加川兵蔵の娘更科、姫の姉御らは代わる代わる一太刀、手負いの鬼五郎を思うさまなぶり斬りにし、牛太郎が止めを刺します。
「にくさもにくしと姫更科サア一の太刀ハ此浄るり。二の太刀ハ此更科サア姉さまも諸ともに。親の敵おほへたかと。思ひゝゝのなぶり切。こゝちよくこそ見へにけり。
posted at 15:43:16
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加川兵蔵の娘更科、姫の姉御らは代わる代わる一太刀、手負いの鬼五郎を思うさまなぶり斬りにし、牛太郎が止めを刺します。
「にくさもにくしと姫更科サア一の太刀ハ此浄るり。二の太刀ハ此更科サア姉さまも諸ともに。親の敵おほへたかと。思ひゝゝのなぶり切。こゝちよくこそ見へにけり。
posted at 15:43:16
浄瑠璃姫を物にするために邪魔な母親を亡き者にしようと、手先の「深山の小猿といふ盗人」を上使難波次郎に仕立てて無理無体を云わせ、従わぬ母親を無礼打ちにさせたのでした。
なるほど、いくら何でも描かれ方が酷かったはずです。
悪事の発覚した鬼五郎は常陸原牛太郎に討ち取られ、浄瑠璃姫、
posted at 15:41:57
【やはり難波次郎ではない】
「蘇来がこの尊大で卑怯未練臆病極まる難波次郎を「平治物語」「平家物語」に登場する難波次郎(二郎)経遠と同一人物のつもりで描いているのかは不明」と以前書きましたが、「後篇古実今物語」巻4-3によればやはり偽者だったようです。熊鷹鬼五郎は、 https://pic.twitter.com/If0XZsnGtT
posted at 15:41:13
『老骨』口絵右上の落款と同じ。後者の欄外に「渡部審也画」とあるので『過去の罪』の口絵も渡部審也作と判ります。とすれば表紙の秋聲肖像も渡部の作の可能性が高いでしょうね。
ちなみに『過去の罪』も『老骨』も代作の疑いありとされています(私は後者は翻案と思っていますが)。 https://pic.twitter.com/tApk2lL1Rm
posted at 13:43:11
【イケメン秋聲】
徳田秋聲『過去の罪』(金港堂、明治36年11月)表紙の徳田秋聲肖像。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/885864/49…
よく似てますが、若干(それとも相当?)イケメン化されてますね。
装画家は不詳ですが、折込口絵(2頁大)の落款は「SW」で、「新小説」第11年第7号(明治39年7月)所載の徳田秋聲作 https://pic.twitter.com/acJE0zwuKC
posted at 13:40:25
「おふた方ともお目にかゝつた事は無之候へども徳田さんは昔から五十位に思はれ田山さんはいつ迄たつてもはたち前後に思はれ候(大正九年十月十二日)」
水上滝太郎「秋聲花袋両氏祝賀会に際し余の感想」(『貝殻追放 第二』東光閣書店、大正12年7月)。
posted at 12:30:05
@tonton1965 上田秋成は「胆大小心録」(48)で「則天は大也、呂后は小也、中をとつて尼君じや」と書いているので、則天武后や呂雉に匹敵する稀代の悪女・淫婦を描きたかったのでしょうね。
posted at 17:01:22
故に、事によせて家を亡ほさしむ〉
上田秋成「妖尼公」(天理巻子本)、「上田秋成全集」第8巻、中央公論社、371-372頁。
posted at 16:58:58
中に、素袍の袖に火つきたり。あわやとて、けさんとす。一女ひも刀をとりて、帯をたち切て、ついに衣服をうはへり。尼も又、赤はたかになりて、重たゝに組む。くまれていかにせんと思ふうちに、□(一字抹消)陽精のうこき出て、ついに徹夜のたのしみをなせり。さて、後にはめせとも来たらす。
posted at 16:57:37
いたる。其夜、雪ふりたり。この所にては事のもれんとて、庭中の亭に、雪をふんてあゆみたまへり。重忠かしこまりて、あとにつく。亭のひろさ、わつかに十席、石灰炉に炎〻たり。尼(そ)こに座して、ちかくとめす。重忠膝行していたる。うしろより女はらとりつきて、先烏帽子をうはふ。是はとおとろく
posted at 16:57:05
ような所業を縷々書き連ねています。畠山重忠と情交に及ぶ場面なんて、あんまり滑稽なので笑ってしまいました。
以下はその箇所。
〈尼又、秩父か大男にて、実体の、かたちよしとてめすとも、来たらさるをしりて、実朝の弑逆につきてはかり事[□せん](「あらん」ト改)とて、夜めす。重忠いんきんに
posted at 16:56:13
(随筆「胆大小心録」134でもほぼ同じ話が語られています)、何か怨みでもあるのかというくらい政子が怪畜生に描かれていますね。頼朝をはじめとする源氏三代や北条氏についてもボロクソです。
秋成は始めの方で
「尼公婬を好みて兄弟、親子の分無し。鳥獣の春気を得て相孳むに同じ」
とまで言い、その
posted at 06:56:34
【みだらな尼将軍】
上田秋成が婬乱暴虐のかぎりを尽くす北条政子を描いた「妖尼公」(「春雨物語」天理巻子本/天理冊子本。中央公論社「上田秋成全集」第8巻所収)を「……んなアホな」と突っ込みを入れながら読んでいました。複数の草稿と断片として残されている作品で、あまり知られてはいませんが
posted at 06:54:26
佐藤春夫「「風流」論」〈二、挿話〉(『新選佐藤春夫集』改造社、昭和5年5月)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1174446/249…
新潮合評会第10回で佐藤春夫が風流について開陳した説について、老大家徳田秋聲が「達見でない」と窘めたとか、久米正雄その他がああ言ったとかこう言ったとか。それらに対する反論。
posted at 10:46:30
そのさま」と日国にあります。
牛太郎の身代りに、上使難波次郎殺害の罪を一身に背負って切腹しつつある浄瑠璃姫の傅(めのと)加川兵蔵が、我が首をお上に差し出すように、さもなくばここでお前と刺し違える、と熊鷹鬼五郎に後事を託しているときに、わかったからしつこく言うなというわけです。
posted at 10:03:37
【ねちみゃく】
「いやさ何のそのやうにねちみやくいふそふ」
清涼井蘇来「後篇古実今物語」巻3-1「常陸原牛太郎上使を討つ事幷兵蔵切腹の事」より。これも熊鷹鬼五郎の台詞。
「ねちみゃく/ねぢみゃく」は、「ぐずぐずして決めかねること。思い切りが悪くしつこいこと。さっぱりとしないこと。また、
posted at 09:58:28
誤:兵衛
正:兵蔵
※章題は「常陸原牛太郎上使を討つ事幷兵蔵切腹の事」が正しい。
兵蔵は、浄瑠璃姫の傅(めのと)、加川兵蔵のこと。
posted at 07:06:11
この鬼五郎が浄瑠璃姫を妻にすればこの家のあるじはこの俺だと言っています。
鼻(はな)は、「《鼻をさして示すところから》男性が自分自身をさしていう語。おれ」(デジタル大辞泉)。この作品で悪党どもが発するどぎつい台詞はいかにも浄瑠璃風ですね。
posted at 23:54:18
【鼻】
「今ははや、母もばらしてしまふた上は(中略)姫を女房にすれば矢矧岡崎両家のあるじはこの鼻」
清涼井蘇来「後篇古実今物語」巻2-3「難波の次郎矢矧の母を殺す事」より、熊鷹鬼五郎の台詞。「母をばら(殺)した」とは難波次郎常遠が浄瑠璃姫の母を無礼打ちにしたこと。これで
posted at 23:53:41
ヒロインがそこまでやっちゃ駄目でしょという…… でも江戸時代の一般的な読者の受け止め方はまた違ったかも。
ちなみに蘇来がこの尊大で卑怯未練臆病極まる難波次郎を「平治物語」「平家物語」に登場する難波次郎(二郎)経遠と同一人物のつもりで描いているのかは不明。
posted at 16:35:38
にする。
②それを聞いた姫の従兄弟の常陸原牛太郎が直ちに難波次郎を討ち取る。
③浄瑠璃姫は牛太郎が持ってきた難波次郎の首を「母の敵おぼえたか」と守刀でめった斬りにして「嬉しや本望や」と言葉を漏らす。
④続いて侍女たちも「こいつがこいつが」「思ひしつたか」と首を踏んだり蹴ったりする。
posted at 16:34:36
【そこまでやる?】
清涼井蘇来「後篇古実今物語」巻3-1「常陸原牛太郎上使を討つ事幷兵衛切腹の事」より。
いくら親の敵が憎いからといって、浄瑠璃姫がその首級をこんな風に扱うのは、ちょっと興ざめしますねえ。
経緯を書きますと、
①平宗盛の寵臣、難波次郎常遠が浄瑠璃姫の母を理不尽に無礼打ち https://pic.twitter.com/fD1OtxTKIN
posted at 16:33:33
爪に火を灯す(ひどく吝嗇である)ためには爪が長く伸びているはずなので、欲深い人は爪が長いことになるらしいです。
posted at 16:38:17
【爪が長い】
「ちいさい時から欲ふかく爪が長いといふ事から熊鷹といふ悪名を取りて」
清涼井蘇来「後篇古実今物語」巻2-2「鬼五郎謀計を以て難題を言ふ事」より。
「爪が長い」は「欲が深い。貪欲である」意なので、上記引用は重複表現ですが、意味を強調しているのでしょう。
posted at 16:34:45
読んで俄に「HAYDN EDITION」から取り出したチェロ協奏曲、演奏の素晴らしさも相俟って、この連休中にもう10回くらい聴き返しました。
楽曲に対する感想は大杉氏と概ね同じなのですが、私は第2番への愛着がより深いですね。このような優れた演奏で聴くと偽作とされる第4番もそんなに悪くはないです。 https://pic.twitter.com/r7kajomEck
posted at 22:29:49
ハイドン:チェロ協奏曲第1番、第4番、第2番
ヤン・フォーグラー、ルートヴィヒ・ギュトラー&ヴィルトゥオージ・ザクソニエ
HAYDN EDITION: BRILLIANT CLASSICS(Berlin Classics 原盤)
大杉重男氏のブログ〈「らしさ」について〉(2022.5.1)を https://pic.twitter.com/5dmlCwyYg5
posted at 22:20:31
@mizukami_jidai webページの方を確認しました。早速にご対応いただきまして、ありがとうございました。
posted at 11:23:31
私の調べた限りでは、農民の名の「兵衛」は「衛門」よりも遅れて出現(室町末期~戦国)。
posted at 01:35:50
農民の名前に「衛門」「兵衛」(もとは官職名)などが見られるのはおおよそ室町中期(応永年間)からであることを東京大学史料編纂所古文書データベース及び百合文書Webで確認。おそらく南北朝、鎌倉時代までは遡らない。
【以下も参照】
「昔の人名「ざえもん」は……」
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000305311…
posted at 01:26:13
@mizukami_jidai ありがとうございます。お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
posted at 20:15:33
ちなみに私がこのことを2015年12月にTwitterでマゾッホのドイツ語原文を引いたりして説明しているのは、足立論文を未読だったからで、知ってたらそこまでやらなかった。いずれにせよ欧米ではずっと以前に判明していたことです。
posted at 12:18:46
「Reading cafe ほたる」でCD化されたようですがそちらの解説はどうなっているのでしょうか。
【参考】
足立和彦「メズロワ,リシュパン,ザッハー=マゾッホ―― 英訳モーパッサン「偽作」の調査報告」(西洋文学研究 2014; 34: 1-15)の7頁6行目、Caught の原作は Sacher-Masoch の Gefangen と記載。
posted at 11:51:20
宇宙の文学:徳田秋聲『女装』(「女子文壇」明治41年1月)
http://spacevoice1.web.fc2.com/htm/kaisetu/shusei/joso.html…
秋聲が翻案した当時はモーパッサン作と信じられていましたが実際はマゾッホの作、と明記して欲しいけど(英訳本がモーパッサン作として掲載)、このサイトはもう直せないのかな。
posted at 11:38:16
揚げ足取りみたいで山崎さんには申し訳ないですが、1990年代にはそれだけ裏柳生、影柳生という架空の存在が浸透していたせいでこのような発言になったのかな、と。
posted at 00:28:54
にいる柳生宗矩、「影柳生(裏柳生)」といわれる忍者たち、それからこれは創作だと思いますが、高麗人の裔で日本に流れ着いて一族をなしている風魔と称する忍びがいる〉
と発言していて、この言い方だとまるで風魔は創作だけれども影柳生(裏柳生)という忍びは歴史上存在したみたいに聞こえますね。
posted at 00:25:53
扱われていて、その浸透力の凄さに驚かされます。
山崎正和は丸谷才一との対談「演劇的時代としての戦国・安土桃山」(『日本史を読む』中央公論社、1998年5月)で隆慶一郎の『影武者徳川家康』について
〈魅力的な忍者がたくさん出てきます。伊賀、甲賀はもちろん、家康の敵になった息子の秀忠の周り
posted at 00:24:03
ドラマでは所謂「裏柳生」の長として忍びの活動を行うので、折れやすい刀に代わる武器を常に携えているのかも。
ちなみに「裏柳生」は小池一夫が《子連れ狼》(1970年~1976年)で創作した言葉であり集団とされていますが、この《柳生一族の陰謀》やその後の柳生家関連の小説やドラマで当り前のように
posted at 00:22:50
る」云々とあったことで、兜割(かぶとわり)というものであると判りました。よく見ると刀身の根元に枝鉤が付いていますね。
ドラマで十兵衛はこの武器で敵を刺し貫いたり、刀を折ったり、物を叩き割ったりします。
実在の柳生十兵衛が兜割を脇差にしていたかどうかは知りませんが、 https://pic.twitter.com/IGQG9gwebV
posted at 23:14:21
TVドラマ版《柳生一族の陰謀》(1978年~79年)で千葉真一演ずる柳生十兵衛が脇差にしているのが、刀身の断面がほぼ正三角形で、強く湾曲し先の鋭く尖った特殊な刀で(握りも普通の刀と違います)、あれは何だろうと思っていたのですが、第25話「禁じられた殺意」の台詞に「十兵衛の兜割の利き手を封じ https://pic.twitter.com/9H20uxuxLu
posted at 23:04:14
東映時代劇YouTubeに昨日アップされた《騎馬奉行》(1979年)の主役が六代目市川染五郎で、それを観たあとに大河ドラマ《鎌倉殿の13人》で源義高を演じていた八代目市川染五郎を観ると、目元のあたりが若い頃のお祖父さんにそっくりなのに気付きました。
#鎌倉殿の13人
posted at 22:55:33
〈私の考える批評とは、「らしさ」という想像界を解体し、そこにテクストの「現実」を開口させることである〉
大木志門氏の「この欧化主義反対の雑誌に俳句を寄せた漱石に対して、生涯唯一発表された新体詩を寄せた秋聲についても『アンチ漱石』の著者大杉さんには聞いてみたい」とのリクエストにも。
posted at 20:19:44
大杉重男ブログ:「らしさ」について(2022.5.1)
http://franzjoseph.blog134.fc2.com/blog-entry-159.html…
〈私はハイドンを聴く上でも、秋聲を読む上でも、通常曖昧に想定されている「らしさ」のベールが破れ、別の世界に移行する瞬間を経験することに批評的快楽を感じる〉
posted at 20:07:13
今朝は、息子(乳幼児)の手足がうんこまみれになって、うわーたいへんだとか言いながらお風呂場で洗う夢をみました……
posted at 21:46:31
物語の運びもややまだるっこしいです。
画家とトリルビーとのハッピーエンドを予想していましたがそうはなりませんでした。スヴェンガリにとってはハッピーエンドですね。但し演ずるバリモアとマーシュとの年の差は30歳。娘ほどの年の差の少女と死を代償に結ばれるというのはちょっとグロテスク。 https://pic.twitter.com/VohHHwjw9Q
posted at 21:37:35
映画《悪魔スヴェンガリ》(1931年)はヒロイン、トリルビー役のマリアン・マーシュ(1913-2006)がチャーミングで可愛らしいだけの映画でした。シェークスピア俳優として名高いジョン・バリモア(1882-1942)は身振りや台詞回しが大袈裟で鼻につきますね(舞台映えはするでしょうけど)。 https://pic.twitter.com/eO06ep7HY8
posted at 21:36:32
この不気味な風貌の人物が後に国際的な映画スターになるなんて、当時は思いもよらなかったでしょうね。
ちなみにブロンソンは私の好きな俳優の一人です。
posted at 22:33:24
映画《肉の蝋人形》(1953年)に登場する、蠟人形作家ジャロッド教授の聾唖の助手イーゴル。演ずるのは、無名時代のチャールズ・ブロンソン(クレジットはチャールズ・ブチンスキー)。台詞は「うう」と唸るだけですが、けっこう見せ場があります(映画の幕切れもイーゴルの蠟人形の顔のアップだし)。 https://pic.twitter.com/LaeHMMRfwq
posted at 22:29:53
6.《透視人間》モノクロ 1935年、7.《殺しの占星術》モノクロ 1932年、8.《屋根裏部屋の男》モノクロ 1953年、9.《七つの錠のある扉》モノクロ 1940年、10.《ロンドンの暗い眼》モノクロ 1939年。
~今年のGWの夜に夫とこっそり観る予定のDVD~ https://pic.twitter.com/P9x51Vm1X6
posted at 23:58:37
《ホラー ミステリー文学映画 コレクション 怪奇と幻惑の世界 悪魔の手》DVD10枚組 ACC-245:
1.《悪魔の手》モノクロ 1943年、2.《肉の蝋人形》カラー 1953年、3.《風》モノクロ・サイレント 1928年、4.《遊星よりの物体X》モノクロ 1951年、5.《悪魔スヴェンガリ》モノクロ 1931年、 https://pic.twitter.com/rE2BMJjzYr
posted at 23:54:55
「日本文学報国会結成さる」(日本政治研究室編『日本政治年報 昭和18年度 第1輯』昭和書房、昭和17年12月)。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1879180/106…
「日本文学報国会」(『青少年団年鑑 昭和18年版』日本青年館、昭和18年6月)。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450975/166…
小説部会長は徳田秋聲。
posted at 17:01:13
愛国と戦ひの歌にはじまるわれらは古典にいふ、あかく、きよき、また猛くほがらかな心で愛国の歌を詠じ(後略)〉
「迸る愛国の熱情(決戦下の文学者大会)」(『大東亜戦と国内態勢 第一輯』政界情報社、昭和17年6月)。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042044/139…
posted at 12:38:30
【文学者愛国大会(昭和16年12月24日)】
〈大政翼賛会の肝煎りで遂次開催中の文化職域人愛国大会の一環をなす文学者愛国大会は二十四日午後一時半から翼賛会三階会議室で開かれた。
(中略)
発言者は文壇の長老徳田秋聲氏を筆頭に続く歌壇の先輩佐々木信綱博士は「海ゆかば」をはじめ短歌は古代より
posted at 12:37:50