の4着の服、帯、装飾品、そして仮面と木沓を復元していただきました。
生地は弥生時代後期にはすでに列島内で作られていた絹を用い、ベンガラで優しい色に染め上げられています。
巫女であるお母さんの胸元には宝石が輝いています。 pic.twitter.com/gH5jiDYFDy

posted at 15:01:04

10月26日

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黒では、福岡市今宿五郎江遺跡の漆塗り筒形容器を紹介します。直径15センチ、高さ25センチほどの大きさで蓋が付きます。
外面は黒漆に赤の顔料で繊細な紋様が描かれます。
この容器には、古代の文書である竹簡を納めたのではないかと言われています(竹簡はあくまでイメージ写真です)。 pic.twitter.com/yTk7YEcT0B

posted at 14:51:01

10月26日

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古代には緑も青と呼びました。今でも信号機の色を赤・青・黄と呼ぶのと同じです。
今回は小松市八日市地方遺跡のヒスイと碧玉をお借りしました。
ヒスイは新潟県の姫川流域で採れ、それが列島各地へ運ばれました。小松市で採れる碧玉も日本海側の各地へ流通し、鉄との交換財となったといわれています。 pic.twitter.com/4El1Vlff19

posted at 14:44:00

10月26日

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顔料としての赤色には、ベンガラ(酸化第二鉄)と水銀朱があります。
濃尾平野のパレススタイル土器の赤は全てベンガラを用います。写真の一宮市八王子遺跡からは、高さ10センチに満たない小型のパレス壺を展示しています。 pic.twitter.com/5nIaFZ3A8F

posted at 14:12:56

10月26日

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#YAYOIモダンデザイン展、3つめのコーナーは「弥生の色彩」です。縄文時代以来の赤・青(緑)・黒以外に、青銅器の金色や鉄器の銀色がこの時代、新たに加わります。
このコーナーでは、藍寧舎の金田あおいさん @ao_ran に弥生王族の衣装の復元をお願いしました。

posted at 14:01:09

10月26日

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次はジョッキです。
最初の写真は昨年夏に東博でおこなわれた『三国志』展に展示されていた中国遼寧省の土製ジョッキ。
これが日本列島にも伝わります。
次の2点並んだ写真は岡山市南方遺跡から出土した右が土製、左が木製のジョッキです。
本来は土製のものを木製に置き換えたと考えられます。 pic.twitter.com/5vpS0OGfgi

posted at 13:41:46

10月26日

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次は蓋付きの容器「合子(ごうす)」です。
左が木製合子の底で、元々はこの上に側板が付いていました。
これを小型化して土製に置き換えたのが右のものです。
脚のかたちなども忠実に再現しています。
土製合子はお墓から見つかるので、何か被葬者にとって大切なものを納めていたと考えられます。 pic.twitter.com/eRmmBbPG5L

posted at 13:31:04

10月26日

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古代中国の「籩豆(へんとう)」は、木製の高杯を指します。これは本来、神様にお供物を捧げる特別な容器です。
「豆」の字は、この高杯のかたちを象形化したといわれます。
弥生人はこの木製高杯を土製に置き換えました。
このことによって、高杯を使える人たちの階層が下まで大きく広がったのです。 pic.twitter.com/5NiAQUbNTj

posted at 13:26:36

10月26日

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本来は青銅製であるべき武器、銅剣と銅戈を、かたちは極めて
忠実に、木製あるいは骨製に置き換えたものです。
もちろん武器としての機能は失われますので、儀礼やお祭りのときに使ったと考えられています。
木器に写し替える際に、実物の青銅器の3倍ほどの大きさに拡大したものなどもあります。 pic.twitter.com/ufs6CEedA9

posted at 13:20:07

10月26日

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#YAYOIモダンデザイン展 、次のコーナーには「素材の転換・かたちの強調」というタイトルをつけました。
弥生人は青銅器→木器・骨角器、木器→土器、土器→木器など、本来あるべき素材で作られたものを別の素材に置き換える。
さらには、本来の機能が無くなるほど巨大化するなどをおこないました。

posted at 13:12:39

10月26日

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元岡・桑原遺跡群からも、もう1点。
漆塗りの酒坏です。
外面には幅1ミリほどの細かな赤い横線が無数に描かれています。
これとほぼ同じものが韓国釜山の古村遺跡から見つかっており、おそらくは彼の地からもたらされたものだと考えられます。きっとこれで外国産の美味しいお酒を飲んだのでしょうね。 pic.twitter.com/5zpWeQiQDv

posted at 11:53:54

10月26日

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八日市地方遺跡からはもう1点。木製のスプーンです。
『魏志倭人伝』には「(倭人は)籩豆(木製高杯のこと)をもちいて手食す」と書かれていますが、有力集落のリーダーたちは儀式の際にこういうスプーンを使っていたことがわかります。把手の先端の壺のデザインが秀逸です。 pic.twitter.com/41tXInC4yF

posted at 11:47:50

10月26日

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長い固定ケースの最初に、3点の木製容器が並んでいます。右から岡山市南方遺跡、鳥取市青谷上寺地遺跡、石川県小松市八日市地方のものです。
いずれも弥生時代中期(紀元前2世紀頃)で、鉄製工具を用いて極めて精巧に作られています。弥生時代中期を代表する3遺跡の最高傑作が初めて顔合わせしました。 pic.twitter.com/NQbjkYm9xJ

posted at 11:38:51

10月26日

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最初のコーナーでは、愛知県一宮市の山中遺跡などから出土したパレススタイル土器を4点展示しています。
名前の由来は、京都帝国大学総長の浜田耕作氏がギリシャのクノッソス宮殿の土器に匹敵する美しさと評したのが起源です。
この2点、左は器台に載った長頸壺で、それを一体化したのが右の土器です。 pic.twitter.com/eBkGMUmf6h

posted at 11:31:36

10月26日

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福岡市元岡・桑原遺跡群から出土した木製の箱。西部劇の幌馬車を思わせる蓋のデザインが特徴的。
箱のサイズは、有名な「漢奴倭国王」の金印が3個ぴったり収まります。もちろんこの金印ではないと思いますが、とても重要な品を入れていた箱だと考えられます。 pic.twitter.com/aOEZoI2ky3

posted at 11:25:47

10月26日

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奈良県田原本町の唐古・鍵遺跡から出土した水差し形土器で、今回の展覧会のチラシやポスターになっているものです。
鳥のくちばしを思わせる注ぎ口と反対側の把手。
下ぶくれの流線型のフォルムが美しい。用の美を満たしたこれぞ「モダンデザイン」。 pic.twitter.com/sOGAjGlQTm

posted at 11:19:04

10月26日

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以下のツイートでは、展示品の写真を載せつつ紹介をしていきます。
その際、私のツイートの引用リツイートはどんどんしていただけると大変嬉しいのですが、展示品の写真は所蔵機関よりお借りしたものが大半を占めますので、写真だけを二次的に利用されたい場合は必ず所蔵機関の許可をお願い致します。

posted at 11:11:47

10月26日

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この「YAYOI・モダンデザイン」では、弥生人たちが遺した器物から、改めてその魅力を再発見してみようという試みです。
展覧会は5つのコーナーに分かれています。
最初は、「弥生デザインの精髄」。
私がこれまで全国各地で実際に見てきた弥生時代の遺物で、意匠が最も優れた器物を集めました。

posted at 09:53:21

10月26日

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さらに、金属器がもつ独特の光沢やシャープなかたちも、弥生時代の器物の質感やデザインに大きな影響を与えています。
「機能美」を優先したシンプルなデザインと質感。
これは現代の私たちが見ても「新しい」と感じるいっぽうで、あまりに身近すぎて、改めてその魅力に気づけていないことも事実です。

posted at 09:53:18

10月26日

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弥生時代の特徴は、機能主義や合理主義。縄文時代の伝統である摩訶不思議なモノも残しつつ、いっぽうで機能とかたちがストレートに結びついた合理的なデザインがさまざまな器物に採用されます。これが「用の美」として、現代の民藝運動へとつながる出発点となります。

posted at 09:53:16

10月26日

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いま縄文時代がブームです。土偶や火焔土器など、摩訶不思議でマジカルな面が現代人の感覚と大きく異なることに魅力があるのだろうと私は考えています。
それに続く弥生時代は、皆さまも社会の教科書で習われたように、この日本列島に米作りと青銅器や鉄器などの金属器が伝わった時代です。

posted at 09:53:15

10月26日

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まず今回の展覧会「YAYOI・モダンデザイン」展は、11/22に新しくオープンする愛知県清須市の「あいち朝日遺跡ミュージアム」の開館に合わせて、弥生時代の魅力を再発見しようというものです。

posted at 09:53:14

10月26日

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そこで、まだ来られていない方々にも展覧会の魅力が伝わるように、「これは!」という逸品の紹介と展示の意図について、今回の企画担当者である私、愛知県埋蔵文化財センターの樋上昇がこのツイッターを通じてごく簡単な展示解説をしたいと思います。

posted at 09:53:13

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