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@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

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2020年06月30日(火)5 tweetssource

6月30日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

リシールでゼミをして、未読だった晩年の著作も読み込んでみて、〈少数の読者しかつかないがしかし熱心な読者は死後も居続ける書物〉があると改めて感じる。
生前もそう言って、売れない師匠を励ましてたのだが笑。

徹底的かつ方法的に自力で事象を考え抜いていることが生き残りの条件だろうか?

posted at 22:21:48

2020年06月29日(月)1 tweetsource

6月29日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

Neuroethicsの閉じ込め症候群特集。川口有美子さんと僕も書いてます。
呼吸器での生存を肯定するという立場を推す論争的な号。
Neuroethics. Volume 13, Issue 2, July 2020
Special Issue: The Locked-in Syndrome: Perspectives from Ethics, History and Phenomenology
bit.ly/2CQamQc

posted at 07:49:28

2020年06月28日(日)1 tweetsource

6月28日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

BBCでアルゲリッチによるチャイコフスキーの協奏曲が今かかっていて『多少荒いのは仕方ないか』と思ってwikiみたら演奏時78歳でびっくりした。化け物だ。
78歳でチャイコかけようと思うだけでもすごいが、ばりばり弾ききっていた。若い。
奔放なイメージと裏腹に地味な鍛錬を重ねているのだろう。

posted at 10:00:30

2020年06月24日(水)1 tweetsource

6月24日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

リシールが作ったKrisisとは別のもう一つの叢書がある。驚いたことにまだつづいていた。しかも精力的に興味深いタイトルを出し続けている(牽引しているアレクサンデルには頭が下がる)。
(実は僕の2冊めはこのなかで出している。レヴィナスの「精神病理学」がテーマ)
bit.ly/3hZt1sG pic.twitter.com/OiyhCfRXZC

posted at 18:56:00

2020年06月23日(火)2 tweetssource

6月23日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

別に市井の人が超越論的現象学について語っているわけはないのだが笑、でも不思議と(単なる大学の文献研究をこえて)社会のなかで意味をもつ。

彼はリシールのゼミの友人で僕も共通の基盤をもっているが、明らかに日本で書くときには異なる問いの立て方と書き方になる。
社会の文脈が表現を決める。

posted at 08:26:42

6月23日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

友人の新刊(仏語)の案内みていて、「超越論的現象学」が彼の地では世界のなかで意味を持つとあらためて思う。仏語でなら僕も書く気になるかも。

社会の文脈って学問にとってはすごく大きい。自分が生活している文脈の中で方法論も内容も決まるし、そこに根ざさないものは社会に位置を持ち得ない。

posted at 08:07:52

2020年06月22日(月)5 tweetssource

6月22日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

@nyaogt1 僕自身も旋律担当だったので、そこがずっと欠けていたなという自覚があります。
ようやくここにきてケアにおける(そして社会における)内声部の重要性に気づいた気がします。結局、僕も教員としても研究者としてもヴィオラになれるかどうか、なのでしょう。

posted at 21:11:40

6月22日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

ラジオで”democracy of voices声と声のあいだの民主主義”という言葉を耳にした。
オープンダイアローグを始めとして対話を用いる即興的なグループの本質を表す言葉になりうる。

ハルミ・ローズ(タカーチQの2nd Vn)がハイドンのop.20の弦楽四重奏の内声部の書法について語っていたのだが。

posted at 09:35:10

2020年06月21日(日)4 tweetssource

6月21日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

神田日勝展。夭逝の天才。未完の『馬』(驚愕のデッサン帳も見もの)や『室内風景』だけでなくすべて面白い。〈倉庫を前にした自画像〉群が気に入った。
二次元的な物体。三次元で宙に浮かぶ人物。ときに妙にリアルなマチエールが組み合わさって唯一無二の画面になる。
#東京ステーションギャラリー twitter.com/bijutsutecho_/ pic.twitter.com/P9fqc8rE0v

posted at 16:29:35

6月21日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

施設出身の若者がサポーターとサポート内容についての契約を行うパーマネンシーアクトと同様の「サポート内容の約束」が、医療観察法病棟から退院した対象者さんと家族や支援者とのあいだでも取り交わされる。
もともと社会のなかにリソースを持たなかった人が地域に出るときには必然の支援なのかも。

posted at 13:53:31

2020年06月20日(土)8 tweetssource

6月20日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

@murasawawatari どうもありがとうございます。光栄です。
言葉がなくて「視線」と呼んだのですが、声かけも触れることも他者が私を触発するありかただと考えています。他者から呼ばれることが核だと思っています。

posted at 21:06:42

6月20日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

複数の声からなるポリフォニーと、異質な複数の次元がからみあうポリリズムとは異なる事象だと思っています(優劣ではなく)。
微細な生理現象から患者や家族の歴史、社会の歴史、大きな自然現象まで同時に視野に入れる中井久夫はポリリズム。木村敏は患者との出会いのポリフォニーかなと。 twitter.com/murasawawatari

posted at 18:45:20

6月20日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

鹿野靖明が自立生活を始めるきっかけとなったのは小山内美智子(脳性マヒ当事者で障害者の当事者運動を展開した札幌いちごの会の創設者)との活動である。
たしかべてるの向谷地生良さんは学生時代に小山内さんたちに関わっていたと思うので、北海道の当事者運動の系譜がこうしてつながっていく。

posted at 15:04:46

6月20日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

今更だが…渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』。
読み始めたら止まらなくなり500ページを2日で読んだ。鹿野とボラの人たちのエゴのぶつかり合いと愛憎と、自立生活運動を牽引した人たちの歴史のすさまじさと。ケアってなんなのかよくわからなくなる。 pic.twitter.com/qgmue1vJ7M

posted at 09:27:33

6月20日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

久しぶりに面白い音楽に出会った。現代インドネシアの作曲家Dewa Alitによる現代ガムラン。めまいがする変拍子で妙なグルーブがある。
20人ほどの奏者が暗譜で飄々と一糸乱れず変拍子をこなすのも良い。
SIKLUS mov.3 (2019) by Dewa Alit youtu.be/dLBGFEXB2WY @YouTubeより

posted at 09:15:22

2020年06月18日(木)2 tweetssource

6月18日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

文科の「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」の公募、面白いかもなと思ったが採択予定1件か笑。
bit.ly/2UWgU60
しかも下手に大きな研究費を取ると研究時間が激減するという虚無が待っている。

posted at 23:29:32

6月18日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

@mofmofnyanko1 とんでもございません拝読いたしました。なぜ調査を中断したのか疑問ですが、この報告書自体が非常に価値の高いものです。
やまゆり園だけでなく日本中の施設での人権侵害を懸念していることも重要です。「課題は園だけではなく、他の障害者支援施設にも当てはまる普遍的な課題であると考えられる。」

posted at 20:23:15

2020年06月17日(水)4 tweetssource

6月17日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

看護について語った2回生の授業で、口にしていないはずのハイデガーについて質問を書いてきた学生がいたので全力で返事を書いた。

posted at 23:01:57

6月17日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

僕は閑散とした美術館の抽象的な空間が好きだ。
久しぶりだったのでこの空間の意味にあらためて気づくことになった。
美術は言葉にしないまま受け取ってよい。普段言葉の世界で生きているので、言葉にならないままの思考のための余白を生み出すことが大事なのだと思う。

posted at 12:57:28

6月17日

@yasuhikomurakam

村上靖彦@yasuhikomurakam

久しぶりの美術館。ほっとする。
ここはコレクション展がいつも秀逸。
床に敷いた巨大な黒板に寝っ転がり、眼前をウロウロするうさぎの描写を「足をなめた、腹は白いが耳は茶色い」と延々と続ける泉太郎、そして腐った馬肉の食中毒で死んだWolsの偏執狂的な細密画に目を奪われた。 twitter.com/nmaoJP/status/

posted at 09:18:57

2020年06月13日(土)2 tweetssource

6月13日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

ネカフェ難民が寄せ場と同じ構造を持つというような指摘が面白い。
僕の興味は、自分が幼少期から経験してきたことが、少なくとも三代さかのぼって戦争中からの経験の集積だという実感だ。
貧困に限らず暴力や差別など、さまざまな事象についてこのような「かたち」の歴史的変遷と継承が議論できる。

posted at 17:09:28

6月13日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

岩田正美『貧困の戦後史』筑摩選書。
闇市、浮浪者、バタヤ、炭鉱、多重債務、ホームレス、生活保護、ネカフェ難民、赤ちゃんポスト、と戦後の貧困の「かたち」を膨大な資料と人々の声から描いている。
貧困と一口に言っても多様な形があり、かつ歴史的な経緯のなかで現在目にする現れとの連続性がある pic.twitter.com/D6QZmRxOaH

posted at 17:03:52

2020年06月09日(火)1 tweetsource

2020年06月08日(月)2 tweetssource

2020年06月07日(日)5 tweetssource

6月7日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

上林暁「白い屋形船」講談社学芸文庫から。
脳卒中で片麻痺になった作家が右半身麻痺と口が聞けない状態で病床の上で見て思い浮かんだままを書いた私小説。
悲劇的では決してなく飄々とした不思議な味わいがある。シュールにすら思える文章の末尾で麻痺が明かされる。

posted at 20:24:47

6月7日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

一番印象的だったのは作家志望のさえないグラン(訳すと「偉大な人」)が、ペストで死にかけて三流の草稿を焼いたあと、回復し再度書き始めるときに「形容詞は全部捨てることにしました」と語ること。
形容詞が切り詰められるのはまさにカミュの文体。カミュが自分の文章修行を書いたようにも見える。

posted at 16:57:38

6月7日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

カミュ『ペスト』今更だが読了。
・ペストへの熱狂とでもいうべきものが描かれている(ロックダウンした途端に人びとが町にでて「濃厚接触」するほどに…静かに病む場合も…)。
・ペストは人物を照らす鏡なのだろう。
・現在「ケア」と呼ばれているものはタルーの臨終の場面でしか登場しない。

posted at 16:46:50

6月7日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

精神科の調査は本にできなかったのだけど思い出がある。そのおばさんは看護師さんがやってくるのを今か今かと玄関の外で待っててくれた。真冬じゃなくて寒い秋で全開の窓の外に赤い花が咲いていた。いろんな事物が堆積したちゃぶ台の上にセピア色の写真が数枚ならび娘たちの思い出話をしてくれたのだ。

posted at 08:43:23

6月7日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

精神科訪問看護にくっついて調査していたとき痛感した。
下町のおばちゃんが学会の幹部で、統合失調症の少女に編み物教室開いていたり、玄関に池田○作の銅像がたったぼろいアパートで真冬に扇風機五台いれてるおばさんの部屋で思い出話をきいた。ここは嫌な顔せず住まわしてもらえる、と。 twitter.com/mumeiseisinkaN

posted at 08:29:43

2020年06月05日(金)2 tweetssource

6月5日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

聴覚障害がある学生の情報保障のためパワポでZoom授業しながら、googleの自動逐語作成を使う2回線で大人数のオンライン授業。
画面に自動で字幕が出るサービスだと字が少ないので不便だそうだ。
学生は一画面にパワポと字幕を並べてメモも取れる。 pic.twitter.com/OXV6yMOM6R

posted at 19:05:44

6月5日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

『フェミニスト現象学入門 経験から「普通」を問い直す』ナカニシヤ出版。古怒田さんから頂き読了。
素晴らしい本です。
ジェンダーに限らず障害や人種も含め周縁におかれた当事者が語り始めるための武器として現象学があることが分かる。
個別の経験から出発することが連帯の方法になれますように。 pic.twitter.com/KIoSiiG8WI

posted at 18:56:33

2020年06月04日(木)1 tweetsource

6月4日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

アメリカの差別への抗議行動、被害者の側に共感して怒っている人が多いと思うのだけど、僕はいつも何か事件があると自分が「加害者になっているのではないか」っていう恐怖感がある。で、言葉がでなくなる。

posted at 08:56:36

2020年06月03日(水)1 tweetsource

6月3日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

この1年で「歴史」についての実感をえた(以前はただの教科書の記載だった)。5年後に本を書きたい。そこでまた現象学に戻ろう。
フッサールでもハイデガーでもメルロ=ポンティでもレヴィナスでもリクールでもない、体をとおして現れる「歴史」。
『ヴィータ』もそういう歴史を描いている。

posted at 23:44:35

2020年06月02日(火)2 tweetssource

6月2日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

研究室の現在の学生のテーマは、
調査系は、看護師や教師の実践、患者さんや患者家族の調査、当事者のピアグループなど。
テキスト系はリクール、ジェンダー論、西田などです。

奮ってご検討いただけたら幸いです。ご連絡いただける時はA4で2頁ほどの研究計画もあれば。

posted at 21:55:43

6月2日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

「哲学と質的研究」ご希望の方は7月の出願より前に相談いただけると幸いです。
博士前期・後期ともに「(調査を伴う)現象学的な質的研究」と「哲学のテキスト研究」どちらも募集しています。
大阪大学大学院人間科学研究科 大学院入試説明会 2020オンライン6月3日(水)15時
hus.osaka-u.ac.jp/ja/node/1684

posted at 21:45:17

2020年06月01日(月)2 tweetssource

6月1日

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村上靖彦@yasuhikomurakam

『ヴィータ』で方法上学んだのは、カタリナという不遇な女性の語りを丁寧に聴くことから始まるものの、かつて入院していた病院のカルテを調べに行き、担当医や受け持ち看護師のインタビューを行い、彼女を捨てた家族を探しに行くといった調査で「個人の精神疾患」が具体的に社会化されていくプロセスだ

posted at 22:47:30

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