近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中@ksk18681912
@komi_komi 最初は大阪支店のコーナーで開始し、成績が良かったので独立チェーン店として展開したそうです(雑誌商店界 昭和10年8月号)。
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近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中@ksk18681912
@komi_komi 最初は大阪支店のコーナーで開始し、成績が良かったので独立チェーン店として展開したそうです(雑誌商店界 昭和10年8月号)。
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@regonobitch 呉服店出身のデパートでは、当時も外商はあったと思います。
高島屋が昭和6年に10銭均一を始めた背景には、世界恐慌による不景気があったようです(商店界昭和10年8月号)。
posted at 03:58:59
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1922年(大正11年)に出版された、チェーンストア管理職向けマニュアル『Chain Stores』
本部による一括仕入れ、一括配送という今日のチェーンストアにおけるシステム(コンビニ、スーパー、100均等)はアメリカで発展したものですが、この本ではこのシステムを詳しく解説しています。 https://pic.twitter.com/h9BVCkg4T7
posted at 04:31:37
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一括配送のためには、各拠点に商品を格納し配送する「倉庫&配送センター(warehouse)」を建設する必要があります。
そのロケーションに関する注意事項です。どの支店からもなるべく等距離にある場所、借賃の安い場所などとともに、可能ならば鉄道の引き込み線を設置可能な場所とあります。 https://pic.twitter.com/2gVHRvy1VY
posted at 04:31:38
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当時の長距離輸送の主役が鉄道だったことがわかります。
鉄道を使って仕入れた商品は、warehouseから各支店に配送されますが、そのために道路へのアクセスを重視せよ、とあります。
トラックの出入りを容易にするためです。
posted at 04:31:38
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当時の短距離輸送の主役は、それ以前の馬車からトラックへと変わっていたのです。
『Chain Stores』では馬車輸送とトラック輸送のコストを比較していますが、大部分のチェーン店はトラックを選択するとあります。 https://pic.twitter.com/HJ8nbv7X6Z
posted at 04:31:38
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19世紀の短距離貨物輸送の主役は、馬車でした。
これは肉屋の馬車。
肉を仕入れるにも馬車が必要だったのですね。 https://pic.twitter.com/PlFNlO0P6j
posted at 04:31:38
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『Chain Stores』が出版された1922年は、フォードTTによるトラックの価格破壊が起こっていた最中。
このトラックのエンジンは20馬力。
現在からするとあまりに非力ですが、先程の肉屋の馬車は「1馬力」です。20倍なんです。 https://pic.twitter.com/GenzTTfgYY
posted at 04:31:39
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『Chain stores in America 1859-1950』では、アメリカ最古の食料品チェーン店A&P(Great Atlantic & Pacific Tea Co.)の歴史を解説しています。
A&Pでは当初、肉や青果などの生鮮食料品は扱っていませんでした。 https://pic.twitter.com/feLr1XzpSL
posted at 04:31:39
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毎日大量に配送する必要がある生鮮食料品は、馬車ではまさに「荷が重かった」のでしょう。
A&Pが生鮮食料品を扱うようになったのは1920年代、トラックが急速に普及した時代でした。 https://pic.twitter.com/EcqZZ2Q6F0
posted at 04:31:39
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(馬車と比較すると)速く、大量に商品を輸送できるトラック。
1920年代のアメリカにおけるチェーンストアの急速な成長を支えていたのは、トラックによる輸送でした。
チェーンストアがアメリカで発達した理由の一つは、アメリカが自動車大国であったことにあるのです。
posted at 04:31:40
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さて、アメリカ発のチェーンストアシステムは、本部が商品を一括仕入れ、一括配送する特徴があります。
お金に関しても、本部が一括して管理します。
『Chain Stores』では、午前中には前日の売上などが経営層にレポートされるとあります。 https://pic.twitter.com/ENsydOs4wr
posted at 04:31:40
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コンピューターがなかった時代、どういった方法でお金の流れを迅速に把握できたのか。
そのためには、ある発明品が必要でした。
その発明品は、アメリカで生まれ、アメリカで育ったものなのです。
続きます。
posted at 04:31:40