(時間があるのに、そわそわして、仕事にならない台風前の午後。)
posted at 14:04:28
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(時間があるのに、そわそわして、仕事にならない台風前の午後。)
posted at 14:04:28
♪てんけてんけてん〜と、スマホが鳴る。皆さん気をつけて!
posted at 10:21:51
江戸期の注釈書に対する関心は、知ってる範囲では、台湾だけでなく、韓国やウィーンなんかでも持たれています。まだ大きな潮流とは言えないでしょうが、国際的な関心が醸成されつつある、みたいな感じかもしれません。
posted at 10:06:07
江戸時代に数多く作られた唯識や因明の注釈書は、一部を除くとこれまでの日本の仏教研究では、言わば「ほったらかし」になってきたものです。それが海外の研究者に見出され、「珍稀」な書物としてこうして出版されたことについては、日本の研究者として反省するところが多いです。
posted at 10:01:49
この本は、《近世東亞佛教文獻與研究叢刊》(「近世東アジア仏教文献と研究」シリーズ)の第一冊ですが、このシリーズに関する研究会は花園大学でも開催されていたりします。>「近世東亞佛教文獻和研究」ワークショップ開催の報告 http://iriz.hanazono.ac.jp/kinsei/index.html…
posted at 09:57:57
posted at 09:51:55
林鎮國・簡凱廷編『近世東亞《觀所緣緣論》珍稀注釋選輯』(佛光、2018)をご恵贈いただきました。ありがとうございます。ディグナーガ(陳那)の著作『観所縁縁論』は、認識対象(所緣)は認識(識)にほかならない、と主張する唯識系の論書。本書は、明代!と江戸時代!の注釈を集成したもの。 https://pic.twitter.com/h8ebOiabPa
posted at 09:50:44
(台風のせいで日曜日の予定がもろもろ吹っ飛んで、来週のスケジュールが困ったことになった (^_^;;)
posted at 01:43:17
死体を扱う呪法などは一見、死者への冒涜にも見えるが、仏教はたぶん伝統的に死体に対してはドライで、生きている身体を段階的に死体と入れ替える話などが仏典に散見される。死体に対するドライさに由来する、死体のテクノロジー(というと大げさかもしれないが)が蓄積している。
posted at 15:59:57
同じく山口敦史氏の「異端の書としての『日本霊異記』―仏教教理と殺生」で紹介される「死体を復活・操縦して目標の人間を殺す呪法」である「起屍鬼」(奈良時代の法相宗の学匠・善珠が詳しく記す)も、一種の人工生命の話だよなぁ。
posted at 15:54:41
彌永信美さんの「生きている仏像―「生身の仏像」思想をめぐって」で紹介される立川流の「髑髏本尊」(髑髏で身体を作って、男女の「和合水」をかけ続けることで作る「生身」の仏像)の話って、見方を変えればゴーレム、人工生命の話だよなぁ。おもしろい。
posted at 15:50:53
護山真也さんの「仏教哲学の可能性―無我説をめぐる西洋哲学との対話」は、編集部に推薦して書いていただいたもの。パーフィットやエナクティブ主義などとの「対話」を例に、欧米では仏教哲学が「哲学」している状況を紹介。前のつぶやきは、このあたりを念頭に置いていた。 https://twitter.com/moroshigeki/status/1041548035799437312…
posted at 15:21:04
拙稿「因明学の過去・現在・未来」は、仏教には因明ってのがあるんですよ、前近代には結構勉強されてたんですよ、みたいな文章なので「ラディカル」でも何でもありません (^_^;) ただ、考えてみれば、『現代思想』みたいな商業誌で「因明」と題された文章が載ったのは初めてかも。
posted at 15:09:36
舩田淳一さんの「中世の死・穢れと神―説話と儀礼に見る神観念の変容」は、神は死の穢れを嫌う(死は仏教の専門)というような常識に対して、墓場の神として死者を救済する春日神などの中世の例を示しながら、中世の宗教的言説のダイナミズムを描き出している。これはいろいろヒントになる。
posted at 15:06:42
北條勝貴さんの「異類の語る仏教伝来―『豊後国風土記』頸峯地名起源譚の背景を読む―」前半では、仏教が人間中心の生命感をトランススピーシーズ的に転換した過程が論じられる。先行する思想・価値観を転換する仏教、という視点は馬場紀寿さんの『初期仏教』ともパラレル。https://amzn.to/2zAVS2w
posted at 14:58:59
『現代思想 2018年10月臨時増刊号 総特集◎仏教を考える』を拾い読みしている。執筆者に知り合いが多いので、目次を見てもあまり「ラディカル」な感じがしないが (^_^;) 読んでみると刺激的な論考が多い。 https://amzn.to/2zByB0d
posted at 14:49:18
「宗教とスポーツ」か。おもしろそう。 https://twitter.com/H_Buddhism/status/1045126726144077824…
posted at 11:23:27
@uchi_idea ありがとうございます。
posted at 21:42:43
新しい #ScanSnap が出るみたいなんだけど、iX500に代わるものなのかな? だとしたら、今ちょうど買い足そうとしているところなので(前のが古くなってきた)、10月2日まで様子見か。 http://scansnap.fujitsu.com/jp/new/
posted at 19:12:52
(町内会マターだん。)
posted at 11:13:56
野呂さんだ。
posted at 21:58:25
「仏教を考える」というより「日本仏教を考える」って感じかな。インド系に佐々木閑先生と護山さんがいて、あとはほぼ日本仏教。
posted at 22:31:29
こんな目次だったのか…。個人的には、護山真也さんを推薦して書いていただけたので満足。
posted at 22:24:26
『現代思想』仏教を考える の見本誌?が届いていた。ありがとうございます。 https://pic.twitter.com/6DNWzvAXtm
posted at 22:21:05
@TakaKame7 今日は東福寺で大学摂心があったのです。
posted at 18:31:16
雨☔️ https://pic.twitter.com/RUE9Num1ZB
posted at 12:35:28
永崎さんに先に言われちゃいましたが、仏教学におけるコンピュータ利用は、先に述べた写本研究、文献学の基礎研究とも大きく関わるものですが、国際連携も含めて(デジタル)人文学を牽引しており、この分野にリソースをつっこむのは戦略的に大いにありだと思います。 https://twitter.com/knagasaki/status/1041560723338326016…
posted at 16:25:06
@knagasaki 実は「仏教研究の最先端についてご紹介いただきたい」の答えの一つで、デジタル・ヒューマニティーズの話もしたんですが、それには食いついてました (^_^;) 昔からそうですけど、ごりごりの文献学とコンピュータのイメージが、世間一般的には結びつきづらいんでしょうね、たぶん。
posted at 14:39:48
(上の話は、哲学者を宗教学者や宗教人類学者、あるいは宗教者に置き換えてもたぶん成り立つ(宗教(学)者との共同研究みたいな例をほとんど知らないので「たぶん」)。「ここで法蔵がこう書いているのは、文字通りのことじゃなくて、たぶん何か神的なものが見えたんだと思いますよ」みたいな。)
posted at 13:57:51
@knagasaki もちろんそういうケースもあると思います(逆に、日本でもちゃんと対話している例はあると思います)。ただ(私の観測範囲では)文献学者だけだとよく読めないので哲学者といっしょに読む(文献学者が哲学者の解釈を取り入れる)みたいな研究は、日本ではあまり例がないかなと思います。
posted at 13:53:13
哲学・思想研究において、自然言語で書かれている文献の内容を形式化したりモデル化・抽象化したりするのは重要。それとともに、他の哲学・思想的伝統との比較、それも表面的な比較だけでなく、内的な比較(対話と言ってもよいかもしれない)はとても重要。
posted at 13:42:57
ある論師(たとえばディグナーガとか法蔵とか)の“思想”や“哲学”が、その論師の著作にかかれていること(の一部)と矛盾したり、ずれたりすることはあり得る(著作全体あるいは著者の“思想”等は、著作の部分の正確な読解だけでは明らかにならない)。
posted at 13:39:36
日本の仏教学で弱いな、と思うのは、文献学者と哲学者のコラボレーション。海外だとそういうプロジェクトをよく見る。日本だと、哲学者が「こう読めるんじゃない?」みたいなことを言っても、文献学者が「そんなことは文献には書いていない」みたいなことを言ってしまって、対話終了になったり (^_^;)
posted at 13:32:59
しかし、大学における仏教学の教育は、ご多分に漏れず、アクティブラーニング的な、地域社会に貢献する、みたいなものが増えてきている。それは悪いことではないし、くずし字を読める人を育てても「役に立たない」と言われる社会状況もわかるけど、学問上の戦略的にどうなのかな、とは思う。
posted at 12:40:54
これから半世紀ぐらい、日本の仏教研究が世界をリードしていくとしたら、一つはこの写本研究にリソースをつっこむ、という手があると思う。質の高い、新しい校訂テキスト(あるいはそれに基づく現代語訳)を出版すれば、半永久的に引用され続けるだろう。
posted at 12:36:45
先日、仏教研究の最先端についてご紹介いただきたい…みたいなことを聞かれたので、写本研究、聖教調査がめっちゃ最先端です、みたいに答えたらスルーされた (^_^;) 人工知能ガーとか答えればよかったのかな。世間一般で持たれている「最先端」研究のイメージからずれているのはわかる。地味だし。
posted at 12:30:12
自分の見える範囲だと、現在、世界の仏教学の最先端の一つは写本研究。写本は文献研究・歴史研究の基盤であるため、従来の解釈に大きな影響を与える可能性がある。東アジア仏教研究だと、日本古写経、聖教などの調査が進み、少しずつ地殻変動を起こしつつあり、国際的にも注目を集めつつある。
posted at 12:21:52
京大の林晋先生が翻刻をしているのか。海外での研究状況について述べる竹村牧男先生のコメントも重要。>(文化の扉)西田哲学、西洋との格闘 違和感を認め自己を追求、新資料に足跡:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S13682385.html…
posted at 12:15:23
先月参加した、仏教寺院がスポンサーの玄奘の学会は、習近平推し、「一帯一路」推しが徹底していて、ぬかりなかった (^_^;)>少林寺、中国国旗掲げる 強まる宗教締め付け キリスト教会閉鎖:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S13682450.html…
posted at 12:10:55
(『現代思想』のサイトを見ていたら、ふと「2018年10月臨時増刊号」が二つ(マルクス・ガブリエルと仏教)があるのを知って、同じ月に臨時増刊号が複数あっていいのか、と一瞬思ったが、2017年を見ると「2017年6月臨時増刊号」が3つあったりして、そういうものなのかと思うことにした。)
posted at 00:11:13
(でも、マルクス・ガブリエル特集のほうが楽しみなのは、内緒だw)
posted at 17:11:41
Amazonで予約が始まってる。>『現代思想』2018年10月臨時増刊号「総特集◎仏教を考える」 https://amzn.to/2MufSXR
posted at 17:10:55
仏教における歴史叙述の問題をちびちびと考えていると、西田幾多郎が言う「過去と未来との矛盾的自己同一」みたいなことが起きていて、「そりゃそうだよな」的な感想を持ったりもする。
posted at 23:14:14
著者の浅山太一さんからご恵贈いただきました。ありがとうございます!>浅山太一『内側から見る 創価学会と公明党』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017) https://amzn.to/2xaBBP2
posted at 23:03:54
「理系でもわかる」みたいなタイトルの本は、ほとんど出ていない。
posted at 11:53:33
書籍のタイトルでよく見る「サルでもわかる/できる」と「文系でもわかる/できる」って、適応範囲の広い/狭いはあっても、ほとんど同じ意味で使われているような気がする。
posted at 11:51:28
みんな大好き土居浩さん @monodoi からご恵贈いただきました!ありがとうございます。>大谷栄一・菊地暁・永岡崇 編著『日本宗教史のキーワード 近代主義を超えて』(慶應義塾大学出版会、2018) https://amzn.to/2NG7gSG
posted at 10:56:35
奥野光賢先生よりご恵贈いただきました。ありがとうございます!>渡辺章悟・高橋尚夫編『般若心経註釈集成〈中国・日本編〉』(起心書房、2018) https://amzn.to/2NA90g6
posted at 21:20:29
井上順孝先生よりご恵贈いただきました。ありがとうございます。 https://pic.twitter.com/CV0E5s0LaC
posted at 21:18:19
佐藤啓介氏の「死者への敬意の基礎づけは可能か-死者倫理と宗教哲学-」についてのレポート。聞きそびれたやつだ。ありがたい。>『読み歩き、食べ歩き、一人歩き(938) 残暑の京都ひとり旅、宗教学会(2)』
⇒ https://ameblo.jp/drogri/entry-12404094728.html…
posted at 14:38:09