それは制作する宿命だと云えばそれまでなのですが、それでも じぶんの手腕の拙さを歯痒い、、、。
posted at 17:21:35
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それは制作する宿命だと云えばそれまでなのですが、それでも じぶんの手腕の拙さを歯痒い、、、。
posted at 17:21:35
その後も、2005年と2009年に、モデルについて著作を出版していますが、いまだに、意図と手腕のズレに悩んでいる状態です──10数年来、意図と手腕とのズレ [ 手腕が意図を実現できない状態 ] に苦しんで足掻いている(苦笑)。
posted at 17:20:52
しかし、「論考」は逆に技術が前に出て、小林秀雄氏の言を借用すれば、「技術が大きな構図に対して挑戦して」「抽象的な企図をそのまま肉化した観がある」著作になってしまった。
posted at 17:20:16
「黒本」はモデルとしての未熟な技術が、モデルに立ち向かった一途さに済(すく)われた著作でした。モデル技術の拙さを補正するために、私は、「黒本」の出版二年後に、「黒本」を否定する著作(「論理 データベース 論考」)を上梓しています。
posted at 17:19:41
というのは、拙著 「T字形ERデータベース 設計技法」(1998年出版)[ 読者のあいだで「黒本」と愛称された書物です ] が まさに そういう出来ぐあいの著作だったので。「黒本」は私がモデルに関して論じた初めて まとまった書物でした。
posted at 17:19:05
小林秀雄氏は、林房雄氏の「青年」に関して、「技術が大きな構図に対して挑戦しているのではない、作者の熱情的企図が逆に未熟な技法を救助した場合なのだ」と評していますが、私は身につまされる思いがしました。
posted at 17:18:25
私は、ここで「組織論」を述べるつもりは更々ないのですが、「組織」は組織(集合)として高品質を実現する事が使命であって、社員が全員 talented であっても必ずしも組織が高品質にならない事は「合成の虚偽」としてロジックでは周知の論です。
posted at 17:17:34
しかしながら、我々は、今日(こんにち)、組織の分業体制の中で、じぶんの技術を極限状態にまで高める状態に置かれていないし、一つの部品だけが高品質であっても異型であれば、一つの システム の中では阻碍作因になる。
posted at 17:16:46
凡そ作品──それが文学作品であれ、科学的技術であれ──を制作した事のある人ならば、意図と手腕とのズレに悩んだ事は、きっと体験しているでしょう。それを感じた事がないというのは、天才か、あるいは 余興でこなせる小細工を作る場合でしょうね。
posted at 17:15:51